食事はトレーニングと同じくらい、いやもしかしたらトレーニング以上に重要だとよく言われる。まったくその通りだと思う。
ところで、皆さんの周りには以下のような会話がなされることがないだろうか?
趣味で筋トレしているんだ!
じゃあ、プロテインも飲んでるの?
この会話の根底にあるのは、「プロテインを飲んでいるから筋肉がついている」と勘違いしている人が圧倒的に多いってことにあるのだと思う。
そもそもこの考えが間違っているのだ。プロテインを飲むのは、
「プロテインを必要とするくらい強度が高いトレーニングをしているから」
なのだ!
今回は食事についての考え方やプロテインの必要性について、私が思っていることを紹介する!
気をつけること
とはいうものの、私もそうだがボディービルの大会に出ようと考えている人はそうそういないだろう。だから、私レベルのトレーニーが気をつけるべきことだけを紹介する。
筋トレやっている人が気をつけるべきこと
- タンパク質は食事からしっかりとる
- 朝食を抜かない
- できるだけ空腹時間を少なくする
- 夕食は炭水化物をコントロールする
- プロテインはよく考えて飲む
1.タンパク質は食事からしっかりとる
タンパク質は食事からとるのを基本にしてほしい。決してプロテイン等のサプリメントだけで補強しようなどと、プロのような考えはしないように。
鶏肉、赤身の牛肉、卵(白身)、魚類がいい。豆類もいいのだが、吸収効率の面で劣ると言われている。
私は意識してタンパク質を取るようにしているし、できるだけ脂肪類を取りすぎないようにはしているが、実はそれほど気にしないで何でも食べている。それでもトレーニング頻度・強度が高いので太ることはない。
裏を返せば、筋トレやっているから何でも食べれるとも言える。まあ、大会に出るわけでもないし、何でも気にせず食べた方が人生楽しいだろ?
2.朝食を抜かない
朝食を抜くなんてまさに愚の骨頂だ。というか、トレーニーにとって朝はいつも腹が減っている状態なので、一刻もはやくカタボリック(筋分解優位)→アナボリック(筋生成優位)にもっていきたいと思うはず。これは説明するまでもないだろう
3.できるだけ空腹時間を少なくする
②で書いたように、筋肉をつけたいトレーニーにとってカタボリックな状態はできるだけ避けなればならない。空腹よりは多少カロリーがあってもクッキー等お菓子を少し食べたほうがいいと思う。
この点は、サラリーマン時代は結構苦労した。就業中は大っぴらにデスクで食べるわけにはいかないからだ。私はこっそり休憩室等で、プロテインバーを食べていた。
4.夕食は炭水化物をコントロールする
まあ、ボディービルダーではないので、あまりに気にするところではないが、むだに脂肪をふやしたくなければ、夕食のごはんはやや少なめにするのがベターだろう。
私は直近のトレーニング状況で炭水化物の量をコントロールするようにしている。つまり、脚トレなど高強度でトレーニングした日周辺は山盛りのごはんを食べるが、そうではないときは小盛りにするなどだ。
尚、完全に炭水化物をカットするダイエット等がちまたで言われているが、ゴツイ体を作ろうとしてうならばやめておこう。筋肉をつけたいときはむしろ進んで耐水化物を取った方がいいのだ!
5.プロテインはよく考えて飲む
今回のブログで私がもっとも言いたかったのはココだ。
私がトレーニングを始めたころは店でプロテインを買うときはちょっと勇気がいったものだった。なにしろほとんど買う人がいなかったので。
今はどうだろう。老いも若きも男性も女性もファッションのようにプロテインを買いまくっている。またこのブームにあやかろうと各メーカーも、さかんにいろんなフレーバーを開発、宣伝している。
でもちょっと待ってほしい。本当にプロテインが必要なほどのトレーニングをしているのか?はっきり言って、初級レベルやチョコ●●●にあるマシンレベルのトレーニングでプロテインなんて必要ない。
お金の無駄だ。
バレンタインデーにチョコを配るようにうまく飼いならされたのと同じくらいプロテイン業界やマスコミに洗脳されているのではないかと思う。
思いかえせば私も最初はプロテイン教の信者だった。プロテインさえ飲んでいれば勝手に筋肉がついてくるとさえ信じていた。
だがいつもお金がなかったし、知識がついてきて効果も?だったので、プロテインは必要に応じて飲むように変えた。
つまり、高強度トレーニングをした直後や筋トレの影響が残っていると感じている時だけ飲む方法だ。
結果、筋肉の成長速度はまったく問題なかった(と思う)。
プロテインを毎日山盛り飲む必要に迫られるのは、ボディービルダーや競技スポーツ選手のように、常に強度の高いトレーニングをしている者だけだと理解してほしい。
ちなみに、私が愛飲しているプロテインはコレだ↓
現役パワーリフター大谷さんが開発した国内加工品だ。私が調べた中では一番コスパ、品質が良い。もちろんアミノ酸スコア100。味は好みだろうが、私は一番安いプレーンで十分だが売り切れていることがある。ほかのフレーバーでも十分安い。
まとめ
以上、食事とプロテインについての持論を書かせてもらった。
特に最近のファッション感覚のようなプロテイン事情についてはヘキヘキしているので、少々熱くなってしまった。
皆さんもプロテインを飲む前に、自分は本当にプロテインが必要なレベルのトレーニングをしているか自問してほしい!
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