ハイエースにDIYでドラレコを取り付け!「全行程」を紹介しよう!意外に簡単だ!?

ハイエース車中泊 & カスタム
ドラレコはDIYで取り付けよう!「全行程」を詳細に解説!
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 今やドラレコは車の必需品とも言っても過言ではないだろう。

 ニュースでドラレコが捉えた事故発生時の映像を見るたびに、私の愛車ハイエースにも早く取り付けねばと思っていた。

 だが、なんだかんだで数年ほど経過してしまった。。。

 この間、幸か不幸かドラレコの普及がさらに加速し、各メーカーの商品モデルも乱立状態になった。

 おかげで、価格競争や型落ちが発生し、かなりハイスペックなモデルが手ごろな価格で入手できるようになってきた!

筋肉おやじ
筋肉おやじ

そろそろ取り付けるか!

 だが、商品モデルが乱立状態ってことは、裏を返せばどれを買ったらいいのか大いに迷うところだろう?

 今回は、私がドラレコを購入する際に重視したポイント「DIYによる取り付け方」をわかり易く紹介しよう!

 どのタイプのドラレコを買えばいいのか迷っている方、取付作業工賃を浮かせたい方、自力でチャレンジしてみたい方、は是非参考にしてほしい!

このブログで得られる情報

  1. ドラレコを選ぶ際に重視したポイント(私個人の視点なので、あくまでも参考程度に)
  2. ユピテル「Y‐3000」の紹介
  3. ドラレコをDIYで取り付ける方法(代表車種200系ハイエース)

ドラレコについて

 これからドラレコを購入する方は最低限前後2カメラ以上を購入しよう!

 理由は言うまでもない。煽り運転など昨今は後方から問題が発生するケースが多いからである。

 ちなみに、私がドラレコ購入にあたって重視したポイントを以下にまとめてみた。

ドラレコ購入の際に重視したポイント

  1. 限りなく全方位をカバーできる(ハイエースのようなバンタイプでも)
  2. 画素数/解像度は200万画素で十分(これ以上は無駄なコストUP要因)
  3. 駐車監視機能はオプションでOK(もちろんほしくなったときは自作予定)

①全方位カバー

 先にこれから購入するなら最低限2カメラ以上と記載したが、私は2カメラでは不十分だと考えている!

 このことを確信させるエピソードが最近あったので紹介しよう。見た人もいるのではないだろうか?

 先日ニュースで、「十字路を直進中に左側面から突っ込まれた事故」のドラレコ映像が紹介されていた。この事故映像は、事故にあった車のすぐ後ろを走行していた車に搭載されたドラレコのフロントカメラがとらえた映像だった。

 事故車はというと、、、こちらにもドラレコは搭載されていた。この映像も同じニュースで紹介されていたが、「ドン」という衝撃音とともにカメラが揺れる映像と、運転手か同乗者の悲鳴のような声だけだった。

 どうやらこの車はのドラレコは、前後カメラタイプだったようだ。

 私はこのニュース映像を見て、

「やはり、前後カメラだけでは不十分だな!」

 あらためて確信した。

 ちなみに衝突してきた車は、あろうことかそのままタイヤを切り返して、直進して逃げていったところでニュース映像は終わった。

 運良くすぐ後ろの車にカメラが搭載されていたので、おそらくその映像から逃走車両は特定されただろうが、そうでなかったら、場合によっては解決までに時間がかかる案件になっていたかもしれないのだ。

せっかくドラレコを搭載しているのにこれではあまりに悲しい!

 ということで、私はできるだけ全方位をカバーできる3カメラを第一優先にした。

筋肉おやじ
筋肉おやじ

この場合、360°カメラこそが真の全方位なのかもしれないが、360°カメラは「球面画像の歪み」と「後方の撮影範囲が狭い」という欠点がある。特にハイエースのようなバンタイプだと後方が広いので、これは致命的なのだ。360°+リアカメラという商品もあるにはあるが、今回は3カメラを選択した。

②画素数/解像度

 多くの人は画素数解像度※が高ければ高いほど良いと考えているだろう。もちろんそれ自体は間違ってはいない。

 だが、ドラレコ映像を映画撮影用に使おうと考えているならともかく、通常は接近してきた車のナンバーや相手の顔、信号機などの周辺状況が十分認識できる画質で記録されていれば十分であろう。

筋肉おやじ
筋肉おやじ

※ここで画素数と解像度は間違いやすいので一度簡単に整理しておこう。

画素数:映像の入力にかかわる数値。つまり入力映像の細かさの限界値を指す

解像度:映像の出力にかかわる数値。つまり出力映像の細かさの限界値を指す

 この前提に立つと、いわゆる画素数:200万画素、解像度:200万画素(いわゆるフルHD:1920×1080)のスペックは、必要十分な画質であり、これ以上画素や解像度を上げてもシロウト目には変わらない領域にきていると思うのだ。

 再生時に見分けがつかないのに、数字の違いだけで高いコストを払うのは、「バレンタインデー=チョコレート」みたく、メーカー戦略にのせられているようで不本意だ。

 ということで、私は画素/解像度とも200万で十分だと思っている!

(あくまでも個人的な意見だ。数字を追い求めることに満足感を感じている方はそれもアリだろう)

③駐車監視機能

 標準仕様で駐車監視機能がついている商品は、正直そのままではたいして役に立ちそうにない。なぜならば、記録媒体のメモリー容量もさることながら、ドラレコの常時電源として使っている車のバッテリー容量にも限界があるからである。

 一般的に車のバッテリーは、エンジン始動時の容量を確保するために、12V以上をキープしていることが望ましいとされる。

 なので、駐車監視モードでも、バッテリー電圧が12Vを下回った場合は早めに監視を停止させた方がいいということになるだろう。特に購入後数年以上経過ているバッテリーは気をつけた方がいい。

 こうなると、監視時間はバッテリー残容量で決まってしまうので、普通車に搭載されているような小型のバッテリーでは、長時間の監視は期待できないというか期待してはいけない!

 もしも駐車中も気になるということで監視をしたいなら、電源ソースを車のバッテリーではなく、別途モバイルバッテリーやポータブル電源にした方がいいだろう。

筋肉おやじ
筋肉おやじ

私も駐車監視の必要性を感じてきたら、DIYでシステムを構築してみたいと考えている。だが、今は必要性を感じていないので、駐車監視はオプションとして商品化されているモデルを候補としたのだ。

取り付け機種

 以上の3つのポイントをクリアーしている商品の中から実際に購入した商品が「ユピテルの全方位3カメラドラレコY-3000」だ。

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ユピテル3カメラドラレコY-3000

 実は、だいぶ前からこの商品は気になっていた。

 そうこうするうちに、運良く2023年7月にユピテルから標準仕様で駐車監視ができる新モデル「Y-3100」が発売されたので、この商品が型落ちとなったのである。

 当然、実勢価格はどんどん下がり、最近ようやく下がり切った感じになっていたのだ。

筋肉おやじ
筋肉おやじ

ちなみに、Y-3100は標準駐車監視モード+微妙なアップグレードがなされたくらいで、Y3000と瓜二つだ。駐車監視機能がいらない、もしくは必要があれば、後から自分で付けようと考えている私にとっては、Y-3000の価格ダウンはまさに願ってもいない展開だったのだ!

ユピテルドラレコY-3000
ユピテルドラレコY-3000。電源コード端は端子もなにもついていないむき出しの状態。まあ、この方がDIYで取り付けるには都合がいい!

 この商品は、電源の取り出し線の先端は無加工で出荷されているので、ギボシでオスメスつなぐことができるように、自分で加工する必要がある。

 なので、必ず電工セットを準備しておこう!検電テスターを持っていない方はテスター付がおすすめだ。

 いずれも車いじりの必需品なので、今後も無駄にはならないはずだ。

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電工セット エーモン(検電テスター付属)

ギボシ加工

 最初に製品側の電源コード(赤色)先端にオス端子のギボシ加工しておこう。

筋肉おやじ
筋肉おやじ

配線の基本として、電源側にメス端子加工、非電源側にオス端子加工を施す。オス端子は先端が導体むき出しのため、こっちを電源側に設置すると、どこかに接触した時にショートする危険があるからだ。これに対し、メス端子は絶縁物でカバーされているので、接触してもショートしないのだ!

配線被覆剥ぎ取り
購入時の芯線部分が短いので、追加で剥がした(赤の方)
ギボシ加工
オス端子にこの向きで先にカバーを被せる。ギボシ加工前に被せないと通らないので注意しよう
ギボシ加工
2カ所のカシメ位置が被覆部と芯線部にあたる位置に端子を付ける
ギボシ加工
圧着工具で圧着。ハート形に食い込むので、非常に強固だ!
ギボシ加工
2カ所圧着したところ。きれいにハート形になっている
クワガタアース端子
マイナス側はボディーアース用にクワガタ端子を同じように加工した
筋肉おやじ
筋肉おやじ

この端子圧着工程は、ベンチやニッパーでもできるのでは?と思う方がいるかもだが、それだとただ平らにつぶすだけで、簡単に外れてしまうのでやめておこう

 必ず専用圧着工具を使うこと!

ハイエースに取り付け

 いよいよハイエースに取り付けてみる。

 このブログを見れば誰でも自力で取付できるように、全行程を詳細に紹介しよう!

 車種が違っても基本同じだ。

電源取り出し準備

 今回のドラレコは、駐車監視モードは使わないので、エンジンがかかっている時だけ動いていればよい。このような場合はアクセサリー電源(ACC)から電源を取るのが一般的だ。

筋肉おやじ
筋肉おやじ

間違っても常時電源(ルームランプ等)から取ることがないようにしよう!バッテリー上がりの原因になる。

 ハイエースの場合、助手席グローブボックス下のヒューズボックスにACC No1ACC No2 7.5Aという、おあつらえ向きのヒューズがある。ココから電源が取れるようにヒューズを差し替えよう!

筋肉おやじ
筋肉おやじ

Y-3000のカタログを見ると、消費電力は7.5Wとあった。5V入力(12Vから変換)なので、電流値は1.5Aだ。なので、7.5Aの電源で十分だろう!

 念のため、検電テスターでACCの時の充電有無を確認しておこう。

キー
キーをACCに合わせる。最近の車はプッシュボタンの方が多いだろうか。。。
ヒューズボックス
今回取り出すヒューズは写真上段の白いケースの中にある。手前の黒ボックス内にもヒューズはあるが、ココはヒューズ間が込み合っているし、足も当たりそうでイマイチだ。
ヒューズボックスの蓋
ヒューズボックスの蓋には役割が記載してある。今回は7.5A ACC No1を使う!
検電テスター
検電テスターを使うときは必ずマイナス端子として、ボディーの金属部分を鰐口で挟んでから使用する。今回は近くのドアのボルトにした。
検電テスター
目論見通り、テスターが光った。ちなみに、キーOFFでは光らなかったので、このヒューズは間違いなくACC電源だ!

ヒューズ交換

 先にヒューズからドラレコ電源を取り出せるところまで行っておこう!

ヒューズ取り出し
ヒューズをつまみ出す道具は助手席下バッテリー脇のヒューズボックスのケースに付属している(ハイエースの場合)
ヒューズ取り出し
これでつまみ出せばいい。簡単だ!
ヒューズ取り出し
ヒューズを抜いた後、左右の端子に検電器を当てて、どっちが光るか確かめる。光る方が電源側(バッテリーの+側)だ!
ヒューズからACC電源取り出し
光る方の端子にコードが来るようにエーモンの差し替えヒューズを取り付けて一旦完了!
筋肉おやじ
筋肉おやじ

ヒューズ取り換え時には電源側(テスターが光る方)の端子に取り出しコードがくるようにしよう。逆側につけると、もともとのヒューズに余分な電流が流れ込むためだ。特別な意図がない限り、この向きにセットしよう!

筋肉おやじ
筋肉おやじ

尚、車の電源関係をいじる際は、念のためバッテリーのマイナス端子を外すことが推奨されているが、今回はACC電源なので、特に外さないでもいいだろう(作業中はキーオフ)。常時電源をいじる場合は外した方が確実だ。端子が不用意に車のボディーに触れると即ショートすることを防止するためだ!

また、一時的でもバッテリーからの電源供給がストップする場合は、車種によっては車のメモリー機能(時計やコンピュータ)が一時的に消失する可能性があるので、下記のようなバックアップ用電源をつないだ方がいいだろう

配線取り回し

 カメラの正確な取り付け位置決めは最後にやるとして、まずはざっくり配線を取りまわしていこう。

 DIYで取り付ける際に、ココが一番ネックになると思うが、流れさえつかめればそれほど難しくはない

フロント周り

ハイエースグローブボックス取り外し
まずはグローブボックスを外す。親指で押さえている部分を押しながらツメロックを外し、ボックスを引き出す感じに力を加える。右側も同様にやると簡単に外れる
ハイエースグローブボックス取り外し
外したところ
ハイエースAピラー取り外し
次にAピラーを外す。まずは取っ手から。普通サイズのマイナスドライバーだと入りにくいし傷をつける可能性大。極小タイプだと簡単に食い込む
ハイエースAピラー取り外し
2カ所ネジで止まっているので、プラスドライバーで外す
ハイエースAピラー取り外し
ウエザーストリップを引っ張って外す。これは簡単に外れる
ハイエースAピラー取り外し
Aピラーを引っ張って外す。ここは上側一カ所のピンで止まっており、先端は差し込んでいるだけなので、すぐに外れる
ハイエースAピラー取り外し
外したところ。上側に一カ所ピンがある
フロントカメラ配線
フロントカメラ用の配線を先に行っておく。針金をダッシュボードに通しておき、下側の針金に電源ピンに巻きつける。さらにビニルテープで巻いておいた方が通りやすい
フロントカメラ配線
上から針金を引っ張って、電源をダッシュボード上に引き出す。とりあえずココまで

サイド周り

 次にサイド周りだ。ここはひたすらウエザーストリップをはがしていくだけだ。シートベルトも外しておこう。

ウエザーストリップ外し
ガンガン外す。ココも簡単だ!
シートベルト外し
助手席と後部座席のシートベルトを外す。パカっと開く
シートベルト外し
ボルトを外す。ココはパワーのある私でも非常に固かったので、心してかかった方がいい
Bピラー外し
Bピラーが緩まった。外す必要はない。緩めればOK!
筋肉おやじ
筋肉おやじ

今回もそうだが、DIYでは径違いのボルトを回すことが多いので、径違いレンチを一式持っておくと非常に便利だ。私も以前は組み立て式家具購入時についてくる薄っぺらい簡易レンチを使っていたが、径違い専用レンチに変えて作業性が格段にアップした!

筋肉おやじ
筋肉おやじ
断熱ボード取り外し
これもDIY作品だ。なかなかいい感じなので、興味のある方は是非ブログ訪問を!
断熱ボード取り外し
取り外し完了!Cピラーを緩めておく(すでにDピラーも緩んでいるが)
筋肉おやじ
筋肉おやじ

通常はここでフロント側からリアカメラ用の配線を通す作業になるのだろうが、、、私はチョット頭を使ったので、ここではまだ配線は通さない!

人間は考える葦である by パスカル(フランスの思想家)

 次に進もう!

リア周り

 ここは配線が通しにくい(特に蛇腹の部分)とネットでよく言われているが、

私のやり方だとそんなことはなかったので、是非私のやり方でチャレンジしてほしい!

リアカバー取り外し
リアドア上部のカバーを外す
リアカバー取り外し
ここはピンが5カ所あるので、位置を意識しながら指先に力を入れるとバチバチ外れる。最初はチョット勇気がいるかもしれないが、そう簡単には割れないので大丈夫だ。
筋肉おやじ
筋肉おやじ

ここからが今回頭を使ったところであるフロントカメラ本体に差し込むリアカメラコネクトピンはI型でスッとしている。なので、リアカメラのL字形状のコネクトピンよりも蛇腹を通しやすいはずだ!

ドラレコのピン
リアカメラに接続するピン。この形状で蛇腹を通すから難しいのだと思う!
フロントカメラに接続するピン。この形状だと蛇腹も比較的簡単に通せそうだ!これをリアからフロントに向けて伸ばしていけばいいんじゃね?

なので、リアカメラ配線はリアからフロントカメラに向かって通していった!

ドラレコリアカメラ配線作業
リアカメラを取り付ける位置付近から、配線ガイドの代わりに手持ちの針金を先に通していく
ドラレコリアカメラ配線作業
問題の蛇腹まで通していく
ドラレコリアカメラ配線作業
I型ピンが抜けないように針金に巻きつける
ドラレコリアカメラ配線作業
その上からビニールテープでぐるぐる巻きにする
余裕で蛇腹を通過!全然難関ではないぞ!

 ネットで難関と言われている蛇腹を、思いのほかスッと通過した!

 ただ、もしも通過し難いと感じたら、シリコンスプレーを吹き付けると圧倒的に滑りが良くなるので試してみるといいだろう。

 また、私はフロントのダッシュボードも含め適当な手持ちの針金を使って予備線としたが、確かに扱い難いので不安な方は専用配線ガイドを使えばもっと楽に作業ができるはずだ。

リアから室内に配線引き入れ

 リアカメラ配線をリアからフロントに引き込んでいく!

リア配線引き込み
引き入れた配線が見えやすいようにリア助手席側の天井止めピンを一カ所だけ外しとくとよい。
リア配線引き込み
ピンを外すとこのように天井が緩んで見えやすくなる
リア配線引き込み
まずは針金(配線ガイド)を先に通していく。ちなみに、見えている赤黒のコードはソーラーパネルから引き込んでいるMC4端子ケーブルだ
リア配線引き込み
居室に引き込んだ。ココは簡単に引き込めるはず
リア配線引き込み
Cピラー、Bピラーと順に通して助手席まで引き回していく。ココもただ通すだけなので簡単だろう

電源取り出し&画像チェック

 ここまで来たら、電源周りの配線を完成させて、きちんと配線が取れているかチェックしてみよう!

アース
製品のマイナス線(黒)は適当な近くのボルトに友締めしてアースしておく。とにかく車のマイナス端子はボディーにつなげばOK!
ヒューズからの配線取り出し
最初に作ったギボシのオスとエーモンヒューズのメス端子をつなぐ。接続部は追加で耐候性テープで巻いて補強しておいた方が良い。
電源チェック
キーをACCに入れると、、、バッチリ初回フォーマットを聞いてきた!
電源チェック
フォーマットが終わるとカメラが起動。リア、フロントとも配線はOK!

カメラ位置合わせ

 ようやくカメラの位置を正確に合わせる。まずはリアから。

 バックドアのプラスチック面ではなく、必ずガラス面に取り付けるようにしよう!ブラスチック面だと夏に接着性が低下し、剥がれる可能性が高い。

リアカメラ取付
取り付け面のガラスをアルコールできれいにフキフキする
リアカメラ取付
リアカメラ&室内カメラ取付完了!

 次にフロント側だ。位置は好き好きがあるだろうが、私は運転中にモロに視界に入るのは好まないので、バックミラーに隠れるような位置に固定した。

 この時、ワイパーの範囲に入るように設置しないと雨や雪の日に役に立たなくなるので注意しよう!

 また、法的にはガラス面の上部20%の範囲に貼り付けることになっているのでこちらも要注意だ!

フロントカメラ取付位置
何度も吟味した結果、この位置に決めた。ココも取付前はアルコールでフキフキすること。また、接着性が落ちるため、カメラ本体はできるだけ取付初日は付けない方が良い

 前後カメラの位置を固定したら、余分な配線を隠していく。この際、テサテープ(結束テープ)があれば、作業しやすい

 束ねるだけなら安いビニルテープで良いのでは?と思うかもだが、ビニルテープは耐候性がないので夏になるとすぐにベタベタしてくる。やめておこう。

 そうそう頻繁にメンテナンスするところでもないので、ココはケチらないで専用テープを使おう!色々なところに使えるので、一巻でも持て余すことはないだろう。

配線隠し
フロントの天井に配線を隠す時に助手席側サンバイザーを緩めておいた方が隠しやすいだろう。完全に外す必要はない
余った配線はダッシュボード裏に結束テープと結束バンドで固定しておく
配線隠し
隙間にひたすら配線を隠していく
配線隠し
リアカメラ用の配線もかなり余るので、同じく束ねてリアカバー内に固定しておく
完成。リア&室内カメラ
フロントカメラ。いい感じに仕上がった!

最後に

 今回初めてドラレコを取り付けてみたが、1人で写真を撮りながら作業したこともあり、3時間以上かかってしまった。

だが、とても楽しい作業であった!

 完成後はむだな配線が全く見えないので、シロウトながらまあ合格点ではないだろうか?

 まあ、今回の方法の唯一の欠点は、ヒューズボックスの蓋が閉まらなくなる点だろう。当然ヒューズボックスはむき出しになっている。蓋は使わないので大事に保管しておこう。

 ちなみに、プロは電源をナビ裏から取るようなので、ココだけがシロウトっぽいと言えばそうなのだが、ヒューズボックスは見ようと思わなければ見えないし、位置的にも足が当たることもないので問題なし

 何度か走行テストしてみたが、事前の想定通り画質は十分だ。操作性も慣れてくれば問題ない。

筋肉おやじ
筋肉おやじ

今回のユピテルY-3000は2024年4月にネットで購入したのだが、2024年1月出荷分からマニュアルはネットPDFを参照に変わったらしい。まあ、どっちみち紙のマニュアルはほどんど見ないので、実害はない。

 ヒューズボックスからの電源取り出し等、電装系にアレルギーのある方でも本ブログを見れば誰でもDIYで取り付けできるだろう!?

 この程度の作業で1万~1.5万円の工賃を取られるのはもったいないぞ

 これからドラレコを取り付ける方はDIYでチャレンジしてみよう!

 ※まあ、時間はないがお金が有り余っているという方についてはもちろん止めはしないが。。。

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