長い冬が終わるといよいよ車中泊旅にいい季節の到来だ。いうまでもなく春や秋は、暑からず寒からずのベストシーズンだ。
夏はというと、、、チョット夜が寝苦しい。特に標高が低いところでは、都市部であれ郊外であれ締め切った窓ではとても耐えられない。
かといって、窓を全開にすると虫攻撃の餌食になる。。。
今回は、こんな悩みを解決するハイエース専用網戸【エコネット】を紹介しよう!
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エコネット ハイエース夏場の車中泊について
私が車中泊をするときは、趣味の登山遠征とセットであることが多い。
この際、真夏以外であれば、何かと便利な登山口近くの郊外で夜明け前まで車中泊をして、早朝登山口に移動することがよくある。
だが、真夏はさすがに暑さが厳しいので、そのまま夜のうちに登山口まで行って車中泊をするパターンがほとんどだ。
登山口の標高が比較的高い場合は、車を止めてしばらくはエンジンの熱で暑く感じるのだが、時間が経つとエンジンの熱も冷め、車内扇風機だけでも十分過ごせることが多い。朝方はむしろ寒いこともある。
だが、標高が低い登山口は別だ。
まあ、都市部よりは数度は気温が低いのだろうが、エンジンの熱が冷めてもしばらくは暑さが続くことが多い。
こんな時に、
窓を少しでも開けることができれば状況はかなり変わるはずだ!
網戸有無を含め、炎天下の車内がどのような環境になるのかを実験してみた。興味がある方は是非!
車中泊で本当に必要なもの・あったら便利なものを紹介しているのでこちらもご参考!
フロント窓に網戸という選択
最初に書いたように、窓を開けるなら虫対策は絶対に必要だ!
特に登山口など山が近いと、車内のちょっとした明かりでも、ものすごい勢いで虫が寄ってくる。野外のキャンプ場で、夜にヘッドライトをつけてトイレに行ったときなどを想像すればわかるだろう。
一匹でも蚊や蛾が車内に飛び込んできた日には、ゆっくり寝ることもできない!
なので、少しでも窓を開けたい場合は、目の細かい網戸が絶対に必要なのだ!
網戸を準備するには二つの方法がある。
網戸を準備する
- DIYで製作する
- 車種専用設計商品を購入する
①DIYで製作
網戸自体は単純な構造なので、段ボールや発泡断熱材を型枠にとって、市販の網戸用の網をうまく貼り合わせればば、DIYで簡単に作ることもできるだろう。
私も最初はそのように考えたのだが、DIYの場合に問題になりそうなのは、使っていない時の収納性の方だ!
窓枠は結構な大きさなので、いくら薄いとはいえ、あんなものが左右2枚分も荷室にあると邪魔でしかたがないだろう。
仮に半分に折って収納したとしても、型が崩れて機能性に問題が生じてしまいそうだ。
車中泊登山では、疲れた体をリフレッシュするために頻繁にストレッチをするので、邪魔にもなるだろう。
DIY好きの私も、この収納時の嵩張りがネックで製作を躊躇していた。
②車種専用設計商品を購入
今はそれなりに売れている車であれば、車種専用設計の網戸が商品化されている。
価格もお手頃だ。
ハイエースも専用設計の商品【エコネット】を見つけたので、今回はこれを購入することにした。
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エコネット ハイエースエコネットの特徴
まずはエコネットの特徴を紹介しよう。
エコネットの特徴
- 専用設計なので窓枠にピッタリフィット
- 折りたたみ設計なので収納時にコンパクト
- 網目が小さすぎず大きすぎずでちょうどよい
- 頑丈な造り
①ピッタリフィット
さすが車種専用設計だけあって、窓枠にピッタリ収まる。
まれに底辺がきつめで浮くことがあるが、その場合は窓枠の上面がピッタリとハマっていないことが多いので、やり直せばよい。
②コンパクトな収納
後半に写真で紹介しているが、展開がトリッキーなので、収納時はとてもコンパクトに収めることができる。
リア座席の背面差ケットやどこかの隙間にでも収めておけばいい。
このコンパクト設計は、何かと荷物が多くなる車中泊ではありがたい。
③ちょうどいい網目サイズ
網目が小さすぎると風通しが悪くなる。
逆に大きすぎると虫が侵入してくる。
エコネットは私から見ても絶妙な網目サイズをしており、きちんと設置すれば虫の侵入はパーフェクトに遮断することができる。
④頑丈な造り
私のエコネットは、購入後すでに4年近く使っているが、まだ破損も穴も開いていない。
シッカリした造りは、これで証明されていると言えるだろう。
エコネット使用レビュー
では、早速実際の使用レビューを紹介しよう!
展開の仕方
写真のように、展開も収納も実に簡単にできる。
収納は一瞬どうやるのか?と思ってしまうが、外枠は形状記憶合金になっているようで、適当にさわると自然と元の形に戻ろうとするので心配無用だ!
ハイエースに装着
今度はハイエースに装着してみよう!
このように装着も実に簡単だ。
慣れれば10秒くらいでできるだろう。
車中泊では、できれば暗くなる前に早めに装着しておくのがベストだ。
暗くなってから明かりを付けて装着しようとすると、その明かりに虫が寄ってくるからだ。
もう一つ注意点としては、網戸を装着した状態で窓を大胆に何度も開け閉めしてはいけない。
窓開閉のモーターに負荷がかかり過ぎて不具合を起こす可能性がある。もちろん、網戸にも良くない。
実は以前、不注意で助手席側だけ網戸を装着したまま走行したことがある。この状態でウインドウを全開まで上げ下げしていたら、動くには動いたが、網戸を外した後も窓開閉時にしばらく異音がしていた。。。1カ月くらいかけて自然に直ったのでよかったが。
効果は?
肝心の効果であるが、ある程度風がある日はもちろん効果抜群である。
車内に風の流れがあるかないかでこんなにも違うのかと思うほどだ。
虫も網戸を装着した状態で侵入したことはないと思う。
リアのスライドドアの出入りで不覚にも侵入されることはよくあるので、こっちは別途気をつけるしかないが。。。
一方で、風がない日は、残念ながら網戸だけでは暑さ対策としての効果は小さい。
そりゃあまあそうだろう。
風が弱い時の対策
風が弱いときは車内扇風機と併用すると良い。
扇風機を二つ使うのがポイントだ。
使い方はこうだ。一つは車内や自分に向ける。もう一つは網戸にしているフロント窓のどちらか(通常は助手席側だろう)に向けるのだ。こうすると社内に滞留している熱が強制的に車外に放出されるので、状況は大幅に改善される。
ポータブル電源を持っている方は、100V対応のクリップ式扇風機を準備すると良い。
充電式とは圧倒的に違うので是非試してほしい!
これがあれば、少々不快な夜も安心して寝ることができるだろう。
スポットクーラーについて
ところで、世の中にはスポットクーラーなるものがある。
気になっている方も多いだろう。
価格はピンキリだが、数万円前後の安い製品は扇風機と変わらない性能なので、やめておいた方がいい。
5万円以上の製品だとそれなりに満足のいく仕様になっているので、予算と電源と十分な車内スペースがある方は、このスポットクーラー導入を検討してみるのもいいだろう。
ただし、あくまでもスポットクーラーはスポットだ。車内全体を冷やすにはハイパワーの大きなコンプレッサーが必要だ。ポータブル程度の大きさでは明らかに能力不足である。これは家庭用クーラーの室外機やエンジンルームのコンプレッサーの大きさ・重さを見ればわかるだろう。
ちなみに、私はそもそも冷房が苦手である。
なるべく自然な風で暑さをしのぎたい派なので、いまのところはスポットクーラーは選択肢に入らない!
冷房を使い過ぎると、身体が暑さに適用できなくなるような気もするし。。。
最後に
真夏の平地での車中泊はできるだけ避けたい。
私は例年、8月の車中泊は避けている。
だが、どうしても車中泊の禁断症状が出て仕方がない方は、本記事で紹介したアイテムで乗り切ろう!
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