車好きでもこのような方、結構いらっしゃるのではないだろうか?
本記事ではだれでも簡単に施工できると評判のギガクリスタル「MK-10H」を筆者が実際に使ってみた実践レビューを紹介しよう!※①

今回施工した筆者の愛車ハイエースは、2015年購入のかれこれ10年モノなので、「今さらガラスコーティングしても・・・」と考えている方も超絶参考になるだろう!
※①商品は「株式会社トータルネットぷらんにんぐ」から提供していただいた

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はじめに
車のガラスコーティングは筆者もずいぶん前から興味はあった。
だが、大多数の方と同じように、お高い施工費用(ハイエースならザっと10万円程度はかかるだろう)を払ってまで専門業者にお願いするほどでもなく、かといってDIYで施工するにはちょっと難易度が高そう・・・と勝手に思っていた。
ギガクリスタル【MK-10H】との出会い
そんな時にギガクリスタル「MK-10H」の評判を知った。

なんでも、水溶性なので初心者でも失敗することなく、簡単に施工できるという。

本当か?
ガゼン興味が湧いてきた筆者は、早速商品を入手して愛車ハイエースに試してみることにした!

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ギガクリスタル【MK-10H】とは?
ギガクリスタル「MK-10H」とは、「株式会社トータルネットぷらんにんぐ」から販売されている「硬化型ガラスコーティング剤」のことである。
磨きのプロも使用しているという本物の商品だ。
すでに紹介したように、「MK-10H」は多くのガラスコーティング剤のように石油系ではなく水溶性なので、コーティングが初めてという方でも簡単に施工できるのが大きな魅力だ!
ギガクリスタル【MK-10H】のメリット
ガラスコーティング剤で一般的な石油系溶剤の場合、パネル毎に塗り → 拭き上げ → 塗り → 拭き上げ・・・を延々と繰り返す必要がある。この方法は時間との勝負になるので、慣れていない(ガレージのような良好な施行環境もない)と塗りムラができる可能性が高い。しかも一度塗りムラができると簡単にはリカバリーができないのだ(再研磨しかない)。これがガラスコーティングが初心者には難しいと言われるゆえんだ!
これに対し、ギガクリスタル「MK-10H」は水溶性なので、一気に塗布して自然乾燥(約1時間) ➡ 水洗い ➡ 水滴拭き上げでコーティング完成なのだ!もちろん、塗りムラも発生し難い!
それでいて、超鏡面のヌルテカ状態がロングライフで継続する高い耐久性をもちあわせている!※②またオールカラー対応なので、どんな車でも気にすることなく使用できるのもうれしい!
※②耐久性は車の保管状態によって大きく変わる。ちなみに筆者のハイエースは車庫なし・陽当たり良好の野ざらし状態(😂)で保管している(カーポートを設置するスペースがないので・・・)。
ギガクリスタル「MK-10H」の価格は7,980円(税込)だ。しかも専用施工道具(スポンジ・マイクロファイバー・撥水スプレー(KMGCコート)・予備コットン・鏡面グラフェン(キャンペーン中なら無料で1本ついてくる))もセットでついてくる。これはお得だ!

7,980円という価格は洗車のイメージだと高いが、ガラスコーティングの施工と考えると破格の安さだと思う(自分の工賃が入っていないというのもあるが)。もちろん、安かろう悪かろうではないことは筆者のレビューを見ればわかるだろう!
ギガクリスタル【MK-10H】実践使用レビュー
ココからは実際に筆者の愛車ハイエースでの施工レビューを紹介しよう。
本記事では施工の段取り〜実際の作業の流れまで詳細に解説している。

また、私が作業していて気付いた点についてもコメントしているので、これから施行を考えている方にも超絶役に立つだろう!
筆者のハイエースは屋根にソーラーパネル、フロントにグリルバーをカスタムしているのだが、今回の作業に合わせて一旦取り外した。それぞれのカスタムに興味がある方はこちらの記事も合わせてどうぞ!
その前に・・・
施行決行日について(重要)!

ギガクリスタル「MK-10H」の完成までの日数はTotal5日間必要だ。
つまり、理想的な施工日は、真冬以外の温暖な季節に、5日間ずっと☀が期待できる日ってことだ。
だが、自宅にガレージでもない限り、さすが5日間も☔に濡れることがない日を選ぶのは至難の業であろう!
5日間連続☀は運次第なのであきらめるとして、、、最低でも2~3日程度は確実に☀(もちろん夕立や雷雨の確率も低い)が続くことを確認した上で施工決行日を決めよう!

私もはやる気持ちを抑えて、真剣に週間天気予報と睨めっこして施工日を決めた!
施工時間
次項で紹介する施工の流れを見て頂ければわかると思うが、施工初日はそれなりの作業時間(乾燥待ち時間もある)がかかる。
日中の炎天下での作業や夏場の午後の夕立を避けるため、できるだけ早朝から作業を開始し、午前中には完了することをおすすめする!

私は夏至に近い6月に作業を行ったので、朝4:00頃(空が明るくなり次第)から作業を開始し、午前中には初日の作業を完了させた!
施工の流れ
ココからは施工の流れと、実際の作業の様子を紹介しよう!
- 前処理(下地処理):超重要工程
- ギガクリスタル「MK-10H」施工
- 約1時間程度自然乾燥させた後水洗い・水滴拭き上げ
- 約2時間程度自然乾燥させた後、鏡面トップコートKMGC施工(犠牲被膜生成)
- 約5日間自然乾燥させて完成(適宜グラフェンスプレー施工)
①前処理(下地処理)
ガラスコーティングに限らず、物事をきちんと成し遂げるためにはしっかりとした土台が重要だ。

これは地球上の万物にあてはまると私は信じている。もちろん私のライフワーク「筋トレ」にも通ずる!
なので、まずはシッカリとした土台(下地)をつくろう。
下地は
- 洗車(物理的な汚れ除去)
- クリーナー処理(水垢・ワックス残り・鉄粉などを除去)
- シリコンオフで油分除去
の3つの行程でしっかりと処理していく。




鉄粉は粘土で地道に取る方法もあるが、筆者のハイエースは黒色なので、鉄粉が見えにくい。だが、以前乗っていたステップゴン(白)では、洗車の度に鉄粉が付着していたので、確実にいるはず。カーメイトのクリーナーはこれ1本で水垢〜鉄粉除去(ケミカルで溶かす)までできる優れものだ。価格もお手頃だし、コーティング前処理に最適の一品と言っていいだろう!
シリコンオフで脱脂する時は、スプレーをボディーに直接吹きかけるのではなく、柔らかい布に吹きかけて軽く吹き上げていくようにしよう!
クリーナーの効果を確認
念のためクリーナーの効果を確かめるため、フロントの右半分だけ処理した後、水をかけてみた。
下の写真の通り、右側だけ明らかに撥水が落ちており、下地がきちんと処理されていることがわかる。

また、シリコンオフで脱脂すると、傷補修で塗布した塗料が剥がれ(溶けて)、傷跡が目立ってくる。これが嫌な方は傷周辺は下地処理から外すことをおすすめする!

②ギガクリスタル「MK-10H」施工
①で脱脂まで完了したら、いよいよガラスコーティングの出番だ!




「MK-10H」の容量は30mℓであるが、これはクラウンクラスの普通乗用車一台分くらいの施工量しかない。筆者のハイエースのように塗布面積が大きい場合は心配になる量だ。この場合は、付属のスポンジに直接塗布するのではなく、これまた付属の100%コットンをスポンジに数枚巻いて、霧吹きで水分を含ませた状態で液剤を数滴たらしながら使用すると良い!(付属の説明書にこのような記載有り)
筆者おすすめの施工方法

メーカー推奨の方法でハイエースのルーフから塗布を開始したが、明らかに材料不足になりそうな気がした。不安だったので、まずは確実にフロントから節約しながら薄目に施工することにした。。。
その結果、ルーフも含めて一周したところで材料がかなり余ることが判明!

ちょっと節約しすぎた!


結局少し時間をおいて2回目塗布を実施。
結果として塗装の基本である二度塗りができたので、より強固なコーティング層になったと思う!

おそらくハイエースレベルの大きな車だと、作業開始直後は誰もが途中で材料切れが心配になるはず。なので幸か不幸か私がやったように、まずは薄目で全体に塗布し、2回目で厚めにしっかりと塗布する「重ね塗り施工」がいいと思う!
③約1時間程度自然乾燥させた後水洗い・水滴拭き上げ


水をかけながら、付属のマイクロファイバークロスを使って軽く水洗いする。その後しっかりと水滴を拭き上げる。
前評判通り、少々塗りムラがあっても水洗い後に綺麗になじむので、まったく心配無用だ!
水洗い・拭き取り行程前後で比較してみた!



この感覚は通常の洗車レベルで味わったことがない!
④約2時間程度自然乾燥させた後、鏡面トップコートKMGC施工(犠牲被膜生成)


パネル毎にスプレーを吹き付け、液剤を全体に均一に伸ばすように塗り込む。この工程は必ず部分施工で作業すること!
この工程の目的は以下の二つ。
目的①:夜露や雨から完全硬化前のコーティング膜を守る
いわゆる犠牲被膜ってやつだ。
このトップコートのおかげでメインのガラスコート層「MK-10H」の局部変質を防いでくれる!
目的②:撥水効果
繰り返しになるが、ギガクリスタル「MK-10H」は水溶性であるため、水との親和性が良い。
なので、雨に塗れた時に水玉のように弾かず、どちらかというとビチャーッと濡れて密着するような動きをする。
初回の施工では目的①がとても重要なので必ず施行する必要があるが、もし撥水が好みではない場合は、2回目以降は通常の洗車だけでもいいと思う。
筆者のハイエースのように青空駐車の場合は、親水のままにしておいた方が雨で自然に洗浄してくれるというメリットもある。まあ。ココは好みの問題だろう。
⑤約5日間自然乾燥させて完成!
実は乾燥3日目以降軽く雨に降られたが、犠牲被膜のおかけで平気だったようだ。
フロントにグリルガードを再装着してガラスコーティングの施工作業はすべて完成!
では完成作品をご覧あれ!

洗車→ワックス処理とは明らかに違うヌルテカの質感に生まれ変わった!
完成後に軽く水洗いをしたのちに、付属のグラフェンスプレー塗布をすると一段と深みのあるつやがでる。撥水をお好みの方は是非施工しておこう!

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ギガクリスタル【MK-10H】を使ってみて・・・
ガラスコーティング施工自体ははっきり言って洗車と同じ感覚でできる。

だが、下地処理に十分気を使う必要がある。ココをさぼらずにしっかりと仕上げておこう!
耐久性は?
まだ筆者のハイエースは施工間もないので、耐久性については「これから検証」になる。
ただし、先人達のレビューを見るとロングライフで不具合が出ていないとのことなので、筆者も期待しているところだ。

耐久性については、後日追加で報告したいと思う!
施行時の重要ポイントをおさらい!
ギガクリスタル「MK-10H」施工の重要ポイントを改めておさらいしておこう!
まとめ
前々から気になっていたガラスコーティングをDIYで施工してみたが、ガレージのない青空施行でもムラになることもなく、ほぼ完璧に施工できたと思う。
下地処理に少々気を使う必要があるが、車のメンテナンスが好きな方ならむしろウエルカムだろう?
今後のハイエース車中泊遠征がますます楽しくなりそうだ!
あなたも他の車よりも輝きを求めるならば、ギガクリスタルの「MK-10H」を試してみることをおすすめする!

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車中泊用にポータブル冷蔵庫か高性能クーラーボックスかで悩んでいる方はこちらの記事が参考になるだろう!