ここ数年でハイエースをオフロード仕様にカスタムする人が増えてきたように思う。
私の愛車スーパーGL(200系/標準)も決してガチではないが、コンセプトとしてオフロード仕様を目指して少しずつカスタムしてきた。
グリルガードもその一つである!
本記事では、今注目のハイエース グリルガードについてタイプ別に3商品と、実際に私が取り付けている(あまり人気にはなっていないが)イカした(と自分では思っている)商品もプラスして4商品を紹介していく。
最後まで読んでいただければ、あなたもきっとグリルガードをカスタムに加えたくなること間違いなし!?
グリルガードの由来
グリルガードは、以前はカンガルーバーとも呼ばれていた。
実際にカンガルーとの衝突による車のダメージ(ライト含む)を回避するために、オーストラリアで開発されたものなのだそうだ。
グリルガードのメリット・デメリット
グリルガードを取り付けると、どういったことが起こりうるのか気になる方も多いだろう?
実際に導入した私が感じているメリット・デメリットを以下にあげてみた。
グリルガードのメリット
まずはメリットを紹介しよう。
グリルガード導入によるメリット
- オフロード感がハンパない
- 比較的少ない投資で見た目に与えるインパクトが大きい(コスパが良い)
- 正面から障害物や車に接触した場合、車体を守ることができる
- まだ装着している人が少ないので他車と差別化できる
- おやじでも違和感がない(これはオフロードカスタム全体に言えると思う)
①オフロード感
グリルガードはオフロード仕様をアピールするための強力なアイテムの一つだ。
装着するだけで、オフロード感が一気に出てくる。
②インパクト
車の最先端に装着するので、少ない投資でもとにかく目立つ。
ゆえに見た目のインパクトが大きい。
③車体をガード
本来の目的はコレだ。
その名の通り、実用面でも正面からの障害物や衝突時に車体本体をガードしてくれる安心感も大きなメリットだ。
私も一度だけ、ポール接触時に多大なメリットの恩恵を受けたことがある!
④まだレア
その辺を走っているハイエースを見ると、私が装着した2019年頃に比べて、装着している車がポツリポツリ増えてきたような印象はあるものの、まだまだレアだ。
なので自己満足的ではあるが、他車と差別化できるのもいい。
⑤おやじでも全然アリ
これはオフロードカスタム全体に言えると思うが、40代、50代オーバーの中高年おやじでも違和感なくカスタムできるというのも魅力だ。
私も若い頃は車高を下げてスポーティーで派手なカスタムを好んでいたが、さすがに50代の今はそういうのはやらないし、ちょっと違和感を感じる。
中高年のおやじには、むしろ無骨でゆったりと余裕が感じられる重厚感があるカスタムの方が似合うと思う!皆さんはどう感じているだろうか?
グリルガードのデメリット
ココからはデメリットを紹介しよう。
グリルガード導入によるデメリット
- 車検の度に取り外す必要がある(4ナンバーは1回/年)
- 車体の個体差により、購入品を加工しないと取付できない可能性がある
- 少なからず燃費が悪くなる
- 定期的なメンテナンス(ガタつきチェック)が必要
- フロントグリル周りの洗車が少々やり難い
- 5型以降のTSSセンサー干渉の懸念
①車検に通らない
私のハイエースはバンタイプの4ナンバーなので、毎年車検を受けている。
当然グリルガードがあると車検に通らないので、車検の度に取り外す必要がある。
まあ、私の場合は、車検の度に取り外すものは他にもたくさんあるので、、、その中一つという位置づけであるので大した手間ではないが。
人によっては毎年取り外すのは面倒と思うかもしれない。
だが、毎年オーバーホール点検ができると考えれば、実はメリットなのでは?と言い換えることもできる。
②加工が必要になるかも?
ご存じの通り、車には個体差がある。
なので、グリルガードのような社外取付部品はそのままでは位置がずれたり、車体に干渉したりすることがよくある。
ココは残念ながら運しだいだ!
私が装着したオートパーツサンライズのグリルガードも、少々?現物合わせ加工を行った。
詳しくは後に紹介する。
③燃費が悪くなる
10kg以上のスチール製パイプが装着されるので、当然燃費は落ちているだろう(まあ微々たるだが)。
④定期的なメンテナンスが必要
私は趣味の登山に向かう途中で未舗装の悪路を走ることが多々あるので、遠征から帰ってきたら必ずガタツキをチェックしている。
街乗りの方は、毎年の車検時の取り外し・取付だけで十分だろう。
⑤洗車がやりづらい
フロントグリル周りの洗車が少しだけやり難くなる。
⑥TSSセンサー干渉の懸念
私のハイエースは4型なので、影響はないが、5型以降だとTSSセンサーに干渉するケースがあるかもしれない。
ココは個体差もあるだろうが、注意しておいた方がいいだろう。
注目のグリルガード
ここからは今注目のグリルガードをタイプ別に紹介していく。
尚、以下の紹介は、ハイエース200系標準(ナロー)仕様とする。
ZERO HOUSE ライトカバータイプ
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ZERO HOUSEグリルガード ライトカバータイプガチで圧倒的なインパクトを求めているならばこの商品に勝るものはない。
とにかく戦闘車両のように厳つい。
実は私もこのタイプと、後に紹介する実際の購入品とさんざん迷った経緯がある。
今回改めて見てみると、やはりこっちはこっちでいいなーと思ってしまう。
私が最終的に別の商品にしたのは、2019年当時はグリルガードをつけること自体が冒険でもあったので、いきなりガツンとインパクトがあり過ぎるように感じたからである。
グリルガードが市民権を得ている今なら普通にアリだと思う!
ZERO HOUSE U字タイプ
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ZERO HOUSE グリルガード U字タイプその辺で一番多く見かけるタイプがこのU字タイプだろう。
やや地味ではあるが、さりげなく、だが如何にも無骨な感じを与えてくれるのがいい。
複雑な構造物ではないので、車体の個体差に影響されることなく取り付けることができそうなところも一般受けしている要因なのかもしれない。
オフロードカスタムの第一歩としてちょうどいいタイプだろう!
Helios(オートパーツサンライズ) U字/角型タイプ
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グリルガード U字/角型タイプこちらは最近できてきた角型タイプだ。
まだこのタイプを装着したハイエースは見かけたことがないのでレアだろう。
丸型か角型かは好みが分かれるところだろうが、こちらの方が無骨感があるように感じる。
他車と差別化したい方はアリだろう!
ただし、5型以降のTSSセンサーは干渉の可能性があるようなので、この点だけは留意しておきたい。
オートパーツサンライズ スパルタンタイプ
※この商品はAmazonでは取り扱われていなかった
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グリルガード スパルタンタイプこの商品は私が2019年に購入して現在もバリバリ現役の商品である。
なぜかあまり人気がないようで、これまでに自分の車以外で見かけたことは1回しかない(しかもココ3年間は全く見ていない)。
おそらく個体差による影響が大きく、加工が必要になる可能性が高いネガティブな口コミが一時期広まっていたからかもしれない。
だが、加工して装着できれば、私はかなりイケてる商品だと思っている!
逆説的にいうと、だからこそ装着している人が少ないので、他車とかぶらないっていうのもいい!
ちなみに加工が必要と言っても、特別難しいことはない。
少々削る作業と干渉防止の調整が必要ってだけだ。
この辺は次に詳しく説明しよう。
グリルガードの取り付け
多くのグリルガードと同じように、この商品も牽引用ボルト穴に専用ボルトバーをねじ込んで利用する。
さらにこのバーに固定用ボルトをはめて、切り欠き位置が合うように本体をのせて固定していくだけだ。
加工の必要がないジャストフィット商品に当たれば実に簡単な作業で終了する。
だが、まず一つ目の不具合として、私のハイエースだと固定ボルトと本体の切り欠き位置が微妙に合わなかった。
なので、最初に本体の切り欠き部分を金属ヤスリで少しずつ広げた。
これは現場合わせでひたすら削るのみだ。ただし、下記に注意しよう!
注意!
切り欠きを削って追加工する場合、R部の丸みを必ず残すこと!鋭角に削るとクラックの起因になる可能性がある!
二つ目の不具合は、車体との干渉である。
グリルガードを固定するためにボルトを締めていくと、どう左右のバランスを調整しても、フロントエアロ部分やフォグランプカバーと干渉するのである。
しかもチョットやソットではなさそうだった。
なので、しっかり固定しても干渉しない距離を確保するために、ワッシャーを数枚加えながら試行錯誤で調整していった。
結果として3mm厚のワッシャー3枚が必要となった。
最後に
今回はちょっとマニアックなグリルガードを紹介した。
オフロード仕様を目指すならば、絶対導入しておきたいアイテムの一つだと思う。
取付も特に何もなければ非常に簡単だ!
形状については、本ブログで紹介したタイプにほぼ集約される。
いずれも個性的であるが、あとは好みの問題だろう。
私の装着しているタイプだって負けていないと思う。
しかも、4年間使っても不具合は一切ないので耐久性に問題がないことも証明済だ。
今回紹介した注目の3タイプに加えてみるものいいだろう。
是非自分のフィーリングに合ったタイプを装着して、オフロード感をEnjoyしてほしい!
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