【2024年】DIYに使える「折りたたみ作業台」を徹底比較!おすすめは?

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DIYを趣味として続けるならば作業台がほしくなるだろう
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 DIYにおいて、木材を切断したりドリルで穴を開けたりすることは基本中のキであろう。

 この際、数本の細い木を加工するなら、その辺のチョットした段差を利用するものありかもしれない。

 だが、加工数が多かったり、趣味として頻繁に作業するのであれば、専用の作業台があった方が断然いい。 

 ところが、いざ作業台をネットで調べて見ると、価格は2000円台から数万円台までピンキリだ。形状もどれも似たような商品なので、正直どれを選んだらよいのか大いに迷うと思う。

 そこで、DIYで作業台を頻繁に使ってきた筆者の経験から、現在販売されている8社の作業台について独自の視点から徹底比較を行い、おすすめ商品を紹介してみた。

是非購入の参考にしていただければと思う。

作業台選択のポイント

 家庭用DIYレベルで作業台に求める要素は何だろう?以下に挙げてみた。

作業台に求める要素は?

  1. お手頃な価格
  2. 大きすぎず、小さすぎずの絶妙なサイズ感。特に高さは重要
  3. 軽くて持ち運びに便利
  4. 作業していないときはコンパクトに収納できる
  5. 作業中の安定性
  6. 作業中にワークをしっかり固定できるバイス・クランプがある
  7. 耐久性が高い
  8. 使っていて楽しい(おしゃれ)

 と、いろいろ挙げてみたが、「家庭用DIYレベルで」というところがポイントになると思う。要は作業者のレベルによって、作業台に求める優先度が違ってくるだろうってことだ。

 当然プロ級の人であれば、複雑な加工やそれなりの重量物に耐える作業台を求めるだろう。

 一方で初級者や熟練者であっても趣味レベルの小規模な作品がメインであるならば、プロ級が良しとする作業台は明らかにオーバースペックであり、コスパが悪いと思うのだ。

 今回は、初めて作業台を購入する初心者や趣味レベルでDIYを楽しむ人を念頭において徹底比較してみた!

最新の折りたたみ作業台を徹底比較

 では、早速比較してみよう!

メーカーコーナンDCMPONYWORXBOSCHGREATTOOLパオックケンオー
写真
おすすめ度
(5 / 5.0)
(4.5 / 5.0)
(4 / 5.0)
(3.5 / 5.0)
(2 / 5.0)
(2 / 5.0)
(2 / 5.0)
(1.5 / 5.0)
価格/円※①29122178199801952621462423041723603
サイズW/D/Hcm60.5×62×7656.4×62.1×75.878.7×63.5×81.378.7×63.5×81.368×55×83.460.5×63.5×78.548.5×52×6060.5×63.5×75
重量/kg5.54.114.513.511.66.74.945.3
耐荷重/kg90502251352005070?記載無
材質(天板/脚)※②MDF/スチールMDF/スチールアルミニウムポリプロピレンアルミ/竹木材?/スチールMDF/スチールMDF/スチール
高さ調整機能有(63/72/81)
バイス
クランプ
バイス4個バイス8個Fクランプ4個
バイス4個
Fクランプ2個
バイス4個
バイス4個バイス4個バイス4個バイス4個
スケール
口コミ/信頼性
※③
※①価格は2024年2月のAmazon価格で掲載 ※②木質ボード ※③口コミは参考までに全部読んだが、判断の参考程度にとどめた

 実は筆者は長年BLACK&DECKERの作業台「Workmate225」(下記画像)を使っていたのだが、どうやら絶販のようなので、今回の紹介から外している。

作業台
筆者が愛用している作業台。Amazonにはもうない

 さて、今回比較してみてわかったことは、価格が高い商品は信頼性も高いってことだ。信頼性は耐荷重にも明確にあらわれている。

 まあ、それは当然そうだろう。

 ただ、筆者は特に電化製品に関しては人一倍信頼性を重視するのだが、作業台については過度に信頼性を求めることは費用対効果を著しく下げることになり、好ましくないと思うのだ。今回の判断の参考として、Amazonの口コミに全て目を通したが、「組み立ての位置精度が悪い」とか「天板の平行がわずかにずれている」とかという理由で★や★★をつけている人が結構いた。

 ここで注意しておきたいのは、作業台は最初から完成品で届けられるのではなく、購入者が自ら説明書に沿って組み立てる商品であるということだ。(といっても、どの商品も30分くらいで感覚的に組み立てることができるようになっているので、心配無用だ)

 少なくともDIYを長くやっている人はわかると思うが、このような組み立て、特に木製品を扱う時には必ず微妙なズレが生じ、最終的には現物合わせになることが多い。

 作業台については天板が木製品となっている商品がほとんどなので、購入者が組み立てる前提において、すべての商品にピタピタの精度を求めるのは無理があるだろう。

 また、家庭用DIYレベルで、作業台にそこまでの精度が本当に必要か?というところも考慮する必要があると思うのだ!

というわけで、上位にランクインした商品について詳しく紹介しよう。

ベストチョイス コーナン

 家庭用DIYレベルで、費用対効果が最も優れているという点でベストチョイスに選んだ。2000円台でありながら、耐荷重は90kgもあり、通常使用用途で不安に感じることはまずないだろう。

 天板はハンドルを回して拡張させることができ、また、幅も60cm以上あり、作業性も十分確保できる。

 この幅が広いというのはワークを置いたときの安定性に大きく影響するので、とても重要な要素なのだ。

 クランプも4個標準で付属しているので、ワークをしっかりホールドしながら作業することができる。5.5kgと十分軽いし、コンパクトに収納できるので、DIY初心者から中級者までの幅広いニーズをカバーできる商品だと思う。

2位 DCM

 見た目はコーナンの商品と瓜二つであるが、脚の構造設計に差があり、耐荷重が50kgと低い。

 また、天板の幅が56.4cmとやや狭く、作業性に劣る。

 だたし、クランプは8個つ付属しており、価格は調査した商品で最安なので、「DIYを生涯の趣味として続けるかどうかわからないが、とりあえず最初の1台試しに購入してみようか」というスタンスの人であればアリだろう。

3位 PONY

 ある程度のDIY経験者で、価格はともかく、しっかりした作業台がほしい人にはこの「PONY」の商品をおすすめする。

 重量は14.5kgと上位おすすめの作業台と比べてはるかに重いが、これは安定性の裏返しであることは言うまでもない。今回、このレベルの高価格商品3社を比較しているが、PONYが一段抜けており、このレベルの商品を探している人はPONY一択で良いだろう。

 まず耐荷重が高い。これはもちろん良いことであるのは間違いないが、ここまでの耐荷重が必要となるDIYはほぼないだろうから、これは選択の決め手になるほどではない。

 二つ目は高さ調整ができることだ。長年作業台を使っていると、ノコギリでの切断、ドリルドライバーでの穴あけやネジ止め、ヤスリでの研磨等々、ワークによって作業台の高さを変えたくなるシーンはけっこう多いのだ。

 自分の足元の高さを変えたりで調整することはできなくはないが、なかなか面倒くさい。このPONYは唯一このようなわがままな要求に答えてくれる商品なのだ!

 三つ目はF型のクランプが最初から付属している点である。1人で作業をする前提のDIYではこのようなF型クランプは友であり、必須のアイテムである。

 付属品とはいえ、シッカリした造りの大型タイプなので、購入すると普通に1本2000円以上はするだろう。これを考慮すると本体価格は実質15000円くらいのイメージなのだ。

 最後に、何といっても見た目が圧倒的におしゃれだ。工具ケースもしっかり付属しており、作業台を引っ張り出すだけでDIY意欲をそそられるだろう。

 楽しくDIYをやることも非常に重要なポイントだ。ただし、やはり作業台としては価格がお高いので、、、万人におすすめすることはできない。ということで3位にとどめた。

 だが、これからDIYにのめりこみそうなので、作業台にもこだわって末長く使いたい人にとってはこの商品が一押しである。

最後に

 性能がいい商品を紹介するだけなら、1万円以上の高価な商品を並べるだけで十分だ。

 なので、今回は筆者のDIY経験を活かし、数ある作業台の中でも「家庭用DIYとして本当におすすめできる商品」を念頭に徹底比較してみた。

 本文にも選択のポイントを紹介したが、やはり作業台についてはコスパは切っても切り離せないだろう。電化製品と違って、多少寸法ズレがあったところで、致命的な欠陥にはならない。

 その分、コストを抑えることができるのであれば、それはアリだと思う。どうしても気になるほどの欠陥であるならば、返品して交換してもらえばいいだけのことだ。

 これから作業台購入を考えている人は、是非今回の調査結果を参考にしていただければうれしい!

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