2023年末、我が家のバルコニーに設置したレノジー 100W二枚並列のソーラーパネルは、その後も順調に発電中である。
調子がいい時は190W程度(並列なので、最大でも200Wだ)まで発電してくれて、ポータブル電源エコフローデルタ2を半日程度で満たしてくれる。
だが、当然太陽は毎日、東から昇って西に沈むわけで、毎時間パネルが太陽に対して最適なポジションにいるわけではない。
本記事では二枚並列接続のソーラーパネルの位置を、太陽の位置に合わせて簡単に移動できる方法を紹介しよう!
ソーラーパネルに影が・・・
我が家のソーラーパネルは、バルコニーに設置している。
バルコニーは午前中は比較的日当たりがいいのだが、午後になると、家の影がパネルにかかりはじめ、パネルの発電効率が落ちることが課題であった。
また、パネルに当たる太陽の最適な向き(角度)も変わるので、これもできれば修正したい。
なので、家にいるときは、数時間毎に二枚のパネルを太陽に向けるようにし、また、影が当たらないような位置に少しずつ移動させていた。
この移動が結構面倒で、、、二枚のパネルを並列でつなげているケーブルは60cm程しかないので、MC4連結ケーブルを外さないで一枚のパネルを一度に移動させることができる距離はせいぜい十cm程なのだ。一枚ずつチマチマではなく、二枚まとめて一気にサクッと移動させたい!
もう一つの課題として、バルコニーの床は陶器製なので、むげに引きづると傷がつくので丁寧に作業しなければならないのであった。。。
発電効率が最も良い角度は?
そもそも発電効率が最も良い入射確度はどれくらいなのだろうか?
これについてはご想像の通り、地球は丸いので各地域で微妙に異なるので、一概に答えるのは難しい。
下記に日本各地の最適角度を示すので、住んでいる地域で一番近い地方を参考にしていただくのがいいだろう。
これを見ると、日本は南北に細長いので、北海道と沖縄では結構な差があることがわかる。
パネルの向きを簡単に太陽に合わせる方法は?
先に紹介したパネルの最適角度は、据え置き型のパネルの場合に、年間を通して平均して最適な角度を示したものである。
当然太陽は季節毎に、また一日の中でも徐々に向きと高さを変える(実際には地球の方が動いているのだが・・・)ので、パネルを自由に動かすことができるのであれば、もっと効率よく発電することができるはずだ。
このパネルを動かす作業を、少しでも楽にできないかと思案した。
パネルの下に銀マットを敷いてみた!
思案した結果、趣味の登山でかれこれ25年くらい使っていたテント内に敷く銀マットをパネルの下に敷いてみることにした。
これがまた鬼フィットで、、、しかも狙い通り、マットを引っ張るだけで床面に傷をつけることなく、二枚のパネルを簡単に移動することができるようになった。
これは圧倒的に楽である。
尚、マットの端が風にあおられないように、念のためレンガも置いている。
パネルを楽に移動して影を回避する
我家のパネル設置場所について、とある一日のパネルにかかる影とこれを回避していく様を紹介しよう!
最後に
今回の手法はバルコニー等、手の届く範囲にソーラーパネルを設置する場合のみ使える限定手法である。
まことに原始的な手法ではあるが、マットがあるとないとでは作業性が大きく異なるので、同じような設置を考えている方は、是非参考にしていただければ。。。
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