ようやくソーラーパネルで電気を自給するパーツがそろった。
今回はこれらのパーツをつなげて家庭用として使えるシステムをDIYで構築してみたのでやり方を紹介しよう。
この記事を読めば、電気の知識がゼロに近い方でもDIYで充電システムを構築できるように、写真入りで詳しく紹介している!
主パーツであるポータブル電源とソーラーパネルについての詳細については下記も参照いただければ!
ちなみに、2024年版としてDIYでおすすめのソーラパネルを徹底比較しているので、是非購入の参考にしていただければ!↓
システム構築に必要なもの
今回のシステム構築に必要なパーツ一式を下記にまとめてみた。
準備した材料・機器一式
- ソーラーパネル(今回は2P1Sの並列なので、2枚:100W RENOGY社)
- ポータブル充電器(EcoFlow DELTA2)
- ソーラー充電ケーブル(LMC4-XT60i)
- 並列用MC4コネクター(パネル2枚をつなげる)
- MC4ダイオード(念のため、パネル間ケーブル経由で充電されないように整流化するため Max.15A)
- 架台(DIYを考えていたが、購入した方が安いことに気づいたので購入。。。)
並列用MC4コネクタは2つのパネルのプラスとプラス、マイナスとマイナスをまとめて一対のプラスとマイナス端子にするために必要なのだ。
尚、こういったケーブルは最終接続機器のメーカーと合わせておくのが間違いがなくて良い。
なぜならば、メーカーの開発段階で特性・信頼性試験を十分に行った上で商品化しているからだ。
なので、今回ポータブル電源側接続のXT60iはEcoFlow、パネル側接続はRENOGY製を選んだ。
ダイオードは整流子(まあ、電気の流れを一方向だけにする素子)のことであるが、今回のようにパネルを並列で使う場合は隣のパネルから電流が流れてくる可能性があるので、そうならないように逆流電流を止めるために入れる。今回のパネルの動作電流値:4.91A、短絡電流値:5.21Aなので、安全係数2倍以上の15A仕様で十分だと思う。
いよいよDIYで構築
早速システムを構築していこう。
接続方法は、だれでも一人でできるように写真で分かりやすく説明していく!
以上が接続方法だが、はっきり言って電気の知識はほとんど不要だ。
端子の雄雌を手順に沿ってつなげていけばいい。
この日はあいにく曇り空で、並列接続の発電量は確認できなかったが、翌日わずかな晴れ間を狙ってチェックしてみた。。。その前に。。。
ソーラーパネル架台
DIY好きの私は、もともとソーラーパネルを立てかける架台もDIYで製作する予定であった。
だが、L字金具が意外に高いのと、Amazonで見ているとなかなか良さそうな架台がお手頃価格で売っているので、コスパを考えてネット購入に切り替えた。
購入したのはコレだ↓
パネルは横長設置を考えているので、今回のパネルだと53cm以上が必要だ。
この製品は56cmまでなので問題ない。
また、Amazonの写真で見る限り、きちんと面取りがなされているのも決め手であった。
パネル2枚なので、2セット購入した。
架台組み立て
ここからは架台の組み立て方法を紹介する。
安かろう悪かろうを心配していたが、これはなかなかいい。100W程度のパネルには最適だと思う。
写真のように、昨年中古で購入した我が家のバルコニーが比較的広いので、広々設置することができた!
あとは晴れた日に発電状況を確認するのみ!
完成後の発電量チェック
翌日、雪がチラチラ降っていたが、少し晴れ間が出た瞬間に発電量をチェックしてみた。
短い時間ではあったが、100W以上になっていた。
一つのパネルでは100Wまで(実際には負荷分出力が低下するのでMax.90Wくらいか?)なので、きちんと並列接続ができているということである。
残念ながら、この後吹雪で発電はしばらくできなくなってしまったが。。。
最後に
ついに念願のソーラーパネル発電システムをDIYで構築することができた。
冬は雪が降りやすい地域なので発電量はあまり期待できないが、何よりも電気を自給しているという感覚が非常に心地よい。
愛車のハイエースにもこのパネルとポータブル電源を載せることを考えているが、長い冬が終わってからになりそうだ。。。
その後長い冬が終わって、ハイエースにもソーラーパネルを設置してみた。これは自分でも最高傑作の一つになったと思う!興味がある方は是非訪問を!ハイエースではない普通車でもここに紹介した方法で取り付けることができるぞ!
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