私がもの心ついた頃から日本人はパワーがないと聞かされ続けてきた。
周囲の会話、スポーツ番組のコメンテーター、雑誌等、あらゆるところからこのフレーズは聞こえてくるし、目に入っていた。
別ブログでも少しふれたが、私はこのフレーズが大嫌いだ。
まともに鍛えてもいないくせに、日本人だから・・・とか、はっきり言って言い訳にしか聞こえてこない!
本記事では日本人のパワーについて、私の持論を展開する!
日本人はパワーがない?
このフレーズほど50年以上もパワーで生きてきた(あ、パワーを意識し始めたのは小学低学年の頃だったので正確には45年弱か)私にとって腹立たしいことはない!
おそらくこの記事を読んでくれている「筋トレ愛好者」も同じ感情をもった同志がたくさんいるはずだ(いや、そうであってほしい)。
つい最近まで
「筋トレでつけた筋肉は使えない」とか、
「使える筋肉は動きの中だけでしかつかない」
等の、私から言わせると悪しき論調が平然とまかり通っていた。
20年くらい前までは、オリンピッククラスの指導者でさえ、そういうコメントをTVで平気で言っているのも日常茶飯事だったと思う。
結果はどうだ。少し前までのオリンピックの柔道が良い例だ。ことごとく負け始めた。背中の奥襟をつかまれて力で振り回され、せっかくの技術が活かせなくなったのだ!
時がたち、今では柔道も筋トレを重視し始めた。
他のスポーツ界も、今はこぞって専属トレーナーをつけて筋トレを重視する時代になった。
結果は・・・昨今の日本スポーツ界の活躍を見れば言うまでもないだろう。
海外での私の経験
サラリーマン時代に私は何度も海外出張に行っていた。
海外ではある程度規模の大きなホテルには、ジムが完備されているのが普通であり、宿泊者はただで使えることが多かった。
当然私はホテルにチェックインすると、いの一番にジムの場所を聞きだし(多少の英語は話せる)、トレーニングをしたものだった。
海外出張では週末をはさむこともあり、そういう時はまさに筋トレ三昧だった。
当然たくさんのワールドワイドな人にまじって。
特に海外のビジネスマンはジム慣れしているような雰囲気だった。
よく言われるように、仕事ができる人は身体的な自己管理もしっかりしているというのは、私のビジネス経験からもその通りだと思う。
逆は必ずしも当てはまらないような気もするが、、、まあ、その素質はあるのではないかと思う?
ホテルのジムでトレーニングしている海外のビジネスマンは、一様に締まった体をしている人が多かった。
ただ、あまりフリーウエイトを使っているような人はいなくて、マシンばっかりやっている印象だった。
私はというと・・・
当然ホテルの最高重量(と言っても私にとっては全く物足りなかったが)でガンガン振り回していた!
なのでよく海外の人に話しかけられた。
Youは何者だ?すごいね!と。
時には写真やムービーも撮られた(何に使ったのかは?)。
まじめな話、某国ではホテルのジムのトレーナーらしき人が私のコンセントレーションカールをムービーで撮り始めた時にはさすがに驚いた。
そう、筋肉は世界共通言語なのだ!
最後に
日本人はパワーがないというのは大いなる幻想であり、間違いだ!
パワーをつけるような筋トレをやってこなかったからだ!
私の経験でも外国の人達にパワー負けしていると感じたことは一度もない(いや、1回だけとんでもない奴がいたかもしれない。でもその人は同じアジア系だった)。
皆さんも自信をもって諸外国の方々とパワーでもわたりあってほしいと願う。
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