車中泊用にクーラーボックスを購入するなら【蓋両開きタイプ】がおすすめ!理由は?!

ハイエース車中泊 & カスタム
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 以前はクーラーボックスといえば、蓋が片開きタイプばかりだったものだ。。。

 だが、最近は両開きのタイプが数多く商品化されているので、私たちは自由に選べるようになっている。

 これから車中泊用にクーラーボックスを購入しようと考えている方は、どちらのタイプを購入するべきか悩んでいる方も少なからずいらっしゃるのではないだろうか?

 本記事ではこのような方々に、それぞれのメリット・デメリットをきちんと示した上で、「両開きタイプがおすすめ」であることを紹介したいと思う!

本記事の結論

  • 車中泊用にクーラーボックスを購入するなら、両開きタイプ一択!
  • 車中泊にイチオシの両開きクーラーボックスはシマノ フィクセル リミテッド 30ℓ!

両開きクーラーボックスとは?

 クーラーボックスには片側が2~3カ所本体に固定され、逆側が開く「片開きタイプ」と、両側とも完全に本体に固定されず、ロックを解除すれば両側から開くことができる「両開きタイプ」がある。

片開きタイプの例。筆者が以前使っていた安価なタイプ
両開きタイプ。現在、車中泊に絶賛使用中のシマノ・フィクセル・リミテッド 30ℓ!

 また、両側タイプはその構造上、蓋を容易に取り外すことができる。

両開きクーラーボックスのメリット・デメリット

 では両開きタイプクーラーボックスのメリット・デメリットを見ていこう。

両開きクーラーボックスのメリット

 まずはメリットから見てみよう。

両開きクーラーボックスのメリット

  1. アクセスし易い
  2. 食材や飲料を出し入れし易い
  3. メンテナンスし易い

①アクセスし易い

 筆者は別記事で、車中泊中にクーラーボックスを置く場所は、後部差座席の足元が一番であることを紹介した。

 この場合、車中泊で駐車時にアクセスするのはほぼ後部荷室側からになるのだが、車の移動中(主に信号待ちや渋滞停止時等)に、運転席や助手席の人がチョット手を伸ばしてアクセスする時は、当然運転席側からになる。

片開きタイプのクーラーボックスを荷室側アクセス優先で置いた場合
当然運転席・助手席側からはこうなる。もはやアクセス不可!

 写真でもうお分かりのように、このような時に片開きだとどちらかのアクセスを犠牲にしなければならない。

 運転時と車中泊時で都度クーラーボックスの向きを変えるのも面倒だ。

運転席・助手席側アクセス優先の場合はこの向きだ。このようにイチイチ向きを変えるのは面倒だ!
筋肉おやじ
筋肉おやじ

だが、両開きタイプならそんな心配は一切無用だ!

両開きタイプの場合。荷室からアクセス。ちなみに、クーラーボックスは「シマノ・フィクセル・リミテッド」だ
そのまま運転席・助手席からのアクセスも難なく可能!これは圧倒的に便利であることがお分かりいただけるだろう!

②食材や飲料を出し入れし易い

 車内の状況によっては、蓋が完全に開けられずに片手で蓋を抑えながら食材を探すことがあるだろう。

 筆者のハイエースは広いので、そのようなことはないが、軽自動車や普通車では座席の背面シートに干渉してこのような状況になることがありうる。

 両開きの場合はその構造上、簡単に蓋を取り外すことができるので、このような場合にとても便利だ。

筋肉おやじ
筋肉おやじ

ただし、せっかくの庫内冷気が逃げるので、あまり頻繁にやるべきではない!

 また車中泊旅に出発する前に、食材を入れる時も蓋を取り外せた方が作業性がいい。

③メンテナンスし易い

 車中泊旅から帰ってくると、クーラーボックスを水洗い洗浄して乾かすだろう?

 この時、蓋が本体に固定されていると、クーラーボックスを逆さにしたときにグラグラしてとても洗浄し難い。

 また、突然蓋が閉まりそうになり、指などを挟む危険性もある。

このように、片開きだと洗浄中に蓋がグラグラしてとても作業し難い!

 更に、洗浄時は蓋と本体の固定部分に負荷が集中するので、この部分の破損が多いと聞く。

 両開きタイプならば、蓋を簡単に取り外して洗浄することができるので楽チンだ。

 また、陰干しで乾燥する時も蓋が閉まらない角度や置き方をイチイチ考えて干す必要もない。

陰干しもそれぞれ分離して乾燥できるので、作業性が良いし乾燥効率も良い!

 本体と蓋を別々に干すことができるので乾燥効率もいいだろう。

両開きクーラーボックスのデメリット

 次にデメリットを見てみよう。

両開きクーラーボックスのデメリット

  1. サイズが大きく、重くなる
  2. 蓋の管理が必要
  3. 価格が高くなる

①サイズが大きく、重くなる

 両開きの構造を追加することにより、微妙にサイズや重量に影響がでてくるだろう。

  だが、いずれにしても極軽微だ。

②蓋の管理が必要

 開閉箇所が2カ所になるため、使用中にきちんとロックされているかを確かめる箇所が2→4カ所に増える。

 また、蓋を完全に外した場合は、蓋の置き場所等の管理が必要になる。

筋肉おやじ
筋肉おやじ

まあ、使用中に蓋を外すことはまずない(冷気が逃げる)ので、蓋の管理が必要になるのは洗浄→乾燥時くらいか?だが、紹介したように圧倒的にメリットの方が大きいだろう!

③価格が高くなる

 両開き設計にすることにより、ロック機構などの追加のため、少なからずコストに影響してくるだろう。

車中泊におすすめの両開きクーラーボックス

 ここまで読んでいただいた方は、両開きタイプを購入した方が圧倒的にメリットが多いことがお分かりいただけたと思う。

 ココからは、車中泊でおすすめの両開きクーラーボックスについて紹介しよう!

筋肉おやじ
筋肉おやじ

尚、以下のランキングは、真空パネルを商品化している「シマノ」、「ダイワ」、「アイリスオーヤマ」のクーラーボックス全商品を徹底調査した上で決定している。詳細はメリット①の項でも紹介した別記事で説明しているので、興味のある方は是非訪問していただきたい!

おすすめNo.1 シマノ/フィクセル/リミテッド

保冷力は、同社6面タイプのウルトラプレミアム(おすすめNo.3)に劣るが、3面一体型真空パネル構造により、必要にして十分だ。3泊程度までの車中泊には最適なモデルと言っていいだろう。

おすすめNo.2 シマノ/フィクセル/ベイシス

真空パネルを使っていない商品ではあるが、高い保冷力を持つ。1~2泊程度の短期の車中泊を想定されている方(おそらく大多数の方がココに該当すると思う)にとっては、コスパに優れ、バランスが良い商品だと思う。

おすすめNo.3 シマノ/フィクセル/ウルトラプレミアム

極厚6面真空パネルの保冷力最強の商品である。ただし、数日程度の車中泊を想定した使い方であれば、オーバースペック感は否めない。誰が何と言おうと冷却命!の方は選択するのももちろんアリだろう。

最後に

 私も以前は本記事で登場した片開きのクーラーボックス(実はキャンプ用にもう一つ特大サイズの片開きタイプを持っている)を長らく使っていたが、両開きのシマノ フィクセル リミテッドを購入してからは、もう二度と片開きには戻れない!

 百歩譲って屋外でのキャンプなどのアウトドアではどっちでもいいかもだが、車中泊では両開きの恩恵は非常に大きいのだ。

 これから車中泊用にクーラーボックスを購入しようと考えている方は、是非本記事を参考にしていただき、失敗のない選択をしてほしい!

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