登山では、強い日差しや雪面からの照り返しから目を守るために、サングラスが欠かせない。
だが、メガネ派の登山者にとってサングラスの選択はとても悩ましい!
このような方が多いのでは?

メガネ派の私も10年以上前にはクリップオンのサングラスを使っていた。この時、目の内側でぼんやりと映る「クリップの影(幻影)」が気になってしかたがなかった!しかも私は一度気になりだすと超絶気になるタイプなのだ。これでは山の景色を楽しむどころではない。
筆者と同じくメガネ派の登山者には、レンズ跳ね上げ式のオーバーグラスが一番使いやすいと思う。※①
※①あくまでも筆者の見解である。クリップの幻影が見えない・気にならない方はクリップタイプでいいと思う。
そこで、本記事では筆者の使用経験も十二分にかんがみて登山で使いやすい最新のレンズ跳ね上げ式のオーバーグラスを徹底比較し、ランキングにしてみた。
登山用に跳ね上げ式のオーバーグラスをお探しの方は、是非選択の参考にしていただきたい!
| 商品画像 | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
| メーカー | 冒険王 | 冒険王 | EDWIN | A-FIT | Coleman |
| 型番 | SC-65 | SC-60 | EDF-011 | AF-OS14 | COV01 |
| おすすめ度 | (5 / 5.0) おすすめ🥇 | (4.5 / 5.0) おすすめ🥈 | (4 / 5.0) おすすめ🥉 | (3.5 / 5.0) | (3 / 5.0) |
| 対応メガネ幅 /mm | 150≧ | 140≧ | 145≧ | 145≧ | 135≧ |
| 対応メガネ高さ /mm | ノーマル:45≧ トール:50≧ (公式には無制限) | 45≧ | 48≧ | 33≧ | 40≧ |
| 重さ/g | ノーマル:25 トール:27 | 26 | 38 | 33 | 33 |
| 側面カバー | – | – | 〇 | – | 〇 |
| 紫外線カット率/% | 99.9≦ | 99 | 99 | 99.9 | 99 |
| 偏向対応 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
| 可視光線透過率 /% | 15~20 (カラーによる) | 15 | 10 | 12~30 (カラーによる) | 15~20 (カラーによる) |
| カラー種類 | 6 | 2 | 2 | 3 | 3 |
| 価格/円 | 4,390 | 5,980 | 3,960 | 14,850 | 1,682 |
| その他 | 鯖江の老舗が監修 | 鯖江の老舗が監修 | EDWINブランド | 福井県企業企画 収納ケース付き | コールマンブランド |
登山用オーバーグラスを選ぶ際のポイント
登山用としてオーバーグラスを選ぶ際、特にチェックしたいポイントを解説しておこう。
- 紫外線カット率
- 重量
- メガネのサイズに対応しているか
- 偏光レンズかどうか
- 可視光線透過率
①紫外線カット率
そもそも紫外線カット率が十分でないとサングラスの意味がない。
平地よりも標高が高い登山では、より紫外線の影響を受けやすくなる。
紫外線カット率は最低でも99%以上の商品を選択しよう!
②重量
わずか数十グラムとは言え登山では長時間着用するので、重いと鼻や耳に負荷がかかりストレスになることがある。
軽ければ軽いほどいい(もちろん十分な強度があることが大前提)!

本記事おすすめNo.3で紹介しているEDWINは私が長年愛用しており、とても気に入っているのだが、少々重いのが弱点。長時間着用していると気になる時がある。
③メガネのサイズに対応しているか
せっかくかっこいいオーバーグラスを購入しても、普段使っているメガネが入らないようでは元も子もない。
メーカーやモデルによって対応できるメガネの幅や高さが異なるため、購入前に必ずサイズを確認しよう(冒頭の一覧表にも記載している)!
④偏光レンズかどうか
登山では、岩や水面、雪面などからの反射光が眩しく感じられることが多々ある。
偏光レンズ対応なら、こうした反射光によるギラつきを抑え、視界を見やすくしてくれる。
⑤可視光線透過率
あまり気にしていない方が多いかもだが、可視光線透過率は登山ではかなりと重要だと思う。
数字が小さいほどレンズを通過する光(可視光線)が少なくなり、暗いレンズになる。
晴天時の強い日差しには低めの可視光線透過率が適しているが、樹林帯や曇天時にも使用するなら、あまり暗すぎないレンズのほうが使いやすかったりする。

私もサングラスはできるだけ黒々と色が濃い方を好んでいた。その方が見た目がクールでかっこいいし。だが、下界はともかく登山では樹林帯や日陰になると急に見えにくくなる。このような時のための跳ね上げ式ではあるが、、、頻繁に跳ね上げたくなければ、あまり暗すぎないレンズを選択したほうがいいだろう。
登山用には可視光線透過率が低すぎない(少なくとも15%≦)方がいいと思う!
登山用跳ね上げ式オーバーグラスおすすめランキング
ではおすすめランキングを紹介していこう。
冒険王「SC-65」 おすすめ🥇
「SC-65」の特徴
「SC-65」はメガネの本場で知られる福井県鯖江市の老舗「視泉堂」がプロデュースした商品。品質に安心感がある。メガネのツルを収納できるなど設計的にもこだわりが感じられる。
対応メガネ幅が150mmまでと自由度が高いため、(極一部のおしゃれメガネ以外)手持ちのメガネはほぼ使える。それでいて、20g台の超軽量。長時間の連続使用でも気にならない。
6種類のカラーバリエーションと2種類のレンズ高さ違いを選ぶことができるのもうれしい!

総合的に見て「SC-65」は登山用に最適なモデルだと思う。カラーによって可視光線透過率が異なるので、登山用には高めの透過率、下界用にはクールな低めの透過率で2つ購入して使い分けるのも楽しいだろう!
冒険王「SC-60」 おすすめ🥈
「SC-60」の特徴
「SC-60」はおすすめNo.1で紹介した「SC-65」よりも一回り小型ですっきりした印象のモデルだ。
おすすめNo.1で紹介した「SC-65」と同じく、「SC-60」も鯖江モデル!
重量も26gと超軽量なので、登山でも安心して使える。
対応メガネサイズがやや小さいので要注意!

使えるメガネが比較的小さいサイズに限られる、カラーバリエーションが少ないという制約があるが、条件に合う方は「SC-60」を選択するのもアリだ!
EDWIN「EDF-011」 おすすめ🥉
「EDF-011」の特徴
おすすめNo.1で紹介した「SC-65」よりは自由度が低いものの、「EDF-011」もほとんどのメガネに対応することができる。筆者はこの商品を愛用しているが、145mm幅のメガネでもピッタリ収まる!
さりげなくサイドに印字されているEDWINのロゴもかっこいい!
側面までしっかりとカバーがされているので、側面からの光を遮ってくれる他、雪山でのゴーグル的な役目も果たしてくれる。
他のモデルよりも少々重いのが弱点だが、その分堅牢性が高い。可視光線透過率が10%と低いので、見た目はクールでかっこいいのだが、樹林帯ではやや暗く感じる。樹林帯や日陰では都度レンズを跳ね上げて対応が必要。

私が5年以上過酷な登山で酷使しても未だ現役なので、堅牢性は実証済み!この手の商品にありがちな跳ね上げ可動部の不具合も一切ない。側面がしっかりカバーされているので、ライトな雪山用として使うのもアリだ!ただし、一日中使用するのであれば、軽量で可視光線透過率が高い「SC-65」も合わせて検討するといいだろう。
A-FIT「AF-OS14」 おすすめNo.4
「AF-OS14」の特徴
「AF-OS14」の一番の特徴は、オーバーグラスらしからぬデザイン性の高いオシャレな外観であろう。おまけにセミハードケース、サングラスポーチ、レンズクロスが標準セットで付属している。登山だけで使うのはもったいないくらいだ。
フレーム有りのレンズで強度も確保しながら、重量はたったの30gと軽量に抑えられている。
価格がややお高いのが難点・・・。

価格はややお高いが、登山だけではなく日常でも使えると考れば選択肢は広がる。機能性もさることながら、見た目にもこだわる方は「AF-OS14」をおすすめしたい。
Coleman「COV01」 おすすめNo.5
「COV01」の特徴
「COV01」はアウトドアに興味がない人でも聞いたことがあるであろうコールマンブランドの商品だ。
この機能性でこの価格は魅力的。
オシャレなコールマンのロゴがアウトドアマインドを高めてくれる。
側面までしっかりとカバーがされているので、側面からの光を遮ってくれる他、雪山でのゴーグル的な役目も果たしてくれる。
推奨メガネ幅サイズが135mm≧と対応自由度が低いのが弱点(ただし、メガネの形状によってはこの限りではない)。

アウトドア用品をコールマンで揃えている方、コスパを重視する方は「COV01」も選択肢になる。ただし、持っているメガネが収まるかサイズを確認することをお忘れなく!
まとめ
繰り返しになるが、登山用の跳ね上げ式オーバーグラスを選ぶなら、単に外観・重量・価格だけではなく、
なども含めて総合的に比較して選びたい。
あなたもメガネ派の登山者なら、本記事を参考にしてお気に入りの一品を選んでみてはいかが?









