【ジェットボイル マイクロモ】使用感レビュー!ソロ登山者におすすめしたい!

登山
マイクロモはソロ登山に最適だと思う!
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 自慢ではないが、私は登山道具の物持ちがとてもいい。

筋肉おやじ
筋肉おやじ

いや、後で紹介するが、物持ちが良かった!と過去形にしておこう。

 見かけによらず?きちんと使用後に手入れをしてきたというのもあるが、そもそも登山道具は私にとって「良き相棒」のようなもので、、、使っていると無性に愛着がわくのだ。

 なので、簡単に新製品に買い替えるという気にはならなかったのだ。

 そんな私も2023年の早期退職を機に、ほとんどの登山道具を約25年ぶりに絶賛リニューアル真っ最中である。

 御多分にもれず、登山用ガスバーナー(これに至っては約30年ぶりだ)もリニューアルした。

 本記事は、リニューアル品として選んだ「ジェットボイル マイクロモ」について、「私が選んだ理由」と、「実践での使用感レビュー」を紹介する!

懐かしのキャンピングガスの在庫がついに尽きる・・・

 実はガスバーナーについては、否応なくリニューアルを迫られていた事情もある。

 昔から登山や本格的なアウトドア派の方はご存じかと思うが、私はずっと「往年のキャンピングガスCV250」と専用バーナーキッドを使ってきた。

CV250。昔からの登山者には懐かしいだろう!
購入当時にきちんとナンバーリング管理して使ってきた。ついに残り1缶と半分になってしまった。。。

 CV250はすでに生産中止になって久しいが、私は生産中止の前に15缶ほど大人買いしていたので、、、なんとか今まで食いつないでこれたのだった!

 だが、節約しながら使ってきたCV250の在庫がついに2缶(このうち1缶は半分以上使っているので実質1.5缶だ)になってしまっていた。

筋肉おやじ
筋肉おやじ

というわけで、ガスバーナーについてはどうしても買い替えが必要だったのだ!

さすがにガス噴出口パッキンのゴムが怪しく、テント泊登山で使う相棒としては、残念ながら信頼できなくなってきたというのもある!

ジェットボイル

 ジェットボイルにはいくつかのタイプがある。

 「スタッシュ」・「フラッシュ」・「ジップ」・「ミニモ」・「スモー」、そして「マイクロモ」の6種類だ!

 それぞれの詳細な仕様・特徴はメーカー公式HPに譲るとして、今回この6種類のジェットボイルの中から、私がなぜ「マイクロモ」を選んだのかを紹介しよう!

マイクロモを選んだ理由

 マイクロモを選んだ大きな理由は以下の三つだ!

マイクロモを選んだ理由

  1. 軽量・コンパクト設計
  2. 火力調整がしやすい(低温にも強い)
  3. 自動点火装置がついている

 一つずつ解説していこう。

① 軽量・コンパクト設計

 登山中において、私は、よく芸能人が出演している登山番組でやっているような凝った料理はやらないし、興味もない。

 なので、必要最低限の調理ができるコンパクトなガスバーナーが好みだ!

 マイクロモはジェットボイルのラインナップの中でも、スタッシュに次いで軽量かつコンパクトな設計である。(重量はスタッシュ:200g、マイクロモ:340g 付属品除く)

読者
読者

ん?スタッシュの方が140gも軽いぞ?選択間違ったんじゃない?

筋肉おやじ
筋肉おやじ

 いやいや、登山用ガスの基準は軽さだけではないのだ!

 なぜスタッシュにしなかったのかというと、、、スタッシュは、私が他にも重視している機能がいくつも劣っていたからである(以下で紹介する)。

筋肉おやじ
筋肉おやじ

 まあ、そもそも私にとって、基準が30年前の年代物のガス&クッカーなので、ジェットボイルの商品(大パーティー用のスモー以外)に変えただけで、どれも魅力的なのだが。。。

② 火力調整がしやすい

 マイクロモには火加減を細かく調整できるバルブと、低温でも安定した出力をキープできるサーモレギュレーターがついている。

 この機能は、スタッシュ・フラッシュ・ジップにはない!

 水を沸騰させるだけならどっちでもいい機能だろうが、私は大好きな棒ラーメンを登山に持っていくので、この機能を重視した。

 また、寒い時期や強風時には火力調整機能がとても重要なのだ!

筋肉おやじ
筋肉おやじ

棒ラーメンついでに①につけ加えさせてもらうと、棒ラーメンのような料理には、スタッシュよりもマイクロモのような縦長のクッカーの方がお湯が深くなるので都合がいいのだ!

③ 自動点火装置がついている

 登山では必ずマッチやライターを非常用に持っていくので、これはおまけと言えばおまけかもしれないが、ないよりはあった方が良いに決まっている。

筋肉おやじ
筋肉おやじ

後で実践投入リポートを紹介するが、この機能の便利さを実感した!

 この機能はスタッシュ・ジップにはない。

最後に残ったのは「マイクロモ」

 紹介した①②③を機能的に全て満たすタイプは「ミニモ」と「マイクロモ」の二つしかない。

 スモーは1.8ℓタイプで大パーティー用なので、ココでは論外だ。

 また、ミニモについても1ℓタイプで、重量も415gとソロ登山用としてはちょっと大げさ過ぎる。

筋肉おやじ
筋肉おやじ

ということで、最終的に「マイクロモ」を選択したというわけだ!

マイクロモ実践使用感

 ではここから実践での使用感をリポートしよう。

実践投入山域

 栃木県日光にある日本二百名山の女峰山(2483m)と日本三百名山の太郎山(2368m)に一泊二日で登山したときに、初めてジェットボイルマイクロモを実践投入した。

 女峰山と太郎山はけっこう離れているので、さすがに1日で踏破するのはトレランの人以外は難しい。

筋肉おやじ
筋肉おやじ

しかも私はゆっくり歩く派なので、途中の志津小屋(無人小屋)に一泊する計画を立てた!

志津小屋(無人小屋)でマイクロモを初実践投入!
縦長形状は大好きな棒ラーメンとの相性が抜群!

使用感

携帯・収納性

 これまではガスバーナーセットとコッヘルを別々にザックに入れて登山していたが、マイクロモはオールインワンなので、非常にコンパクトで携帯・収納性がいい。

左:マイクロモ、右:キャンピングガス+コッフェル。使用時はそれほどコンパクトを感じないが。。。
収納時。マイクロモはガス缶も含めてオールインワン。キャンピングガスはヘッドが小さくならないので、コッヘルに収まりきらない。この差は大きい!

 今回は小屋泊りだったので、テント類は持参していないというのもあるが、45ℓのザック(ノースフェイス・テルス45)はまだスカスカで余裕たっぷりだった。

シュラフやマット、食料も含めてもこのくらいの容量に収まっている!

 これなら、二泊三日くらいのテント泊でもこのザックで問題なさそうだ。

筋肉おやじ
筋肉おやじ

尚、今回初めてチタンマニアの折りたたみ先割れスプーンを使ってみた。麺類がどうか?と不安はあったが、慣れればこれ一つで対応できそうだ。しかもチタンマニアのスプーンならマイクロモにオールインワンで収納できることがわかった!これは思わぬ大発見!

収納モードにすると、なんとマイクロモにギリ収まることがわかった!これは想定外の発見!
マイクロモならチタンマニアのスプーンも含めてオールインワン!

調理スピード

 沸騰スピードが売りのジェットボイルなので、これは期待通り超絶早かった!

 しかし、私が感動したのはスピードもさることながら、熱利用効率の良さだ。

 これまでのバーナーは火力を全開にすると確かに調理スピードは上がったが、その分熱も無駄に逃げて、周辺が熱くなっていた。

 だが、マイクロモは、閉じた状態で燃焼しているため、ほとんど熱が逃げているような感じはしないのだ!

筋肉おやじ
筋肉おやじ

限られた燃料しか携帯できない登山では、これはすばらしいアドバンテージだと思う!

操作性

 やはり、自動点火装置がついているので着火が楽チンだ!

 この機能はどっちでもいいという人もいるが、一度使ってみると良さに気づくだろう。

 これまでのように、ライターやマッチをイチイチ取り出す必要もない(もちろん、予備として持っていくが)。

 また、火力調整レバーが大きくてつかみやすく、かつ細かい調整が簡単にできるので、非常に調理しやすい。

筋肉おやじ
筋肉おやじ

私はソロ登山なので使う予定はないが、付属の五徳を使うと、他社製品のやや大きめのコッフェルを使うこともできる。二人で登山する時などは便利だろう。

最後に

 必要に迫られて、渋々ガスバーナーをリニューアルしたのだが、使い勝手の良さに感動した

 他のリニューアルした山道具もそうだが、やはり、最新の山道具は機能がすばらしい!

 こんなことなら、もっと早くリニューアルしておけばよかった。

筋肉おやじ
筋肉おやじ

と言いながら、致命的な故障でもない限り、また10年以上も大事に使い続けて、再リニューアル時に同じようなコメントをしそうな気がするが。。。

 ジェットボイル「マイクロモ」はソロ登山者にはピッタリのガスバーナーと言っていいだろう!

 是非購入の参考にしていただければ!

筋肉おやじ
筋肉おやじ

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