管理職よりも現場の方が好きな人、エンジニア系ではかなり多いのではないだろうか?
私もそうだった。
また、管理職には興味があっても「今の会社では絶対になりたくない」って人もいるだろう。
このような人がもし管理職を打診されたら・・・。
今回はこんな場合にどうするべきなのか?私の経験も踏まえて紹介しよう。
いやなら、転職と言う選択肢がある!
- ITフリーランス向け案件に特化
- 企業の担当者があなたの経歴や希望条件を見て、精度の高いスカウト(検索・応募も可)
- 企業の担当者と直接連絡できるので、やり取りがスムーズ!
なぜ管理職になりたくないのか?
私が思うところを以下にあげてみた。もちろん全て私が30代の頃に思っていたことそのものだ!
管理職になりたくない理由
- 現場が好き
- 人の面倒を見るのがめんどくさい、苦手だ
- 報酬に魅力がない(残業手当がなくなる)
- 仕事と生活のONとOFFがなくなる(③に関連するが、要はただ働きになる)
- 上司を見ていたらなりたいとも思わない
①現場が好き
モノづくり系のエンジニアであれば、自分で開発した商品が商品化され、世の中に使われて役に立つことに最高の喜びを感じるはずだ。
IT系のエンジニア、企画、営業マンだって同じだろう。
私も、日常的に使われている様々な電化製品の中に組み込まれている製品の商品化に携わってきた。
これまでに合計10製品ほどを商品化してきたので、この最前線から距離を置くのがとても嫌だった。
②人の面倒を見るのがめんどくさい、苦手だ
多くの理系エンジニアに共通の特性ではないだろうか?
だいたい自分でなんとかしたがる人が多いし、わざわざ人に説明してお願いするよりも、自分で手を動かした方が早いという思考が先に来るのだ。
やり手営業マンのように口がうまいわけでもない。
まさに私もそのタイプだった。
③報酬に魅力がない(残業手当がなくなる)
管理職になったら、高額報酬が約束されているなら気持ちを新たにして、快く引き受けることもあるだろう。
だが、同じ会社で普通に昇進した場合だと、たいして報酬が上がらないケースの方が多い。
私の場合は、一般職の時に忙しくて毎月36協定上限付近まで残業していたので、残業手当がない管理職になったら逆に報酬は大きく下がった。。。
④仕事と生活のONとOFFがなくなる
管理職になると、いやでも会社側の人間になる。
これまでは労働基準法で手厚く守られていたが、極論をいうと管理職(名ばかり管理職ではなく、実際に管理業務をしている一般的な管理職だ)は会社都合でいかようにもなりうる。(参考:ベリーベスト法律事務所HP)
当然何かあれば夜遅くまで残ることもあるし、休日だって呼び出されることもある。もちろん残業手当や休出手当などは一切ない。
これは③につながるが、管理職は時給に換算すると恐ろしく一般職よりも低くなるケースが多いのだ。
⑤上司を見ていたらなりたいとも思わない
これもよくあるケースではないだろうか?
私が20代の頃見ていた上司像(課長級)は、下からの突き上げ(これは私が一枚も二枚も絡んでいたかもしれない・・・)と、上からの恫喝でまさに板挟み状態だったような記憶しかないほどだ。
このような印象では管理職に魅力など感じるはずもないだろう。
管理職のメリットは?
管理職のメリット
- 人を使って采配することができる(マネジメント力が身につく)
- 会議や決め事で発言力が高くなる
- さらに上のポストに上がる権利が得られる
- 転職時にアピールポイントになる
①人を使うことができる
管理職の一番のメリットはこれだろう。
一般職が一般職に指示すると「なんだ!」となるが、管理職からの指示だと、いくら指示内容に不満があっても最後は「業務命令」の一言で言いくるめることもできる。
私も若い頃、何度この手で苦虫を嚙みつぶしてきたことか。。。
また、このように人を使っていると、最初は人を使うことに苦手意識があって、だんだんと慣れてくる。
会社側も管理職については手厚くマネジメント研修を準備しているケースが多いだろうから、自然とマネジメント力もついてくるのだ。
②発言力が高くなる
管理職の発言と一般職の発言ではやはり重みが全く違う。
もちろんその分、責任も伴うわけではあるが。
私が管理職になったときも、いろいろな場面で感じてきた。
課員がアーダコーダ議論していても、最後は私の判断で決まるのだ。
特に他部署のメンバーと議論している時は、管理職の発言は当課を代表していると見なされるので、一般職の発言と比べて圧倒的に重みが違う!
もちろんみんなが納得のいく方向性の発言をすることが大前提であるのはいうまでもない。
逆に言うと、一般職の時のように軽々しい発言はできなくなったというさびしさはあったが。。。
③さらに上のポスト
いわずもがなであろう。
よほど経営層の目に留まるような成果をあげたら飛び級ってことがあるかもだが、通常は課長→部長→部門長・・・と上がっていくものである。
課長に上がらなければ次のポストも未来永劫ないだろう。
④転職時にアピールポイントになる
ひと昔前は、転職は若い人の方が有利という一般認識があったかもだが、今はマネジメント経験豊富な管理職を即戦力として求める会社がたくさんある。
いわゆる「ハイクラス転職」や「ヘッドハンティング」ってやつだ。
実は私も早期退職した後に、失業保険をもらうための求職活動の一環として、ある転職エージェント会社に登録したのだが、管理職待遇の好条件求人が毎日のようにワンサカ届いていた・・・。本気ですぐに転職をしたい場合は大変ありがたいことだ!
打診されてもなりたくない場合は?
- まず私の場合を紹介しておこう
- 私が管理職を引き受けた会社(つまり最後に在籍した会社)では、管理職候補になりそうな人は外部研修を半強制的に受けさせられ、適性が審査された。加えてTOEICの点数がある点数以上であることが条件になっていた。私は英語はソコソコできたので、TOEIC点数はすでにクリアーしていたのであるが、なぜかこの外部審査に受かってしまったのだ。。。先に転職した二社であれば絶対に管理職を引き受けることはなかったのだが、最後の会社は比較的自分に合っていたので、、、渋々引き受けたのであった。。。
私は渋々引き受けたが、どうしても管理職になりたくない場合は以下の選択肢になるだろう。
①その道のスペシャリストになる
文字通り、今の業務でスペシャリストとして君臨する道である。
おそらくどの会社でもこのようなポスト(エキスパートxxx、シニアxxx等)があると思う。
当然それなりの年齢であれば後進の指導・育成・技術の伝承も含まれるだろうが、そこはサラリーマンである以上は快く引き受けよう!
②転職を考える
今の時代、新卒で初めて入社した会社に定年まで勤務するなんて全くのナンセンスだと思う。
だいたい初めての会社が自分にとってベストマッチだったなんてケースはほとんどないはずだ。
数年働いてみて初めて自分の適性や会社との相性に気づくものだ。
今は経験のある即戦力人材を募集している会社は多い。
しっかりサポートしてくれる転職エージェント会社を使えば、好待遇のいわゆる「ハイクラス転職」として成功する道も開けてくる。
特にIT系エンジニアであればフルリモートワークの在宅フリーランスとして働く方法もある。
在職中の会社では管理職に魅力がなくても、自分に合った会社でかつ高年収案件であれば、管理職待遇としての転職も視野に入ってくるだろう。
ハイクラス転職という選択
少しでも転職を考えはじめたら、すぐにでも転職エージェントに登録しよう!
登録は無料なので、複数社に登録しておくのが基本だ。
特にハイクラス転職の場合は、登録後に企業からのスカウトやヘッドハンターから連絡がくるので、入り口は広げておいた方が高案件に巡り合う可能性が高くなる。
自分の商品価値がどのくらいなのかを客観的に把握するためにも登録しておこう!
私も早期退職後の求職活動用に登録した転職エージェントで自分の商品価値がなんとなく見えてきた(「管理職メリット④」で紹介した通り)。結構いけてることがわかったので、チョットうれしかった!
ハイクラス転職を取り扱うエージェント会社
ハイクラス転職を取り扱う優良エージェント二社を紹介しよう!
- ITフリーランス向け案件に特化
- 企業の担当者があなたの経歴や希望条件を見て、精度の高いスカウト(検索・応募も可)
- 企業の担当者と直接連絡できるので、やり取りがスムーズ!
最後に
どうしても管理職になりたくない場合の選択肢の一つとして、「自社でその道のスペシャリストになるケース」をあげたが、この場合、自己満足感は高いかもだが、報酬面はかなり残念なことになるだろう・・・。
加えて、同期生がいれば、この関係性も微妙になってくるだろう。一人二人といずれ課長、部長へと出世していく者がでてくる。大学卒だと、課長くらいまでは多くの同期生が昇進していく可能性が高い。あなたは・・・?。気にしないと言い張っても少しは気になる場面があるだろう!
自分の商品価値を高く評価してくれる会社に転職すれば、このような心配は一切無用だ!
「管理職に打診されるくらいの優秀なあなた」なら、きっと転職で明るい未来が開けてくるはずだ!
ビジネス英語を学べる英会話スクールおすすめ17選【失敗しない教室を厳選】|サクキミ英語
いうまでもなくビジネスの世界で英語は必須アイテムだ。ビジネス英語が学べる英会話スクールならこちらのサイトがおすすめ!
\以下スポンサーリンク/
コメント