そんなあなたには「シリオ(SIRIO)」をおすすめしたい!

「シリオ」?聞いたことはあるけど、あんまりピンとこないなぁ

まあ、派手な海外ブランドに比べれば少々地味かもだが、幅広足ならモンベルと並んでトップレベルの登山靴メーカーと言っていい!実際に超幅広4Eの私も愛用している!
本記事では、「シリオ」の幅広モデルの特徴や、4E+モデルにはどんな登山靴があるのかを比較しながら紹介しよう!
■本記事の結論
- 幅広足の方はシリオの登山靴が有力候補になる!
- 軽くて軽快に歩ける靴がお好みの人は、ライトトレッキング向けの「P.F.441」がおすすめ!
- 岩稜などの険しい山やテント泊縦走にも行く人は、レザータイプの「P.F.640」がおすすめ!
「シリオ」は幅広の登山靴が充実している!
「シリオ」の大きな特徴のひとつが、
である。
「シリオ」では、足の長さと幅の比率を基準にして、3E・3E+・4E+という3種類のワイズを展開している。

特に4E+がラインアップされている登山靴メーカーは少なく(他はモンベルくらい)、筆者のように幅広足の登山者にとって、「シリオ」は救世主的メーカーなのだ!
なぜ「シリオ」は幅広の登山靴に強いのか?

「シリオ」は1993年から「日本人専用木型の登山靴」をコンセプトにしており、日本人の足型を考慮した登山靴を展開している。
つまり、
欧米人に多い10(長さ):3.5(幅)
ではなく、
日本人に多い10(長さ):4(幅)
をベースとした足型を基準に、先に解説した3つのワイズでラインアップを構成している。

だからこそ日本人におすすめできるメーカーなのだ!
幅広登山靴は「サイズアップ」では解決しない!
一般的な登山靴の場合、サイズ(長さ)を大きくすれば横幅もある程度広くなるが、それでは長さが余ってしまい、
- 下りで足が前に滑る
- かかとが浮く
- 靴の中で足が動く
など、別の問題が発生して登山に集中できなくなる!
幅が狭いからサイズを1cm大きくするなどというのは愚の骨頂ともいうべき行為であると肝に銘じておこう!
この点、「シリオ」なら、まず自分の足長に合ったサイズを選び、そのうえでワイズを選ぶという考え方ができるのだ!
「シリオ」の4E+登山靴を徹底比較
現在「シリオ」には、4E+の幅広モデルとして、以下のラインアップがある。
| 商品 | ![]() | ![]() |
| 型番 | P.F.441 | P.F.640 |
| ワイズ | 4E+ | 4E+ |
| 重量(片足 26cm) | 約590g | 約820g |
| アッパー(メイン素材) | 高強度ナイロン/クロスタレザー | イタリア製ヌバックレザー |
| ソール | SIRIO VIBRAM® CAMOSCIO | SIRIO VIBRAM® HAYABUSA |
| ソール張替え | 〇 | 〇 |
| 主な用途 | トレッキング/ライトトレッキング | 本格的なトレッキング/縦走 |
次にそれぞれの特徴を解説していこう!
「P.F.441」の特徴
- 軽いので足さばき感が良い
- アッパーがナイロン系素材なので手入れが楽
- SIRIO VIBRAM® CAMOSCIOのソール採用で歩行時の安定性を確保
- ソール張替えにも対応
- ライトトレッキングに最適
「P.F.441」は4E+の幅広ラストを採用したライトトレッキングシューズ。
片足約590g(26.0cm)なので、幅広モデルでありながら比較的軽量に仕上げられている。
アッパーには撥水加工を施したクロスタレザーや高強度ナイロンを使用しているので、使用前後のメンテナンスが楽。
ソールには凹凸地面グリップ力を発揮するパターン「SIRIO VIBRAM® CAMOSCIO」が採用されており、歩行時の安定性を確保している。
もちろんソール張り替えにも対応している!
「P.F.640」の特徴

- レザー製なので、使っていく毎に自分の足になじんでいく
- 抜群の耐水・耐久性
- SIRIO VIBRAM® HAYABUSAのソール採用で重い荷物を背負った縦走にも対応
- ソール張替えにも対応
- 本格的なトレッキング/縦走に最適
「P.F.640」も「P.F.441」と同じく幅広の4E+ラストを採用しているが、こちらはアッパーのメイン素材がイタリア製のヌバックレザーとなっている。
このため、耐水・耐久性は抜群だ!
使用前後にワックスを塗ったりとメンテナンスに多少の手間がかかるが、しっかりメンテナンスされた靴は少しずつ自分の足型になじんでいく。
自分だけの何とも言えない愛着がわいてくるだろう!
片足約820g(26.0cm)とやや重いが、その分足元の安定性が非常に高く、「SIRIO VIBRAM® HAYABUSA」のソールパターンと合わせて、ハードな山や重い荷物を背負った縦走に向く。
もちろんこちらもソール張り替えに対応している!
おすすめする人は?
あらためてそれぞれにおすすめする人を紹介しよう。
「P.F.441」をおすすめする人

「P.F.441」は初心者や日帰り中心のライトトレッキングがメインの人におすすめのもモデルだ!
「P.F.640」をおすすめする人

「P.F.640」は真に登山を趣味としており、アルプスなど比較的険しい登山にも行く人におすすめのモデルだ!
筆者もこの部類に入る人であり、実際に「P.F.640」を愛用している。「P.F.640」のフィールドレビューに興味がある方はこちらの記事も合わせてどうぞ!
3Eか4Eで迷いそうな方へ

何となく自分が幅広足であろうと気づいている方は、3E or 4Eのどっちを選択すべきか悩むかもしれない?
登山靴は高価な買い物だ。
誰だって絶対に失敗したくないはず。
そうであれば、多少面倒でも一度は数値できちっと抑えておくことを強くおすすめする!筆者も自分で測定して初めてバリバリの4Eタイプであることを確信した!
自分の足のサイズを正確に測定するのは意外に簡単だ。測定してみたい方は下記の記事が参考になるだろう。ちなみに、測定の結果幅広4Eに該当した方は、ネットで登山靴を購入(この場合の選択肢はほぼシリオかモンベルに限られる)するもの全然アリだと思う(筆者の経験から)。
間違っても測定の結果が3Eなのに「余裕を見て4Eで!」というような選択をしないように。幅が広すぎると長さが合っていない時と同じように横ズレして、苦しい登山に逆戻りしてする羽目になる!
まとめ
幅広4Eサイズの登山靴を探しているなら、シリオはモンベルと並んで外せないメーカーである。
本記事で詳しく紹介したように、シリオの4E+モデルでは
- P.F.441
- P.F.640
が候補になる。
あとは本記事を参考にしながら、あなたの登山スタイルに合ったモデルを選択すればいい。
足の痛みから解放された楽しい登山が待っているぞ!
モンベルの幅広靴も気になる方は、こちらの記事もあわせてどうぞ!モンベル、シリオ両方を履いている筆者のリアルなレビュー記事だ!






