2022年、荒れ放題の庭付き中古住宅を購入し、文字通りマイナスからDIYで整備した。
早いもので、あれから2年近く経った。この間、かねてから計画していた早期退職も実行するなど、自分の中では大きな環境の変化があった。
さて、庭の環境はどう変わったのか?
今回は「その後」を紹介しよう!
2年後の庭はどうなった?
この2年間、ことあるごとにメンテナンスをしてきた。
シンボルツリー
DIYでいったん更地にした後、何もなかったスペースにはシンボルツリーとして株立ちの「夏ツバキ」と「エゴノキ」をそれぞれ植えた。幸いどちらもうまく根付いてくれたようで、その後順調に成長している。記事を書いている2024年5月中旬は、エゴノキに白い花が咲いてちょうど見ごろになっている。
ちなみに写真の鮮やかなグリーンのグランドカバーは「クラピアK7」だ。芝生よりも絶対におすすめである!こちらの記事も合わせて是非訪問を!
庭の境界樹
我が家の立地は少し特殊で、四方のうち三方は隣接する家がない。だが、庭の正面南側には小川をはさんで広い資材置き場になっており、朝夕はトラックの出入りがあるので、ちょっとした目隠しはあった方がいい。
ということで、ココには洋風の庭に合う「ブルーアイス」を3本植えた。
樹高30cmほどで購入したのだが、今は100cm前後まで成長している。ヒノキ科で常緑樹なので、ヒノキのいい香りが一年中している。涼しげなブルー系統のクールな色で寒さにも強いので、洋風の庭にはおすすめだ。
また、西側は土手で吹きっさらしなので、こっちは密度の濃い垣根でしっかり防風したい。
この家を買う前は、垣根にはレッドロビン(ベニカナメ)を考えていた。だが、最初の庭整備の際にお化けのように大きく、形の乱れたレッドロビンを、苦労の末10本も撤去した。なので、絶対に違う植栽にしようと考えを改めた!
考えた末、見た目も鮮やかで病気耐性が強く、防風としても向いている「黄金マサキ」を採用した。
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黄金マサキ黄金マサキも購入時は樹高40cmほどだったが、こちらも2倍以上の90cm前後まで成長している。昨年はゆっくりした成長スピードだったが、今年に入って一気に成長し始めた感じだ。まだまだ隙間だらけで防風目的には程遠いが、これからが楽しみである。
家庭菜園スペース
コンクリートブロックで仕切った家庭菜園スペースも大活躍中だ。これまでに、
「トマト、キュウリ、ニンジン、枝豆、大根、ピーマン、パブリカ、アスパラガス、唐辛子、レタス、スティックセニョール、さやえんどう」
を収穫した。
今も、「ニンニク、トマト、キュウリ、枝豆、大根、アスパラガス、レタス、ほうれん草」が成長中である。野菜は価格が高騰しているので早期退職した家計にはとても助かる。
なによりも土をいじっていると精神的に落ち着く。これは農耕民族である日本人の本能なのかも?まあ、どう見ても狩猟民族のような風貌の私が言うのもなんだが。。。。
ブルーベリー
我が家では冷凍ブルーベリーをヨーグルトに入れて食べるのが暑い時期の恒例となっている。今は冷凍ブルーベリーをスーパーで購入しているが、これをできるだけ自給したいという野望がある。
ということで、4本のブリーベリーを植えている。この地域は寒冷地気候に該当するので、最初は冬の寒さを気にして、寒冷地用の品種である「ハイブッシュ系」を植えたのだが、昨夏の猛暑のせいで3本枯れてしまった。
そこで、今は中間地域の栽培に適しているとされる「サザンハイブッシュ系」を植え付けている。心配していた冬を無事に耐え、実をつけ始めているところである。
この先の地球温暖化傾向を考えると、これまで本州で寒冷地と言われていた地域でも、ハイブッシュ系ではなく、「ラビットアイ系」や「サザンハイブッシュ系」等、温暖地域でも栽培できる品種の方がいいのではないかと思う。冬の寒さよりも夏の猛暑の方を気にした方がいいだろう!
ハーブ
ハーブは地植えすると手に負えないくらい広がっていくので、広げたくない場合は対策をした方がいい。我が家の場合は「レモンタイム」「ラベンダー」はある程度広げたいので地植え、「ミント」、「レモンバーム」は広がると厄介なので、大き目の深いコンテナを半地下にして植えている。写真ではわかり難いかもだが、手前の黄緑色のミントとレモンバームはすべて半地下コンテナの範囲に収まっている。
ハーブを買うときは種類別に各一株で十分だ。我が家のハーブも全て一株だが、1年程度で写真のように広がった。これでも3日毎くらいにハーブティー用に収穫しているのだ。
※暑い日は水出しのハーブティーがうまい!氷を入れて飲むと、ミントの香りで清涼感抜群なのだ!
最後に
完全DIYで庭を整備し始めてから2年足らずであるが、今のところ理想に近い形に仕上がってきている。
幸い、私は早期退職しているので、自分で決められる自由な時間がたっぷりあるというのも大きい。
当然、庭いじりは重要な日課の一つだ。
ブログ等ライター的な業務をやっていると、時に煮詰まることもあるのだが、そういう時にこそ庭いじりは最高の気分転換にもなっている。これはマンション生活ではとても味わえないメリットだろう。
また、雑草だらけで庭を持て余している戸建て住宅の方は、いっそ庭の大部分を家庭菜園スペースにするのがおすすめだ!
実益を兼ねた庭の再整備、是非やってみてはいかがだろうか?
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