前日の日本二百名山「神室山」登山に続き、滝ノ小屋登山口駐車場での車中泊を経て「鳥海山(2236m)」に登ってきたので紹介しよう!

移動手段:🚙(ハイエース)
| 山名 | 鳥海山 |
| 標高 | 2236m |
| 山と高原地図エリア | No8(鳥海山・月山・羽黒山 ) |
| 備考 | 日本百名山 |
登山・車中泊計画
| 日付 | コース |
|---|---|
| 2026年9月16日(水) | 神室山から鳥海山滝ノ小屋登山口駐車場に移動して車中泊 |
| 2026年9月17日(木) | 滝ノ小屋登山口 – 伏拝岳 – 鳥海山新山 – 御田ヶ原分岐 – 千畳ヶ原- 滝ノ小屋登山口(下山) |
滝ノ小屋登山口駐車場で車中泊
神室山登山を終え、移動途中で湯の口温泉 鳥海山荘で汗を流し、鳥海山登山口の一つ「滝ノ小屋登山口駐車場」に19:00過ぎに到着。
駐車場は真っ暗でよく見えなかったが、すでに手前側に3~4台くらいの車がとまっていた。
30台以上はとめられそうな広い駐車場なので、場所は選びたい放題だっが、とりあえず真ん中奥くらいに陣取った。
車割の白線が暗くてよく見えず、何度か車から降りてヘッドランプで確認しながら枠内に駐車した。結局筆者の車が最奥の基準になったのか、、、翌日の下山後でも筆者の車が最奥のままであった。
すでに腹がかなり減っていたので、早速夕食の準備にとりかかる。
本日の夕食は
- 激辛カップラーメン
- サラダチキン3枚
- キンキンに冷えた缶ビール×〇本
といつもながらシンプルかつ高たんぱくなメニュー。


ポータブル電源と電気ケトルがあれば車中泊料理は十分楽しめるのだ!
さすがに9月の中旬だし、ココの登山口は1280mと標高が高いので、この時間で外気温は13℃くらいと寒い。
こんな時は熱々のラーメンがうまい!

キンキンに冷えたビールと矛盾するが、、、これはこれで寒くても必要なのだ!
一応暑さ対策や換気用に運転席・助手席の網戸やリアバックドア用のネットを持ってきたが、結局換気用にガルウインドウの窓を開けるだけで十分であった。

それにしてもガルウインドウは本当に便利だ!
施工費も含めると50万円オーバーなので、簡単に手が出るシロモノではないが、実際に導入した筆者から言わせると、「それ以上の価値がある」と思う!

機能性もさることながら、何と言っても見た目がかっこいい!今後も末永く車中泊を楽しみたい方は、思い切って導入することをおすすめする!
ガルウインドウ導入の経緯や詳細が気になる方はこちらの記事で!
夕食後はベッドを展開し、ストレッチをしながらチーズをおつまみにして、いつもの焼酎晩酌モードに突入。


これだから車中泊登山はやめられない!
今回はいつもよりも車中泊地に到着する時間が遅かったので、明日も5時前起床と早いし、晩酌もそうそうに切り上げて9時過ぎに就寝。
車内温度もシュラフで寝るにはちょうど良く、朝まで快眠であった。
朝のおつとめ・・・
9月17日(木) 天気:☀|☁
朝5:00前起床。
さすがに寒い!
早速お湯を沸かして熱々のコーンスープと菓子パンで軽く朝食をとる。
外に出ると車が7台くらいに増えていた。

最奥のハイエースが筆者の愛車。
この日は快晴で鳥海山の外輪山が良く見えた。

尚、駐車場のトイレに行こうとしたら、どうやら夜間(情報によると17:45~5:45)は施錠がしているようで使えなかった。
太い鎖でガッチリドアがロックされていた!

他の人も入ってはすぐ出ていたので、夜間施錠はあまり知られていないようだ。
だが筆者はポータブルトイレを車に積んでいるから安心!
車の中でゆっくりと用を足し、すっきりした気分で淡々と出発準備をすすめた。

それにしてもポータブルトイレを持ってない人はどうしたのだろう?歩いて15分くらい上の滝ノ小屋にはトイレがあるが、もよおしてからだとかなりやばそうな距離感・・・。駐車場周辺は人の目もあるし・・・。やはり、車中泊登山ではポータブルトイレを必ず準備しておきたい!精神衛生上のためにも!
滝ノ小屋登山口 – 伏拝岳 – 鳥海山(新山)頂上 – 御室小屋
AM5:30分頃、いよいよ出発!

滝ノ小屋までは石畳のよく整備されたゆるやかな道が続く。
足慣らしにはちょうど良い。

雲海がきれい。

15分くらいで滝ノ小屋に到着。

ここはまだ営業中だった。
軽く徒渉したら、八丁坂の急登を行く。

振り返ると昨日登った神室山のシルエットが美しい!

日本海沿岸や風車もくっきり見えた。

八丁坂を登りきると、ようやく鳥海山の本峰が見えてきた。


いやー、でかいな!早くあのピークに立ちたい!
河原宿小屋は崩壊していた。

千畳ヶ原方面との分岐点。

登りはこのまままっすぐ行くが帰りは周回コースを周るので、左の千畳ヶ原方面から戻ってくる予定。
鳥海山で有名な心字雪渓付近。

さすがに9月中旬のこの時期は雪渓の上を歩くことはなかった。
いよいよ本峰に取り付き、急登をひたすら登っていく。

ようやく登り切ったところが伏拝岳(2130m)の山頂。

ここまで来て、ようやく目指す鳥海山の最高地点、新山(2236m)が見えた!
それにしてもすごい溶岩ドームだ!
爆裂火口越しの御室小屋と新山

どこかで見た風景と思ったら、去年登った富士山の頂上火口のお鉢巡りに近い感じ。
ここから一旦火口側に大きく下って新山に登り返す。

鞍部から溶岩ドームでできている新山頂上をめざす!

一応ペンキ印はあるが、もはやルートはないも同然。
ひたすら登りやすそうな岩を選んで伝い這っていく。
ここで携帯やカメラを岩の間に落としたらほぼ回収不可なので要注意!
ついに鳥海山頂上(新山)に登頂!

さすがに岩が積み重なっているだけの不安定な頂上なので、頂上標識はない。
かわりにペンキで新山と書かれていた。
頂上からは、はるかかなたに岩手山(2038m)のシルエットが見えた。

山頂部にある今にも崩れそうな無数の岩峰群。

次々と人が登ってくるので、狭い頂上での長居はご法度。
昨日の一人だけの神室山と違ってこっちはずいぶんとにぎやかだ。
一通り写真を撮ったら下山を開始する。
まずは胎内くぐりへ。

この穴をくぐり生まれ変わって???御室小屋まで下りてきた。

御室小屋が営業していたらプレミアム価格(400円くらいらしい)でも、ジュースを買おうと思っていたのだが、、、どうやら8月末で今季の営業を終えていたらしい。
だいぶがっかりしたが、ここで簡単な(パンとソーセージ)昼食の大休止をとった。
御室小屋 – 千蛇谷 – 鳥海湖 – 千畳ヶ原- 滝ノ小屋登山口(下山)
天気がいいので、予定通り千蛇谷から鳥海湖をめぐるコースタイム9時間以上のロングコースで下っていくことにした。
まずは千蛇谷を下っていく。

千蛇谷の底にはまだ雪渓があった。

いったん隣の尾根を越えるために登り返す。

登り返すと御田ヶ原。

ここからはほぼ木道がひかれた気持ちのいい草原がずーっと続く。
朝晩は寒いので、うっすら草紅葉が始まっていた。
御田ヶ原分岐から鳥海湖方面に向かう。

尚、分岐までは多くの人が歩いていたが、ロングコースのためか、千畳ヶ原コースに入っていく人はほとんどいなかった。
少しだけルートをはずれて、鳥海湖に寄ってみた。

見ての通り、鳥海湖はそこまで感動するほどの湖ではなかった・・・
少し戻って誰もいない千畳ヶ原に向かって下っていく。

このコースは途中で何本も雪渓から溶けてきた水が流れるガレ場の徒渉がある。
行動中は暑かったので、徒渉のたびに帽子や腕を濡らして火照った身体を冷却!


これが最高に気持ちいい!結局計20回くらい濡らしたので、最終的にはTシャツがビチャビチャになった。まあ、誰もいないからいいや。(下山する頃には勝手に乾いていた)
ようやく目指していた千畳ヶ原。


いやーこれは絶景だ!チョット長いので大変だけど、鳥海山でこのコースを選ばないのはもったいない!
絶景の草原歩きを存分に堪能した後の月山森への急なガレ場の登り返し・・・


先人のリポートではかなりきついとあるが、私はチョットした岩登りでおもしろかった。所々で水がわき出していたので、ここでも帽子ジャブジャブを濡らしながら登った。
月山森。

藪っぽかったので登るのはやめた。
そしてようやく崩壊した河原宿小屋まで戻ってきた。

あとは朝と同じルートの外輪山をひたすら下る。

遠くに赤い屋根の滝ノ小屋と、左側に駐車場のトイレが見えてきた。
そして下山完了!

下山後のお楽しみ
下山後はお決まりの冷え冷えの炭酸飲料を一気に飲み干す!

今回は1泊なので、1.5ℓ×2本の氷だけを入れてきたが、まだ半分以上氷のままだった。
鳥海山に乾杯!


いつもながらこの瞬間は最高のひと時だ!
まとめ

長雨の影響でもともとの北アルプステント泊山行から、急遽東北地方の神室山・鳥海山を車中泊でめぐる計画に変更したが、満足感いっぱいの山行であった。
特に本記事の鳥海山は天気も良く、絶好の登山タイミングであった。
熊との距離がある場合は熊よけスプレーが有効だ。最新のおすすめ熊よけスプレーについて興味のある方はこちらの記事も合わせてどうぞ!
接近戦に備えて「陸刀(リクカタナ)」も常備しておきたい!
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