2022年に築20年以上の中古で購入した筆者の家の玄関前にはコンクリート製の外階段がある。
この階段にはおしゃれな化粧タイルが貼られているのだが、購入時から一部が欠けていた。
最近になってこのタイルの剥がれが目立ってきたので、DIYで補修することした。
本記事ではその全貌を紹介しよう!
化粧タイルの剥がれ

冒頭で紹介したタイルの欠け・剥がれは上の写真の通りである。
さすがに玄関前なのでこのままではちょっとカッコ悪い!またタイルが剥がれかけていると歩行も危険だ!
階段の補修方法
今回のDIYの基本方針を紹介しよう!
- ステップ部分のタイルはすべて剝がす
- ステップ以外のタイルはできるだけ残す
- ステップ部分は大判の平板プレートに置き換える
ステップ部分にはまだ接着力の強いタイルも残っていたが、遅かれ早かれ剥がれていく可能性が高いので、この機会にすべて取り除くことにした。
また、ステップ部分には剥がしたタイルを再利用するのではなく、剥がれや割れに強く、施工も楽な大判の平板プレートを接着させることにした。
実際の補修作業を紹介
①ステップ部分のタイル剥がし


金槌とタイル剥がし(スクレーパー)を使ってひたすらタイルを剥がしていく。
スクレーパーを使うと気持ちよく簡単に剥がれた。
それだけ接着力が弱っていたということなのかもれないが?
尚、予定にはなかったステップ部分以外の箇所(最終的には3枚)もペラペラしていたので剥がした。
この部分には剥がしたタイルを再利用することにした。
②クリーニング

もともとのタイル貼り付けに使われたと思われる接着材の痕跡をできるだけきれいに取り除いて、ステップ面を平滑にクリーニングしていく。
これも先に紹介したスクレーパーをノミのように斜めにして、金槌をうまく使って削っていった。
③コンクリート平板を接着させる

ステップに30×30×厚さ3㎝のコンクリート平板を載せて接着していく。
ちょうどステップあたり3枚+目地幅調整でいい感じの寸法になった。
接着材はセメダインの強力屋外用コンクリート用を使用した。
コーキングガンを使うと簡単に塗布できる。
接着剤が不要な箇所に付着しないように、しっかりとマスキングをしておこう!

いい感じになってきた!
④目地作り

③の平板貼り付け状態のままでも機能的には大きな問題はないと思うが、目地をしっかり作ったほうが見た目が良いし強度も出る。
目地ごてを使ってモルタルを詰め込んで丁寧に施工した!
⑤完成

最後に、目地からはみ出たモルタルをスポンジでふき取って完成!

オリジナルに比べて多少違和感はあるが、これはこれで味があっていいではないか!?
まとめ
購入時に気にはなっていたが、他のDIY等で後回しになっていた「コンクリート製外階段」の補修を完了した。
色付き平板を使っておしゃれに施工することも考えたが、違和感が助長されそうな気がしたので、あえて無機質な平板をそのまま使った。
まあ多少違和感はあるが、、、機能的には全く問題ないので、今回のDIYはうまくいったと言っていいだろう!?