日本百名山の朝日連峰【大朝日岳(1871m)】に登ってきた!古寺鉱泉からの往復!

山行記録
残念ながら山頂はガスで真っ白!
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 日本百名山でもある山形県の大朝日岳(1871m)をソロで登山してきた。

 夏が終わり、紅葉シーズンにはチト早い9月上旬は、例年登山者が少ない時期でもあることは肌感覚として知っている。

 日本百名山のようなメジャーな山は、このような閑散期にのんびり登るのが一番だ!

 しかも平日を狙えるのは、早期退職を実行したからこそ、得られる果実なのだ!

 移動手段:🚙(ハイエース)

山名大朝日岳
標高1871m
山と高原地図エリアNo9(朝日連峰)
備考日本百名山

日本三百名山の最新改版が2023年10月に上巻、2024年6月に下巻に行われた。前回は2017年だったので、私は購入を控えてずっと待っていた。おそらく次回は2030年以降に改版かと思われるので、購入するなら今だろう。

登山計画

 今回の登山遠征は、せっかくなので近くの日本百名山「月山」と抱き合わせて計画した。

 初日に大朝日岳、翌日に月山に登ると言うわけだ。

 大朝日岳は日帰りだと10時間レベルのコースタイムなので、なるべく朝一から登山開始したい。

 なので、前日の夜に近くの道の駅に車中泊し、翌日早朝、登山口である古寺鉱泉入りすることにした。

日付コース
2024年9月10日(火)山形県まで車で移動。道の駅「白鷹ヤナ公園」にて車中泊
2024年9月11日(水)古寺鉱泉‐古寺山‐大朝日岳‐古寺山‐古寺鉱泉

車中泊(前泊)

9月10日(火) 天気:|☁

移動日。

早めに高速道路を下りて、山形県内の一般道でのんびり道の駅を探しながら進む。

今夜の宿泊地は、道の駅白鷹ヤナ公園に決めた。

道の駅白鷹ヤナ公園。シーズン中はあゆのヤナ場で有名らしい
この日は大駐車場にたったの3台程度。暑くてポタ電使って扇風機全開!

 夏場の車中泊は暑いので、あえて8月をスルーして9月の登山計画にしたのに、この日は暑くてとても寝苦しかった。。。

 山形県の山中とはいえ、標高が低過ぎた(手元の高度計で150mほど)。

 フロント窓は網戸、扇風機全開で何とか耐えたが。

登山口(古寺鉱泉)-古寺山

 9月11日(水) 天気:☁|☔

 朝4時過ぎに起きて、まずは登山口の古寺鉱泉に向けて、車を走らせた。

 古寺鉱泉に5時頃到着。

 さすが日本百名山だけあって、すでに10台程度の車が止まっており、出発後の様子だった。

 ※後から他の登山者と話をして分かったのだが、どうやら何名かは山頂避難小屋の宿泊組だったようだ。

 身支度を終えて、私も5時20分頃、出発!

 9月というのに登山口でも20℃以上という信じられない暑さ。。。

ココから登山道となる
朝陽館の前を通る。古い登山本だと宿泊を薦めていたので、まだ営業しているのかと思ったら、完全に廃墟になっていた!
ほどなく水場。冷たくておいしい。一応浄水器を通して飲んだ
ハナヌキ峰分岐。ここから古寺山への急登がはじまる。
ようやく古寺山が見えてきた。
古寺山(1501m)。行きはココに大学生と思われる山岳サークル?メンバー15人ほどで埋め尽くされていたので、素通りした。この写真は下山時の写真。

 写真ではあげていないが、三沢清水の水場も合わせて、ココまで二つの水場があるのがうれしい。

 沢から引いている水のようなので、念のため携帯浄水器を通して飲んだ。

 ここまでは9月というのに蒸し暑く、半そで半ズボンでも大汗をかきながら登った。

古寺山 – 大朝日岳

 古寺山を過ぎたあたりから、天気が怪しくなってきた。。。

古寺山を過ぎると小朝日岳が目の前にそびえ立っていた
鳥原山方面
小朝日岳巻き道分岐。天気が怪しいので、右側の巻き道を進む
巻き道は残雪があると滑落の危険があるとのことだが、確かにこの写真の辺りは雪があると危険だと思った。滑ったらたぶん谷底まで止まらない!
以東岳方面の尾根。残念ながらガスが湧いてきたので見えない。。。
巻き道終わり
圧巻の絶壁!左側が小朝日岳だ
気持ちの良い稜線を進む。ガスがなければ最高の景色だっただろう!
小雨も降ってきた。。。この辺でレインウエアを着る
銀玉水。さすがにここは浄水器は不要だ!まろやかで冷たくてとてもうまい水だった。がぶ飲みした。。。
大朝日岳頂上避難小屋。改修中だが、使うことはできるらしい。
大朝日岳への最後の登り
ついに大朝日岳(1871m)に登頂。
残念ながら何も見えない。おまけに雨

 嫌な予感はあったが、標高をあげるにつれて、天気が悪くなっていった。

 予定では小朝日岳も登ろうと思っていたが、天気が悪いので、まずは最大の目的である大朝日岳を先に目指し、天気が回復すれば帰りに小朝日岳も登ることにした。

 山頂では、天気が回復することを願って少し粘ってみたが、雨が再び降ってきたのであきらめて下山することにした。

大朝日岳 – 古寺山 – 古寺鉱泉(下山)

判断を保留していた小朝日岳もガスの中。帰りも巻き道を行くことにした
巻き道通過後、鳥原山方面。あの尾根を通って古寺鉱泉に抜けるルートも面白そう
行きにスルーした三沢清水。水はボコボコ出ていた
古寺鉱泉が見えてきた
下山後はシマノのクーラーボックス(フィクセル リミテッド)でキンキンに冷えた炭酸飲料をガブ飲み。これが最高にうまい!
靴を脱いでくつろぐ。

 ざっくり、登り5時間、下り4時間の計9時間かかった。

 どうも今使っているSCARPAの靴が合っていないようで、、、いつものように下りで親指の側面と小指先端が痛くて難儀した。

 よく見ると、両足の小指の爪がなくなっていた。。。

 幅広の靴に買い替えようかな?

筋肉おやじ
筋肉おやじ

登山や車中泊旅をする方は、シマノのクーラーボックスに冷たい飲み物や食材を持っていくといい。真夏の炎天下3泊程度でも氷が残っている優れものだ!下山直後の炭酸飲料ガブ飲みは最高だ!

 この後、翌日の登山(月山)に備えて、月山近くの道の駅(道の駅にしかわ)へと移動した。

最後に

 天気が良ければ最高の景色だったのだろうが、あいにく今回はガスと雨に巻かれて少々残念な登山であった。

 ただ、下界は30℃以上でもさすがに稜線上は涼しく、まさに天然クーラーであった。

 確実に晴れそうな日にまた別ルートで登ってみたい!

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