中古住宅を購入する条件の一つとして、家庭菜園をするための庭付き戸建て住宅であることだった。
そして2022年、念願の庭付きの戸建て住宅を購入した。
しかし、その庭は荒れ放題だった。。。
これまでに、荒れ放題だった庭をDIYで劇的に改善してきた。そして、ようやく家庭菜園スペースを作る段階に入った。
本ブログではブロックを使って簡単?に家庭菜園スペースを作る方法を紹介する。
大量のコンクリートブロック購入
まずは材料だ。大量のコンクリートブロック(56個)をホームセンターで仕入れた。といっても158円/個である。
この大きさなのに、財布に優しいのがコンクリートブロックのいいところだ!
あまりに大量なので軽トラを借りた(ホームセンターは1時間以内なら無料て貸してくれるところが多いと思う)。
ブロック設置
計画ではとりあえず、コンクリートブロックは固定せずに、家庭菜園スペースを区切っておこうくらいだった。
ただし、ブロックの配置は紙と鉛筆を使っていろいろ考えた。
考えた結果、少々トリッキーで複雑な形状になってしまった。まあ、とりあえず図面(と言っても手書きイメージ図だけだが)に沿って、ブロックを置いてみた。
この段階ではブロックを固定する気はサラサラなかったので、平行や直線出しは結構おおざっぱに行っている。
ただ直線出しは、ニトリで購入したじゅうたんの芯として入っていた竹が大活躍した。
畑スペースの中の土は不要な小石・大石を取り除きたかったので、深さ30㎝程度までは全部ふるいにかけた土だけを選別して再生させた。
一部固定化に計画修正
しばらくは文字通りブロックは置いたままで使っていた。まあ、家庭菜園スペースを囲っている境界として使う分にはこのままでも使えなくはない。
おそらくブロック囲いで家庭菜園スペースを作っている大部分のご家庭は、この状態で使っていると思う。ちなみに、私の実家もこのような使い方をしている。
だが、イメージしてほしい。ブロックはつい踏んでしまうのだ!いや踏みたくなってしまうのだ!
特に、私の庭の場合、瓦チップの小路との境界のブロックは、つい踏んでしまうので何度も斜めになった。また、ブロックが斜めになると、瓦チップがブロックの下に潜り込んで回復させるのがとても面倒なことになっていた。
ということで、よく踏んでいた小路との境界を構成しているブロックだけはモルタルで固定することに決めた!
尚、ブロックの穴については全てモルタルで埋めるのは材料の無駄である。
なので、畑の土再生で篩上に残った小石や庭づくりで出てきた石で8割程度埋め、残り2割の表面だけはモルタルできれいに施工した。
まさに、不要な小石の処分+材料費節約+強度UP(重量)の一石三鳥である!
もちろん、固定化となるときっちり平行出しが必要だ。定石通りに水糸を張って、水準器も使って慎重に作業を行った。
なんか違和感が・・・
数日後、モルタルが乾いた状態で撮った写真が下記だ。
どうだろう。なんか違和感を感じないだろうか?
写真ではイマイチよく伝わらないかもだが、見た目の頑強さというか重厚感というか、モルタルで固定した手前(瓦チップ小路側)部分はがっちりしているが、その他の部分はなんかグラグラ感があって実に弱々しい感じがしないだろうか?
長年パワーで生きてきた筋肉おやじにとって、この感覚は許されない感覚なのだ!
全面固定化すると容易に位置変更できないというデメリットもあったが、この違和感に耐えきれず、
全面モルタル固定を決めた!
全面モルタル固定化決行!
腹をくくったらすぐに取りかかるのが私の信条である。早速作業を開始した。
幸い、今や土木は私の大好物である。
手間はかかったが、ようやく全区画モルタル固定化が完了した。
固定化前と比べて明らかに重厚感が増したのがわかるだろうか?もちろん、実際にブロックの上にのっても今度はビクともしない。
最後に
今回は、我が家の庭の大面積(2/3)を占める家庭菜園スペースを、ブロックを使ったDIYで作った詳細過程を紹介した。
ブロックを並べるだけなら何も難しいことはない。
ただし、写真を見ていただければわかるように(現物を見るともっとはっきりとわかる)モルタルで固定化した場合と、並べただけでは仕上がりの印象が全く違うのだ!
確かに固定化すると容易に動かせないデメリットもあったが、十分に考え抜いて決めた家庭菜園スペースなので、そうそう変えることもないだろう。
その後の家庭菜園スペースの運用状況は下記である。ニンニク、大根、ニンジン等が青々生育中だ。夏はトマト、キュウリ、ピーマン、豆・・・等、大収穫であった。我が家の自給率Upに大貢献中だ!
家庭菜園で育てた野菜は味が濃くてとてもおいしく感じる!
何よりも作業が楽しいのだ!
皆さんも庭にスペースがあれば、ブロックを使った家庭菜園を是非始めよう!
写真右側にチョコっと青い防風ネットが見えているが、これもDIYで作った!
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