大規模災害時に必ず問題になることがある
トイレ問題だ!
自宅のトイレは水が止まったら使い物にならない!
そもそもトイレに入れる状態ではないかもしれない。
まもなく設置されるであろう仮設トイレは大渋滞かつ衛生面でも気になるので気軽に使えそうにない。
本記事では、このように大規模災害時に家族で使うことを想定した最新のおすすめポータブルトイレを、ランキング形式で紹介してみた!
いずれも2025年最新の商品情報をベースにしている。
防災目的でポータブルトイレが気になっている方は是非参考にしていただきたい!
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商品名 | サンコー | MOARS | Dajie スツーレⅡ/L | Qbit | SEIWA | PYKES PEAK/L |
総合評価 | (5 / 5.0) | (4.5 / 5.0) | (4 / 5.0) | (4 / 5.0) | (3.5 / 5.0) | (3.5 / 5.0) |
サイズW/D/T/cm | 48/35/39 | 31.5/38.5/36.5 | 34/38/36 | 30/38/30 | 42/46/44 | 40/44/42 |
穴径長手方向 /cm | 約27? (画像判定) | 約30? (画像判定) | 27 | 30 | 30 | 約30? (画像判定) |
重量/kg | 2.79 | 1.9 | 2.26 | 2.78 | 3.57 | 3.12 |
耐荷重/kg | 120 | 200 | 150 | 800 | 100 | 100 |
収納 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
カラーバリエーション | ブラウンのみ | 〇 | 〇 | ブラックのみ | グレーのみ | 〇 |
その他付属 | 10袋/凝固剤付き | 12袋 | 12袋 | ー | 10袋/凝固剤付き | 12袋/凝固剤付き |
参考価格/円 | 7,447 | 4,580 | 6,080 | 4,980 | 6,980 | 5,980 |
【防災目的】ポータブルトイレの前提

ネットで「防災用ポータブルトイレ」を検索すると、実にいろいろなモデルがヒットする。
価格もピンキリで何を基準に選んだらいいか大いに迷うところだろう。
冒頭で紹介したように、本記事で紹介するポータブルトイレは「防災目的を前提」としているので、この目的に見合ったモデルを選定する必要がある!
【防災目的】を前提としたポータブルトイレとは?
防災目的を前提としたポータブルトイレを選定するにあたって、以下の条件を優先させた。
- 安心して使用できるサイズ感
- 便座穴径長手方向の大きさが十分であること
- 普段使いとして別の用途でも使える
①安心して使用できるサイズ感
筆者はドライブや車中泊等、車に載せることを前提としたおすすめのポータブルトイレも調査を行い、別記事で紹介している。
この時はコンパクトなサイズ感を重要視したが、本記事は防災目的なので、コンパクトさよりも実使用時に安心して使用できるサイズ感を重視した。
特に座面高さは重要だ。
男性が使用する場合、できれば35cm以上はほしい。
②便座穴径長手方向の大きさが十分であること
本体が大きくて頑丈でも、肝心の便座の穴径サイズが小さいと使用時に不安になる。
特に男性の場合は長手方向がある程度大きくないと残念なことになりかねない。
筆者は車中泊用にコンパクトサイズ(穴径長手方向が約24cm)のポータブルトイレを車に常備しているが、1日に複数回使う状況だとさすがにストレスがたまると思う。
防災目的では、穴径長手方向の大きさが十分(最低でも25cm以上)であることが必要だ。
④普段使いの視点
ポータブルトイレを使うような大規模災害はさすがに頻繁に発生するものではない。
また、防災目的のポータブルトイレならば、サイズが大きいのでそれなりの保管スペースが必要だ。
購入のモチベーションを保つためには普段使いができることが望ましい。
その他付属の凝固剤・便袋について
凝固剤や便袋が付属しているか否かについては、ラインキング順位には一切考慮に入れていない。もちろん付属していた方が便利ではあるが、10個程度付属していたところで全く足らない。特に凝固剤は1個20円程度なので、100個単位で別途常備しておくべきだろう。
【防災用目的】におすすめのポータブルトイレ
前置きはこの辺にして、早速おすすめのポータブルトイレをランキング形式で紹介しよう!
【サンコー】おすすめ🥇

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おすすめNo.1は「サンコー」だ。
「サンコー」がおすすめNo.1である理由
「サンコー」のモデルは、本記事で紹介しているどのモデルとも一線を画している。玄関などのコーナーに配置しておくと、座って靴を履く時など毎日のように使うイメージが湧くのだ!

便座穴径長手方向のサイズは約27cm(筆者画像判定)と25cm以上確保されてる。耐荷重も120㎏あるので、ステップとして使用することはない本モデルにおいては十分であろう。

普段使いと、いざという時を両立させた「サンコー」のモデルは、防災目的のポータブルトイレとしてイチオシの商品だ!
【MOARS】おすすめ🥈
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おすすめNo.2は「MOARS」だ。
「MOARS」がおすすめNo.2である理由
「MOARS」は便座穴形状がひょうたん型で、大人の男性にピッタリの形状になっている。耐荷重も200㎏と十分だ!
他の商品には見られない特徴として、スマホなどの小物置き場とトイレットペーパーホルダーまで付いている。特にトイレットペーパーホルダーは、災害時に家族で複数回使うことを想定するとかなり機能的だと思う!
普段使いの用途としては存在感を見出しにくい!

「MOARS」は、いざというときの防災目的に限定すると、本記事紹介モデルの中で最も実践的なモデルだと思う!普段使いよりも防災目的を優先する方におすすめしたい!
【Dajie スツーレⅡ】おすすめ🥉

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おすすめNo.3は「Dajie スツーレⅡ」だ。
「Dajie スツーレⅡ」がおすすめNo.3である理由
ポータブルトイレ業界では存在感のあるDajieの商品。従来のスツーレの便座穴径長手方向は24cmしかなかったが、本商品スツーレⅡでは27cmに改良されている!

「スツーレⅡ」は総合的にまとまったモデルになっている。「Dajie」のブランドに魅力を感じる方は、改良版の「スツーレⅡ」がおすすめだ!
【Qbit】おすすめ🥉

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「Qbit」の商品は正直ランキングの位置づけに迷った。ハマる人はおすすめNo.1になってもおかしくないモデルである!
「Qbit」がおすすめNo.3である理由
「Qbit」の商品は、本記事で紹介しているどのモデルとも一線を画したPUレザーの素材でできている。なので、無機質なブラスチック製とは異なり、フワフワした感触が心地よい!
普段使いではスツールとして使用することができる。ポータブルトイレ感は全くない!しかも2㎏台の重量にして耐荷重は圧巻の800㎏だ!
肝心の災害時の使用となると、、、PUレザーであるがゆえに汚れが気になるかもしれない。当然丸洗いすることはできない。実使用では便座にもビニール袋でカバーして使用することが推奨されている。少々面倒だ。
普段使いにスツールとして使用を想定しているため、座面高さは30cmとやや低い。座面はPU製で心地よいかもだが、態勢はやや窮屈に感じるだろう。

普段使いの優先度を高く考えている方にとっては、「Qbit」はおすすめNo.1のモデルと言っても過言ではない!
【SEIWA】

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「SEIWA」の特徴
本記事で紹介しているモデルの中で最もサイズが大きい。便座穴径長手方向のサイズも30cmと十分だ!
サイズの裏返しとなるが、重さは3.57kgと本記事紹介モデルの中で最重量である。また、サイズが大きい割には耐荷重は100㎏と意外に低い。Stepとしての使用も想定されているが、大柄な男性は避けた方がいいだろう。

「SEIWA」は女性や子供、比較的小柄な男性向けのモデルである!
【PYKES PEAK Lサイズ】

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「PYKES PEAK」はS/Lのサイズ展開をしているが、ココではLサイズを紹介する。
「PYKES PEAK Lサイズ」の特徴
これといって目立った特徴はないが、サイズ的にはちょうどよいモデルであろう。
耐荷重は100㎏しかない。「SEIWA」と違って「PYKES PEAK 」はStepとしての使用は想定されていないようであるが、Stepとして使いなくなった場合は要注意だ。特に大柄の男性はやめておこう!

「PYKES PEAK Lサイズ」は女性や子供、比較的小柄な男性向けのモデルである!
最後に
災害はいつやってくるかわからない。
だが、東南海地震については近い将来必ず来ることだけはわかっている。
最新の情報では、30年以内に80%の確率でやってくると言われているのだ!
ならば備えは万全にしておきたい!
あなたも本記事を参考にして、早速ポータブルトイレを準備してみてはいかがだろうか?
大規模災害時には電力インフラも全くあてにならない。ならば自分で備えておきたい。ポータブル電源やソーラーパネルを合わせて準備しておこう!興味がある方はこちらの記事もあわせてどうぞ!
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