夏場の車中泊やキャンプでハイエースの車内で就寝する時に悩まされるのが暑さ対策だろう。
当然対策の「いの一番」にあげられるのは、窓やドアを開けることだ。
特にハイエースのようなバンタイプはリアドアを大きく開放することができるので、この効果は絶大なのだ。
もちろん控えめに小さく開けても効果は大きい!リアドアストッパーの自作に興味のある方はこちらの記事もあわせてどうぞ!だれでも簡単に作ることができる!
だが、無下にドアを開けっぱなしにしておくと、今度は虫キングの襲来に悩まされることになる。
なので、リアドアを少しでも開けるなら、合わせて網戸も必ず設置しておきたい!
本記事では
- どんなタイプの網戸があるのか?
- おすすめする人は?
- 筆者が使っている強力マグネットタイプ「BROMGEAR」使用レビュー!
について紹介する。
是非選択の参考にしていただきたい!

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リアドア網戸のタイプについて
ハイエースのようなバンタイプのリアドアに設置する網戸のタイプは、大きく以下の2つに分かれる。
- ドアモールを利用するタイプ
- 強力マグネットを利用するタイプ
①ドアモールを利用するタイプ
ドアモールを外しながら、間に網戸の端を挟み込んで固定していくタイプである。
メリット・デメリットは?
構造上、車体と網戸の間の隙間はできない!
設置と取り外しに時間と手間がかかる・・・道の駅等、現地で設置するにはちょっとイマイチだ!

網戸を長期間常設して使いたい方はこちらのタイプでもいいだろう。
②強力マグネットを利用するタイプ
網戸の端に等間隔に強力マグネットが縫い込まれており、これを車体の金属部分にベタベタ貼り付けながら設置するタイプである。
メリット・デメリットは?
マグネットで貼り付けるだけなので、設置も取り外しも超簡単!道の駅等、現地でも気軽に扱うことができる!
うまく生地を張りながらマグネットを配置しないと、車体との間にすき間ができやすい!
筆者が選択したタイプは?
筆者は網戸を常設するつもりは毛頭ない。
理由は、
- 出入りの邪魔になる
- 3カメラタイプのドラレコで車内側を映しているので、映りの障害になる
いくら面ファスナー・つり上げ・観音開き等のタイプでも、何もないよりは出入りの邪魔になるだろう。
また、せっかくドラレコで車内側を記録しているのに、網戸越しの画像では万が一の時に役に立たない心配もある。

ということで、私は必要な時だけサッと設置できる強力マグネットタイプ「BROMGEAR」を選択した!
強力マグネットタイプ「BROMGEAR」について

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「BROMGEAR」のメリット
何と言ってもハイエース専用設計(200系)なので、ぴったりサイズなのが良い。テント型のファスナーがついており、車内・車外から簡単に開け閉めすることができる!
強力マグネットで車体にピタピタ小気味よく張り付き、強度は必要にして十分。生地はとても伸縮性があるので、固定位置の微調整も比較的簡単にできる。また、ボトム側だけは4カ所マジックテープでガッチリ固定できるのもGOOD!

メーカーの紹介記事では10秒で設置できる!って書いているが、さすがにきっちり設置するには慣れても10秒ってことはないと思うが、1分くらいでピッタリ設置することはできる!
事前にやっておくこと
実際に使用する前に、最適な位置にマジックテープを車体に貼り付ける必要がある。
まずは上側を基準にマグネットをペタペタ貼っていく。
生地が伸びるので、テンションをかけながら貼り付けると良い。




最適なマジックテープのオス・メスの位置が確定したら、粘着テープを貼る箇所にシリコンオフスプレーを吹きかけ、しっかり脱脂をして貼り付ける。
車体側のマジックテープの方が1.5倍くらい面積が大きいので調整幅が十分にある。これはユーザー目線でよく考えて設計されている!
「BROMGEAR」実践使用レビュー




「BROMGEAR」の商品の良いところは、とにかく設置が簡単なことだ!
適当にマグネットを貼っていき、途中で微調整すればよい。

何回かやればコツがつかめてくるだろう!
また、マグネットで固定したままテントのように自由に開放できる点もいい!
外からも内からもスムーズに操作することができる。
もちろん、別記事で紹介した自作ドアストッパーとの相性もバッチリだ!
車中泊で使用してみた!
先日実際に「巻機山・守門岳」の車中泊登山遠征で実践使用してみた。



新潟県の道の駅「いりひろせ」で7月に車中泊を実施した。
これまでは運手席・助手席の窓全開と2台の扇風機で暑い夜を過ごしてきたが、リアドアの開放は想像以上に効果的であった。
「巻機山・守門岳」車中泊登山記事は現在工事中:近日公開予定!
気になる点は?
生地の伸縮性が高く、位置固定の自由度が高いのはメリットであるが、反面伸びすぎるので弛んで隙間ができやすいことがある。
特に上基準で合わせていくと、左右のボトム付近で弛んだ形状になりがち。

慣れてくればコツがつかめてくるので、車中泊旅の前に何回か練習しておくことをおすすめする!
まとめ
夏場の車中泊はできれば避けたいが、最近のように何カ月も夏場が続くようだとうまく対策を取り入れながら付き合っていくしかない。
標高の高い山間部で車中泊するのがベストだと思うが、やむを得ない場合は扇風機と合わせて、網戸+窓やリアドアを解放し、できるだけ快適な環境を整えよう。
夏の車中泊では運転席・助手席の網戸も必須。興味のある方はこちらの記事もあわせてどうぞ!
車中泊に必要なものをリストアップしてみた。興味のある方はこちらの記事もあわせてどうぞ!