太陽光発電無料設置の【0円ソーラー】って何?どんなカラクリなの?!

太陽光発電
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 太陽光発電を無料で設置できる「0円ソーラー」を聞いたことがあるだろうか?

興味がある人
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「無料」とか「0円」っていかにもあやしくね?

筋肉おやじ
筋肉おやじ

確かにそう思うのも無理はない。だが、これは日本政府(環境省)も推進しているレッキとした「0円ソーラー」事業なのだ(環境省HP)!

 では一体れが損をして、誰が得をしているのか?ハタマタ実はみんなハッピーなのか?

 本記事では「0円ソーラー」のなぞについてわかり易く解説していこう!

【0円ソーラー】とは

 まず「0円ソーラー」について、環境省の公式サイトに以下のように記載されている。

「事業者が初期費用を一時負担して、太陽光発電設備を設置し、住宅所有者は電気料金又はリース料を支払うことで、初期費用0円で太陽光発電を設置できます。」環境省HPよりそのまま抜粋

0円で設置できるカラクリ

 本題の「0円で設置できるカラクリ」の大部分は、まさに上で紹介した環境省のサイト記載文が回答になる!

つまり、設置事業者は契約者(わたしたち)に0円で太陽光発電設備を設置する代わりに、発電した電力の料金やリース料金を収益として一定期間契約者(わたしたち)から受け取り、初期費用を回収しているのである。

興味がある人
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なるほど。「設置する側は、実際にはタダで設置しているってことではない」「契約者側は、無料設置と言われながら別の形で設置費用を支払っている」ってことだね。でも契約者はどんなメリットがあるの?

筋肉おやじ
筋肉おやじ

良い質問だ。0円ソーラーの種類によって微妙に違うから次で詳しく解説していこう!

【0円ソーラー】の種類は?

「0円ソーラー」には大きく3つのモデルがある。

  • 電力販売(PPA)モデル
  • リースモデル
  • (屋根貸しモデル)

 このうち③屋根貸しモデルは、文字通り屋根を事業者に貸して賃料のみ受け取るモデルで、契約者は発電した電力の恩恵は一切受けない!

 法人事業者のように無駄(と言っては失礼であるが)に広い工場の屋根を有効活用するならともかく、、、戸建て住宅の狭い屋根で屋根貸しモデルを利用する人は非常に少ないので、本記事では①電力販売(PPA)モデル②リースモデルに絞って解説する。

①電力販売(PPA)モデル

引用:環境省HP

 PPA(Power Purchase Agreement)は、日本語に直すと電力契約販売という意味であり、概要は以下の通りである。

太陽光発電設備を事業者が無償で提供する代わりに、発電した電力は(一定期間)事業者のもので、事業者は契約者から電気料金を受け取る。余剰電力も事業者のものなので、事業者は余剰電力を電力会社に売電して収益を得ることができる。

PPAモデルのメリット

  • 初期費用がかからない(0円)
  • 電気代が安くなる(事業者との契約による)
  • メンテナンス費用がかからない(事業者との契約による)
  • 契約期間終了後は設備が無償で自分のものになる(事業者との契約による)

PPAモデルでは、電気料金が電力会社との契約価格よりも安く設定されている場合が多く、契約者は電気代が安くなるメリットがある(事業者毎の契約内容による)。

PPAモデルのデメリット

  • 契約期間中(概ね10年間が多い)は発電した電力を自由に使えない
  • 途中で解約すると違約金が発生する
  • 電気料金の価格変動による影響が不確実(事業者との契約による)

デメリットの筆頭はせっかく自宅の屋根で発電しても、設備・電力とも事業者のものであり、一切自分で使うことができない不自由さだろう。蓄電池の設置が制限されてる場合は災害時の対策としても中途半端だ!なので、確かに社会的にはエコに貢献している意義はあるのだが、個人レベルでの実感は得られにくいだろう。

②リースモデル

引用:環境省HP

リースモデルの概要は以下の通り。

太陽光発電設備を事業者がリースとして提供し、契約者は定額のリース料金を事業者に支払う。PPAと決定的に異なるのは、発電した電力は契約者のものであり、自家消費や売電、蓄電も自由にできるという点である。

リースモデルのメリット

  • 初期費用がかからない(0円)
  • 発電した電力を自由に使える
  • 蓄電池をうまく活用すれば災害時の停電対策になる
  • リース料は定額のため、資金計画が立てやすい
  • メンテナンス費用がかからない(事業者との契約による)
  • 契約期間終了後は設備が無償で自分のものになる(事業者との契約による)

最大のメリットは、PPAモデルと違って発電した電力を自由に自家消費したり売電することができることだ!存分にエコ生活を実感することができるだろう。また、蓄電池の導入やEV車を持っている方はV2Hシステム(Vehicle to home)を導入するなどすれば、さらにエコ生活を拡充することもできる。もちろん災害発生時の停電対策にもなる。

リースモデルのデメリット

  • 途中で解約すると違約金が発生する
  • 発電量が少ないとリース料金の方が割高になる可能性がある

発電量次第では電力会社から買電が必要になる。発電量にかかわらずリース料金は定額で支払い続けならないので、想定外に電気代出費が多くなる可能性がある。また、余剰電力の売電価格(FIT価格)は年々下がっている(2025年は15円/kWh)ので、売電による収益はたいして期待できないことにも注意。

【0円ソーラー】に共通の制約事項

 「PPAモデル」にしろ「リースモデル」にしろ、「0円ソーラー」には以下に紹介する共通の制約事項がある。

  • 年齢制限
  • 住宅の築年数や屋根の状況によっては設置できない

10年や15年といった長期の契約になるので、例えば65歳未満などの年齢制限を設けている事業者が多い。また、屋根の防水性低下や耐震性等の問題もあり、築年数が古い住宅は取り付けできない場合もあるので、設置事業者によく確認しておきたい!

興味がある人
興味がある人

なるほど。契約者側のメリットは「エコへの貢献」、「契約終了後の設備が無償でもらえる」、「災害対策」とかいろいろあるんだね!でもPPAとリースは結局のところ、どっちがおすすめなの?ぼくにはリースの方が合ってそうだけど。。。

筋肉おやじ
筋肉おやじ

そうだな。人それぞれ優先度が違うので一概に「こっち一択だ!」言えないが、参考までにおすすめする人を次に紹介しておこう!

おすすめする人

「PPAモデル」をおすすめする人

  • 契約期間ずっと一般の電気料金よりもお得な価格で電気料金を支払いたい
  • エコに貢献することには興味があるが、自分で電力を自由の使い方まで考えるのは手間だと思う人
  • メンテナンスを自分でやりたくない

「リースモデル」をおすすめする人

  • 自家消費や売電により電気料金コストを下げたい
  • 発電した電力を自分で自由に使いこなしたい
  • エコ生活を存分に満喫したい人
  • 一定の料金支払いで家計を計画的に守りたい
  • メンテナンスを自分でやりたくない
筋肉おやじ
筋肉おやじ

「PPAモデル」と「リースモデル」の違いは比較的明確だと思う。また、本記事ではふれていないが、「太陽光発電設備を一式マルっと購入」する場合との比較も「初期費用」と「メンテナンスコスト」の視点でもっと明確だ!

興味がある人
興味がある人

やっぱりぼくならお金はないけど、、、電気を自分で自由にやりくりしてみたいから「リースモデル」がいいな。なんか楽しそうだし。

筋肉おやじ
筋肉おやじ

私もだ!仮にリース費用の支払い総額が少し多くなったとしても、、、災害対策や太陽光発電によるエコ生活を存分に味わうための費用だと思えば大したことではない!

【0円ソーラー】設置業者

 ココからはおすすめの「0円ソーラー」設置業者を紹介しよう。

 いずれも「リース」を取り扱っている事業者だ。

【ハチドリソーラー】おすすめ🥇

\なんと初期費用0円!太陽光リースサービスでお得にエコ生活を始めよう!!/

「ハチドリソーラー」は、2023年に「0円ソーラー」に取り組む自治体の認定プランに登録され、「地球にも家計にもやさしい初期費用0円で始められる太陽光リースサービス」として、急速に認知度が上がっている事業者である!

「ハチドリソーラー」の特徴

  • 「0円ソーラー」事業者(取り扱いはリースのみ)
  • 日本全国対応
  • 太陽光発電・蓄電池・V2Hシステムを組み合わせた5種類のプランで様々なニーズにこたえてくれる
  • すべてのプランが業界最安値レベル
  • 2万件以上の施工実績

「ハチドリソーラー」をおすすめする人

  • 新築予定もしくは築30年未満の戸建て住宅を所有している人
  • エコに関心があり、太陽光発電が気になっている人
  • できるだけ初期費用をかけたくない
  • 施工実績のある業者にお願いしたい人
  • EV車を持っている(購入しようとしている)人
  • 東京都にお住まいの人(手厚い補助金がある!)
東京都からの補助金
引用:ハチドリソーラー公式HP

東京都にお住まいの人は手厚い補助金制度がある。もちろん「ハチドリソーラー」のリースモデルも対象だ。ただし、補助金の予算には限りがあるので、決めたら早めに動くことを強くおすすめする!「ハチドリソーラー」なら申請関連もマルっと対応してくれる!

東京都補助金補足情報 事業実施年度:令和9年度まで(助成金の交付は令和11年度まで)令和6年度申請期間:令和6年6月28日~令和7年3月31日までだ!事業期間中は、年度ごとに申請受付期間が設けられている!

興味がある人
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いいなー。東京都に住んでいる人。。。

口コミ・評判

自家消費する分と売電して得られる収入と比較した際に経済性があることが論理的に説明されてメリットがあると思えたので導入しました。設置できて満足しています。また、蓄電池の必要性についても理解ができたので導入を決めました。

ハチドリソーラー公式HP 兵庫県 I様 ソーラープラン

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【おひさまマーケット】東京都の方必見!

\東京都にお住まいの方!お急ぎください!!/

「おひさまマーケット」は、太陽光発電や蓄電池の普及に熱心な東京都限定で事業を行っている。事業形態はリースモデルだ。「おひさまマーケット」とは聞きなれないサービス名かもだが、伊藤忠商事株式会社と東京センチュリー出資の株式会社IBeeTの公式代理販売店「株式会社いえまるメンテナンス」が運営・サービス提供している信頼性の高い事業者である。

「おひさまマーケット」の特徴

  • 「0円ソーラー」事業者(取り扱いはリースのみ)
  • 東京都限定事業(手厚い補助金をフル活用したサービスを提案)
  • 太陽光発電単体と蓄電池を組み合わせたシンプルな2つのプランを提供
  • 信頼のおける事業者が運営

プラン料金紹介

  • 太陽光パネル+蓄電池:月額5,500円(税込)(補助金なしの場合19,250円)
  • 蓄電池のみ     :月額4,500円(税込)(補助金なしの場合14,438円)
筋肉おやじ
筋肉おやじ

東京都にお住まいの人はとてもラッキーだ!ただし、補助金の予算には限りがあるので、決めたら早めに動くことを強くおすすめする

※東京都の補助金内容は「ハチドリソーラー」の説明に記載した通り。

「おひさまマーケット」をおすすめする人

  • 東京都の戸建て住宅にお住まいの人
  • エコに関心があり、太陽光発電が気になっている人
  • できるだけ初期費用をかけたくない
  • 補助金を最大限に活用してお得にエコ生活をしてみたい人
  • 信頼性のある業者にお願いしたい人

口コミ・評判

 「おひさまマーケット」に関する信頼のおける口コミはみつからなかった!

\東京都にお住まいの方!お急ぎください!!/

最後に

 「0円ソーラー」のカラクリが分かってスッキリした方が多いのではないだろうか?

 結局のところ、、、Totalで見ると、「0円ソーラー」はタダで設備を設置しているわけでもないし、タダで設備を設置してもらっているわけでもないのだ!

 本記事で紹介したメリット・デメリットを十分に理解した上で、「0円ソーラー」というエコな事業に納得された人は、早速0円ではじめてみてはいかがだろうか?

 特に手厚い補助金制度がある東京都にお住まいの方はお早めに!

初期費用が潤沢に準備できて、メンテナンスもやる気満々のあなたなら、太陽光発電設備一式を購入するのもいいだろう。この場合、ネットの「一括見積もりサイト」が一番手軽でお得だ!だが、「一括見積もりサイト」も乱立気味で、正直どこを選んだらいいか迷うだろう?このような方のために、全国展開の優良サイト4選を紹介しているので、是非こちらも参考にしていただきたい!

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