日光三山のうち、男体山は以前登ったことがあるが、女峰山と太郎山は未踏だったので、梅雨に入る前にまとめて登ってみることにした。
と言いつつ目論見がはずれて、途中から雨の中の過酷な登山となってしまったが、、、
移動手段:🚙(ハイエース)
山名 | 女峰山 | 太郎山 |
標高 | 2483m | 2368m |
山と高原地図エリア | No13(日光) | No13(日光) |
備考 | 日本二百名山 | 日本三百名山 |
登山計画
地図を見るとお分かりのように、女峰山と太郎山は裏男体林道・志津林道経由でつながっている。
とはいえ、結構な距離がある。
なので、今回は初日に志津林道から富士見峠経由で時計回りに女峰山に登り志津小屋で一泊、二日目に太郎山を登る計画とした。
日付 | コース |
---|---|
2024年6月9日(日) | 梵字飯場‐志津峠‐馬立分岐‐富士見峠‐帝釈山‐女峰山‐唐沢小屋‐馬立分岐‐志津峠‐志津小屋(泊) |
2024年6月10日(月) | 志津小屋‐工事専用道路出合‐太郎山‐梵字飯場 |
1日目:梵字飯場 – 女峰山 ‐ 志津小屋(泊)
6月9日(日) 天気:☁/☔
前日の夜に車で移動して日光入り。
戦場ヶ原近くの三本松茶屋の駐車場で車中泊。
もともとは4時頃に夜明けとともに目が覚める予定だったが、あまりに車中泊が快適過ぎて寝過ごしてしまい、、、結局三本松駐車場を後にしたのは6時前になってしまった。恐るべしハイエース車中泊仕様!
素早く登山口である梵字飯場跡に移動。すでに5台くらい先行者の車があった。
さっさと身支度を整えて、ここからいよいよ長い長い林道歩きがはじまった。。。
この後、とうとう雨が降りはじめ、上下レインウエアを着こんで、再び長い志津林道歩きを経て、志津小屋へと向かった。
志津小屋で一泊
15時過ぎにようやく本日の宿泊地、志津小屋に到着。
いや、林道の長いこと!
ところで、この志津小屋は水もなければトイレもない。
水は女峰山下りの水場でたっぷり3ℓ補給したので問題ないが、問題はトイレである。
昔は「大」でもその辺で、、、ということも許されたかもだが、マナーや環境意識の変化とともに、最近の私は携帯トイレを必ず持参しているので心配無用だ!
降りやまぬ雨の音を聞きながら日が暮れた19時前、そうそうにシュラフに潜り込んで眠りについた。
夜中に目が覚めたので、気晴らしに真っ暗な外の様子を見に行ったら、ヘッドライトに驚いたのか、シカが数匹飛び跳ねて逃げていった。
最近の登山ではシカを見ることがとても多い。明らかに頭数が増えていると思う。シカは高山植物を食い荒らすので、何とかならないものか…。まあ、大元の原因は人間の経済活動なのだが。。。
2日目:志津小屋 – 太郎山 -梵字飯場
6月10日(月)天気:☔
朝4時前に起床。
今日は太郎山に登るだけなので、ゆっくりと支度をして5時頃に志津小屋を出た。
途中までは昨日登ってきた裏男体林道を下り、湯殿橋付近から太郎山方面の林道に右折する。
久しぶりに雨の中の登山となったが、良いトレーニングだと気持ちを切り替えて登っていたので、私としては目的が達成されて満足だった。
ただし、雨天の急な下り道は粘土質の土、岩、木の根が非常に滑りやすく、慣れていない人は絶対にやめておいた方がいいだろう。私は腕力が強いので、両手をうまく使って木の根や岩を掴みながら一度も転ぶことなく下りることができたが。今回ストックは持っていったが一度も使わなかった。こういう日は逆にストックを使わない方がいいと思う。
最後に
これで日光三山(男体山、女峰山、太郎山)を全て登ることができた。
残念ながら雨とガスで景色はさっぱりだったが、次回は確実に天気が良い日を狙って登りたいと思う。
志津小屋は、この周辺の山に登るにしては微妙な位置にあるので、そもそも宿泊で利用する人がほとんどいないのでは?と思うが、今回私が使ったルート(女峰山と太郎山のセット)だと、ちょうどいい位置にあると言える。
ところで、私は志津林道を使って女峰山に登ったが、途中でその単調さにヘキヘキしてしまった。
少しアップダウンが大変かもしれないが、素直に大真名子・子真名子経由で登った方が絶対良いだろう。
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