某局TVの登山番組で紹介されてから気になっていた、日本百名山の「四阿山(2354m)」と「根子岳(2207m)」の周回コースに車中泊を兼ねて登ってきたので紹介しよう。

移動手段:🚙(ハイエース)
| 山名 | 四阿山 |
| 標高 | 2354m |
| 山と高原地図エリア | No17(志賀高原・草津白根山・四阿山 ) |
| 備考 | 日本百名山 |
登山・車中泊計画
| 日付 | コース |
|---|---|
| 2026年7月28日(火) | 菅平登山口まで車で移動。菅平牧場 – 子四阿 – 中四阿 – 四阿山 – 大スキマ – 根子岳 – 菅平牧場 – 下山 – 「道の駅 あがつま峡」で車中泊 |

天気が良ければ最高の景色が約束されていたはずだったのだが・・・
早朝ドライブ – 菅平牧場
7月28日(火) 天気:☀/☔
筆者の自宅から四阿山の登山口である菅平牧場までは、なかなかの距離がある。
加えて四阿山の天気予報では、AM11時頃から雨予報(ランクC)になっていたので、夜暗いうちに自宅を出発し、高速道路をひた走った!
だが、群馬県で高速を下りた時点ですでに空はどす黒く霧雨模様だったので、この時点で四阿山-根子岳間の「大スキマ」笹原大展望はあきらめていた。
が、峠を越えて長野県側に入ると一点、ガスが晴れて青空に変わったではないか。
これにはガゼン、テンションアゲアゲ。
7時30分過ぎにようやく菅平牧場に到着。

尚、菅平牧場駐車場は入り口に料金徴収ゲートがあるが、まだこの時間だと管理人はいなかったので、そのまま入場した。
ここは1日300円なので良心的。無料よりもむしろ安心感があってWelcomeだ!もちろん、トイレや登山後の靴洗い場も完備されていた。
駐車場は4カ所ほどあったが、平日であることと天気予報が芳しくないためか、登山口に一番近い第一駐車場に4台ほどしかいなかった。

当然みなさんすでに出発している様子。

私もさっさと準備を整えて8時前には出発した!

登山口(菅平牧場) – 子四阿 – 中四阿 – 四阿山頂上
先に根子岳を登る方も多いようであるが、本日は確実に天気が悪くなることがわかっているので、先に日本百名山の四阿山に登ることにした。

はじめは菅平牧場の中を、左右に放牧された牛を見ながらのんびり進む。



牛を見ながらのんびり進むのもなかなか楽しい!
数百メートル程度歩いて、いよいよ四阿山への本格的な登山道に入る!



しばらくゆるやかな登りを登ってきたところで、子四阿に到着。
ピークというより通過点という感じだ。

ここで先行者に追いついたので先に行かせてもらう。
周りの植生が針葉樹に変わってきた頃、中四阿に到着。



尚、このルートは途中で何度も腰から胸までの笹原を行くことになる。
幸か不幸か本日は最後発かつ遅い時間だったので、まだよかったのだが、朝一先頭だったら朝露の洗礼をもろに受けたであろう!

ようやく根子岳との分岐点がある主稜線に到着。
だが、天気予報よりも1時間以上も早く一面ガスが垂れ下がって、ポツリポツリ雨が降ってきた!


山頂手前の祠を通過するとほどなく四阿山(2354m)の山頂に到着!



残念ながら、期待していた展望は一切なし。

あと1,2時間家を早くでていれば・・・
雨風が強くなってきたので、ここで上下レインウエアーとゲイターを装着した。

四阿山頂上 – 大スキマ – 根子岳 – 下山(菅平牧場)
この時点でTVで見た四阿山-根子岳間に広がる「大スキマ」の笹原大展望は絶望的な状況だったので、、、一瞬このまま同じルートで下山しようかとも思ったが、せっかくなので一縷の望みにかけて根子岳方面に脚を向けた。
これが功を奏した!
雨のせいで根子岳方面への急な下りは超スリッピー。
慎重に下る。

急な下りを下り切った頃、なんと急にガスが晴れてきたではないか!

何とかこの一瞬を目と写真に収めたく、小走りで急いで大スキマの笹原に突入した!


笹原を登り切った頃、再び周りは真っ白に。
いやー、それにしても運がよかった(雨なので運が良いのか悪いのかイマイチ?だが)!
良い気分で根子岳へのアスレチック感のある岩場の稜線をすすむ。
花の百名山だけあって、岩の隙間や稜線の両側にはいろんな高山植物が咲いていた。

まあ、花はきれいだとは思うがそこまで興味がないので、写真は一枚も撮ってない。

ほどなく根子岳(2207m)に登頂!
もちろん景色はゼロ。
風雨が強いので、休むことなく早々に下山開始。


あ、でもおきまりの鐘は鳴らしておいた!


牧場最上部まで降りてくると、雨をしのげる東屋があったので、しばし休憩。
頂上で食べることができなかったパンなどの軽食タイムとした。

東屋には風景写真と山岳同定図があり、景色がよければ北アルプスをはじめ、多くの山が見渡せるようであった。

残念ながらここでも本日は真っ白。まあ、いつか天気がいい日にまたくればいい。

ココからは駐車場はすぐであった。
他の登山者はすでに撤収しているようで、筆者のハイエースだけがポツンと残っていた。
(奥の白い車は牧場関係者の車だった)

下山後はお決まりの冷え冷えの炭酸飲料を一気に飲み干す!


この瞬間は夏場の登山の最高のひと時だ!
【道の駅 あがつま峡】で車中泊
この時は、翌日谷川岳に登る気満々だったので、本日の宿は菅平牧場から406号、145号線を谷川岳方面に向けたところにある「道の駅 あがつま峡」に決めていた。


小一時間ほど走ると「道の駅 あがつま峡」の入り口標識が左手に見えてきた。
ところで、言うまでもなく道の駅での車中泊では駐車場所選びが快適性に直結する。
すでに車中泊らしきハイエースやキャンピングカーがそこそこ止まっていたが、まだ17時前と早かったので、選択の余地は十分あった。
駐車場内を慎重にゆっくりとグルグル回ったところ、ぱっと見ではわかりにくかったが、奥のドッグラン脇にも駐車スペースがあることがわかった。
しかも奥まっていてわかりにくいためか、まだ数台しか止まっていないではないか!

雨だったので、ドッグランや公園を利用している人は一人もいないし、すぐそばに木があり、ちょうどスライドドアを開けても雨がしのげる絶好の場所であった。

よし、ここに決めた!これで最高の車中泊が約束されたようなものだ。

筆者は腕に自信があるので、今回のように人気が少なくて薄暗い最奥を狙うことが多いが、安心・安全を重視する方なら他の人が出入りするメイン駐車場の方がいいかもしれない!
温泉:天狗の湯
場所が決まったら、早速登山の汗と雨に濡れた身体を流すために温泉に入る。
なんとこの「道の駅あがつま峡」には「天狗の湯」という温泉施設が併設されているのだ!

しかも入浴料はなんと今時たったの500円だった。
(ロッカーは100円を入れて、後から戻ってくるヤツでこれも良心的!)
それでいて、大きい内風呂と小さめの2つの露天風呂がしっかりあった。
これまで登山後に数々の日帰り温泉施設を利用してきた筆者から見ても、入浴料1000円の施設と全く遜色ないレベルだと思う。
露天風呂は比較的ぬるめで、熱い湯が大嫌いな筆者(もちろんサウナも息が詰まりそうで筆者は大嫌いだ)にとっては天国のような温泉であった。
露天風呂の一つは2人用の寝湯みたいな作りになっており、ここで横になって登山の疲れをじっくりと癒すことができた!
車中泊準備:ガルウインドウ実践投入
「道の駅あがつま峡」は標高474mということで、下界よりもかなり涼しいが、さすがに到着直後の車内はまだ暑い。
しかも今日は登山用品がすべて濡れてしまったので、車内がムシムシする。

こんな時は筆者のハイエースに特別にカスタム装備しているレガンスの「ガルウインドウ」の出番だ!構造的に雨でも大丈夫な優れものだ!

もちろんスライドすれば網戸を引き出せるので、虫もシャットアウトしながら涼しい外気だけを車内にと入り入れることができる!

ちなみに、夜は網戸を横スライドしてしまい込み、逆側から横スライドさせればシェードにすることもできる。

この状態でも、窓右端の変形部分に加工された金網メッシュ加工箇所から風が入ってくるので、十分涼しい。
運転席・助手席のハイエース専用網戸「エコネット」+アイリスオーヤマの卓上扇風機と合わせて使うと効果的だ。

ちなみに、「ガルウインドウ」は、まだ装着車に出会ったことがないレアモノなのであまり宣伝したくないが、車中泊派には超絶おすすめだ!
車中泊のお楽しみ:夜の一人宴
夏場の登山ということで、今回の夕食はラーメンなどの汁物ではなく焼きそばにしてみた。
あとはいつものサラダチキンなどでしっかりとたんぱく質を補給する!


ユーチューバーや芸能人が楽しそうに宣伝している車中泊中のこだわり料理など一切必要ない。登山後の車中泊飯はシンプルが一番!ポータブル電源と電気ケトルとクーラーボックス(+焼酎とつまみ)さえあれば十分楽しめる!
ということで食事の後は、チーズをつまみに、まったりと焼酎の氷水割り(夏バージョン)を楽しんだ!
翌日の登山予定変更(谷川岳 → 榛名山)
冒頭で紹介した通り、もともとは明日7/29の登山は谷川岳(もちろんロープウエイを使った天神平からではなく、日本三大急登とも言われる石黒尾根だ)に決めていたのだが、、、谷川岳の天気悪化が早まり、AM6時から風雨(Cランク)に変わっていた。
本日午後のような風雨の中、スリッピーな石黒尾根の岩場をひたすら登るのも面白くないし、万が一何かあったら格好のSNS餌食になりそうだ。
さんざん悩んだが、明日の谷川岳はあきらめて近くの日本二百名山「榛名山(掃部ヶ岳)」に変更することにした。
まとめ
四阿山や根子岳の頂上からの大展望には恵まれなかったが、大スキマの笹原を一瞬でもみることができたので、それはそれで満足のいく山行であった。
車中泊場所の「道の駅あがつま峡」は、静かでとても居心地の良い車中泊地であった。
群馬県・長野県境近辺にはまだ登っていない山がたくさんあるので、また利用したいと思う。
皆さんも車中泊旅の時は利用を検討してみるといいだろう。
今回の登山でも携帯したが、熊との距離がある場合は熊よけスプレーが有効だ。最新のおすすめ熊よけスプレーについて興味のある方はこちらの記事も合わせてどうぞ!
接近戦に備えて「陸刀(リクカタナ)」も常備しておきたい!
にほんブログ村









