あの「Greeshow」から、ついにデジタル選局の防災ラジオの「 GS-2901」が発売された。
ちょっとした防災マニアで、Greeshowを含めいくつもの防災関連グッズを持っている筆者にとってもこれは気になるところだ!
というわけで、、、早速入手してみた。※①
本記事では、筆者によるGreeshow「 GS-2901」実践使用レビューを紹介しよう!
※①本商品はGreeshowから提供いただき、筆者独自の目線でレビューを実施した!
「GS-2901」はデジタル選局方式で使いやすさが大幅に向上!災害時はもちろん、普段使いも考えている方におすすめしたい!
【GS-2901】の注目ポイント
- デジタル選局を採用
- 5000mAh大容量バッテリーを搭載
- 安心の複数充電方式を採用
- 多彩なライト機能
①デジタル選局を採用
これまでもGreeshowからはいつくもの防災ラジオが商品化されているが、いずれもダイヤル(アナログ)選局方式だった。
今回、「GS-2901」で初めてデジタル選局方式が採用された!

念のためコメントしておくが、一概にダイヤル選局方式が悪いというわけではない。だが、両方の方式を使っている私の印象では、「使いやすさ」という点ではデジタル選局方式の方に軍配が上がる!
②5000mAh大容量バッテリーを搭載
バッテリー容量は大きい方が良い。
誰だってそう思うだろう?
まだまだ2000mAhのリチウムイオン電池1本タイプが主流の防災ラジオにおいて、「GS-2901」では5000mAhの大容量バッテリーが採用されている!

ただし、容量だけで選ぶと重さもそれなりに重くなることに注意しよう。他社製品にはもっと容量が大きいものもあるが、軒並み重いぞ!
③安心の複数充電方式を採用
充電方式が限られていると万が一の時に少々心もとない。
「GS-2901」では、
による3つの充電方式がしっかりと備わっている。

これは心強い!
④多彩なライト機能
懐中電灯モードとLEDライト(広角)モードが備わっているのは今や防災ラジオでは一般的になってきた。
これだけでも十分便利なのだが、「GS-2901」には「サブライト」と称する「読書モード」が追加されている。

このモードを搭載しているモデルは他社でもまだ少ない。詳細は・・・次の実践使用レビューで紹介しよう!
【GS-2901】実践使用レビュー
ここからは実際に筆者が「GS-2901」を使ってみた実践レビューを紹介しよう!
外観


なるほど!
デジタル画面が想像以上に大きくて見やすい。
また、基本操作がプッシュボタンで完結されるので、感覚的な操作で簡単に扱うことができる。

画面が大きいのは私のように老眼が進んできた中高年者にとっては大きなメリットだ!
また、ストラップやカラビナに加え、便利なクリップ機能も備わっているので何かに引っ掛けたり、ぶら下げたりして使う際にも便利だろう。
SOS機能
目立つ赤ボタンなので、ついSOSボタンを押してみたくなるだろうが、試すときは周りに人がいないときに押してみることをおすすめする!

あまりにも大きな音でびっくりするぞ!もちろん万が一の時はこれくらいの方が心強いが。
受信感度

受信はTUNEボタン長押しで勝手に最適なポジションを探してくれるので、簡単かつ確実だ!
感度もすこぶる良好!
また、前回合わせた局はプリセット機能により再アクセスの際に記憶してくれている。
これはデジタルならではのメリットであろう。

正直ダイヤル選局方式だと微妙な調整が難しい時がある。特にSWは感度が敏感で選局が難しいと感じていたが、「GS-2901」だとサクッとチューニングしてくれた!
デジタル vs. ダイヤル選局 どっちがいいの?
本記事で紹介しているデジタル方式は、操作が簡単なので多くの方におすすめだ。だが、デジタル方式は精密な電子機器が多く使われているため、厳しい環境は得意ではないことに注意しよう!特に過度な衝撃や水は厳禁だ!また、当然消費電力も大きくなる。
なので、
を選択するのがベターだと思う!

もちろん、私のように用途に合わせて両方揃えておくのがベストだ!
Greeshowのアナログ方式に興味がある方はこちらの記事が参考になるだろう。
大容量バッテリー

「GS-2901」は大容量(5000mAh)のリチウムイオン電池を搭載している。
ただし、Greeshowのこれまでのモデルのように電池を取り出すことはできない。いわゆるはめ殺し仕様である。もちろんPSEマークもしっかり入っているので安心だ!
手回し発電

チョット大変なのであまり出番はないかもだが、頑張って自力で発電することもできる!
使わないときは違和感なく取っ手が本体に収まるので、見た目もスッキリ!
ソーラー充電

小さいながらもソーラー充電機能もしっかりとついている。
天気が良い日は太陽にかざしておけば勝手に充電してくれるので楽チンだ。充電中であることを示す赤ランプが点灯していると何となく得した気分にもなる!
ただし、真夏の炎天下にむやみに放置し続けるのはおすすめしない。リチウムイオンバッテリーは高温環境に長時間さらされると著しく性能が劣化する。夏場にソーラー充電機能を使用するのはほどほどにしておこう。
USB充電/給電

充電はUSB(Type C)で行う。
また、USB(Type A)の出力ポートを使ってスマホ等の電子機器に給電することもできる。

USBの出力は5V/2A仕様なので、ストレスなく充電・給電してくれる!
イヤホンジャック
前項USBの写真に写っている真ん中の丸い部分は3.5mmイヤホンジャックだ。
大規模災害では混雑した避難所で過ごすこともあるにちがいない。
このような時に、イヤホン対応であれば、周りに迷惑をかけることなく静かにラジオの情報を聞くことができる!これは重宝するだろう。
多彩なライト機能


ライトの光源は中央の懐中電灯と、上下のLED(広角)だけ・・・かと思ったら、もう一つサブライト(読書灯)なる機能がソーラーパネル裏側にあった!
懐中電灯モード
光源の中央部分が懐中電灯モードだ。

上の写真のように、通常の懐中電灯と同じ感じで使うことができる。
ハイパワーのリチウムイオンバッテリー仕様なので、とても明るい。
災害時の停電時はもちろん、普段使いでもとても重宝するだろう。
LEDモード
光源の上下の部分がLEDモードだ。

ほんのりと広角範囲を照らしてくれる。
長時間継続点灯の場合はこのモードが重宝するだろう。
全灯モード

写真では懐中電灯モードとの違いがわかりにくいかもだが、懐中電灯+LEDの全点灯モードにすると全体が明るくなる。
各モードはボタンを押すたびに切り替わる。
サブライトモード(読書灯)


今回驚いたのがこのモードだ。
上面のソーラーパネルをパカっと引き上げると出現する!
正直最初手に取ったときはこのモードに気づかなかった。。。
一般には読書モードと言われるが、車中泊でも便利なモードだ。

上の写真のように自在に角度調整ができるので、ラジオの置き方を工夫すると狙った場所をピンポイントで照らすことができる。
まとめ
筆者は何事にも無骨さを好むので、これまで防災ラジオでも無骨なダイヤル方式を好んで使ってきた。
だが、今回改めて感じたのは、
「チューニングのしやすさという点ではデジタル方式の方が圧倒的に楽」
ってことだ!(まあ、当たり前の話かもだが・・・)
本記事内でもコメントしたように、防災用品として防災セットに入れっぱなしではなく、日常の生活の中でも頻繁にラジオを活用したい方は、デジタル方式をおすすめする。
Greeshowの「 GS-2901」なら必要な機能はすべて備わっている!


