前日の朝日連峰最高峰の大朝日岳(1871m)に続き、本日は同じく日本百名山の月山(1984m)をソロで登山してきた。
月山は登山者ではなくても全国的に有名(信仰と夏スキー)なので、改めて説明は不要だろう。
この日も平日であるにもかかわらず、私が下山してきた10時過ぎ頃には全国各地の県外ナンバーの車が止まっていた。
朝一からの方はほぼ登山者だが、昼前の時間だと観光客もそれなりにいる感じだった。
移動手段:🚙(ハイエース)
山名 | 月山 |
標高 | 1984m |
山と高原地図エリア | No8(鳥海山・月山・羽黒山) |
備考 | 日本百名山 |
日本三百名山の最新改版が2023年10月に上巻、2024年6月に下巻に行われた。前回は2017年だったので、私は購入を控えてずっと待っていた。おそらく次回は2030年以降に改版かと思われるので、購入するなら今だろう。
登山計画
前日の大朝日岳登山後、月山近くの道の駅にしかわで車中泊。
翌日、姥沢登山口から月山を目指すことした。
尚、姥沢登山口にはペアリフトがあるが、朝8時から運行とのことなので、登りは使わずに下りで使うことにした。
2024年9月11日(水) | 「道の駅にしかわ」で車中泊 |
2024年9月12日(木) | 姥沢登山口(歩き)‐牛首‐月山神社‐月山山頂‐牛首‐姥ヶ岳‐リフト上駅‐リフト乗り場‐姥沢登山口(下山) |
車中泊(前泊)
月山姥沢登山口に近い「道の駅にしかわ」を今夜の宿泊地に決めた。
なんと、ココは21時まで温泉が使える道の駅なのだ。
しかも驚きの350円。
使わない手はないので、移動後すぐに温泉に入った。
大きなザックがたくさん外に置かれていたので、登山者の方が多く利用しているようだ。
余談ではあるが、私のような筋骨隆々の人は温泉でもほぼ出会ったことがないので、逆から見てもめずらしいのだろう。知らないおっさんにレスリング選手ですか?って言われた。。。
駐車場は広く、温泉施設側から遠い方(道の駅側)を選べば、静かな環境で車中泊できる。
他にも5台くらい車中泊の方がいた。
とても静かで、標高も250mくらいあるので涼しく、爆睡であった。
登山口(姥沢) – 牛首
9月12日(水) 天気:☁
朝4時過ぎに起きて、軽く朝食(パンとヨーグルトが私の定番)をとって、登山口の姥沢に向けて、車を走らせた。
姥沢登山口に5時頃到着。
さすが日本百名山だけあって、すでに20台程度の車が止まっていた。
この時間はリフトが動いていないので、皆さん歩きで月山を目指す私と同じく気合の入った方達だろう。
尚、駐車場の入り口に係員がいて、協力金として1000円を徴収された。
もちろん登山の管理に使われているので、気持ちよく払った!
さっさと身支度を整えて、5時30分前には出発。
牛首まではほとんどが木道で整備されており、写真の通り、なだらかでとても気持ちのいい道だった。
リフトを使って登る人はこの良さを十分に味わうことができないのはかわいそうだ。
姥沢登山口から月山を目指す方は、ぜひ登りはリフトを使わないで歩くことを強くおすすめしたい!そんなに疲れるような道ではない。
牛首 – 月山山頂
牛首を過ぎたあたりから、とうとうガスの中に突入。。。
昨日の大朝日岳に続き、またもや頂上だけガスの中で視界ゼロ。しかも雨が降ってきた。
尚、月山神社の中に山頂があるかと思いきや、それらしきものがなく、、、神社を出て左側の道を神社の裏手に回り込んだら偶然発見した。
月山神社が頂上と間違える方も多いのではないだろうか?
まあ、月山神社がほぼ頂上みたいなものであるが。
特にガスに巻かれていると、多くの方が見落とすのではないかと思う。
月山頂上 – 牛首 – 姥ヶ岳 – リフト – 姥沢登山口(下山)
頂上小屋で雨宿り中に、月山神社の神主さんや他のソロ登山者としばし談笑!
神主さんいわく、今年は9月に入ってずっとスッキリしない天気が続いているらしい。
雨が止みそうもないので、レインウエアを着てお先に下山開始。
ざっくり、上り3時間、下り2.5時間の計5.5時間かかった(姥ケ岳で20分くらいのんびり大休止)。
下っていくと天気が回復していくのは、昨日の大朝日岳と全く同じパターン。
まあ、ガスの中の登山も趣があっていいと言えばいいのだが。
最後に
大朝日岳、月山と9月の2泊3日の車中泊東北遠征もこれにて完了。
9月の涼しい車中泊旅をイメージしていたのに、涼しかったのは1500m以上の稜線だけで、下界は30℃以上の想定外に暑い旅となった。
ただし、シマノの高性能クーラーボックスを持って行っていたので、車中泊の夜はキンキンに冷えたビールとチーズでのんびり過ごせたのはよかった。
ちなみに、家に帰ってからもクーラーボックス内の1.5ℓペットボトル2本の氷は半分以上残っていた。。。
帰りに買ったお土産の月山ビールもクーラーボックスで冷やしながら帰ったので、帰宅後月山の思い出をつまみにすぐに飲んだ!
このビールはクリーミーな泡立ちでうまかった!
今度は別ルートから登ってみようかな。
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