自宅で太陽光発電を始めたい!どんな方法があるの?メリット・デメリットは?!

ソーラーパネル発電
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 自宅で太陽光発電を始める場合、どんな方法があるのをご存じだろうか?

 ただ施行業者を選んで太陽光パネルを屋根に設置して発電開始!だけではないのだ!

 ではどんな方法があるのか?

 本記事では代表的な4つの方法と、それぞれのメリット・デメリットを紹介しよう!

自宅で太陽光発電を始める方法について

 早速以下に4つの方法を紹介しよう!

太陽光発電を始めるための主な方法※①

  1. 太陽光パネルだけを設置(施工業者に依頼)
  2. 太陽光パネル+蓄電池を設置(施工業者に依頼)
  3. ①と②に必要な設備をリース契約して設置(0円ソーラーとも言う)
  4. DIYでソーラーパネルを設置し、ポータブル蓄電池を別購入

※①細かく場合分けすれば他にも考えられるが、ここでは主な方法にとどめた

①太陽光パネルだけを設置(施工業者に依頼)

メリット

  • 比較的安く設置することができる
  • 施工業者を選べば、基本全てお任せで設置することができる
  • 発電した電気は自家消費や売電に使えるので、電気代が安くなる
  • 停電しても天気が良い日中ならば電気を賄うことができる

デメリット

  • FIT終了後(卒FIT)は売電価格が大幅に下がるので副収入手段としては難しい
  • FIT価格は年々下がっているので、これから導入の場合は電気代削減効果が低い
  • 蓄電設備がないため、災害時の貢献は限定的(天気が良い日中だけ寄与)
  • 2024年現在、太陽光パネル設置だけでは国からの補助金制度はない(地方自治体はあるところも!各市町村役場で要確認!)

2012年7月に導入されたFIT(Feed-in tariff:固定価格買取制度)により、太陽光パネルの設置が爆発的に増えたのは知っている方も多いだろう(正確にはFITの前進2009年の「太陽光余剰電力買取制度」からになるが)。FIT開始直後に増えたのは①の太陽光パネルだけを設置する方法だった。理由は固定価格が今ではアンビリーバボーなほど高かったから2012年住宅用:42円/kWh)である。ちなみに、2024年度は16円/kWhまで下がっている。通常の電気料金が2024年でざっくり30円台/kWh前後※②なので、もはや売電するよりも、専ら自家消費に使った方がいいだろう。となると、補助金もなく、電気をためておくことができない①の方法は、導入メリットが小さいと言える!これから導入する場合は、おすすめしない!

 ※②契約電力会社、契約条件によってざっくり25~48円/kWh程度の幅がある(参照:seletra HP)

②太陽光パネル+蓄電池を設置(施工業者に依頼)

メリット

  • 発電した電気は自家消費や売電に使えるので、電気代が安くなる
  • 施工業者を選べば、基本全てお任せで設置することができる
  • 蓄電池に電気をためておけば夜間使用や災害対策になる
  • 蓄電池には国からの手厚い補助金制度が受けられる(①子育てエコホーム支援事業、②DR補助金/DER補助金※③

 ※③詳細はそれぞれのリンクを参照いただきたい

デメリット

  • 初期設置費用が高い
  • FIT価格は年々下がっているので、これから導入の場合は電気代削減効果が低い
  • 蓄電池は約10年程度で更新する必要がある
  • 蓄電池設置(固定)スペースが必要

 蓄電池があれば、①で紹介したように電気の自家消費という観点で幅が広がる。昼間に電気をためておいて夜使うこともできるからだ。もちろん災害時も活用できる!また、国の手厚い補助金制度があるのもうれしい。

 蓄電池設置用のスペースが新たに必要になるが、これから太陽光発電を検討している方は、蓄電池もセットで導入することをおすすめする。

太陽光発電設置の施工業者を探すなら、ネットの「一括見積もりサイト」が一番手軽でお得だ!だが、「一括見積もりサイト」も乱立気味で、正直どこを選んだらいいか迷うだろう?このような方のために、全国展開の優良サイト3選を紹介しているので、是非こちらも参考にしていただきたい!

③必要な設備をリース契約して設置(ここでは太陽光+蓄電を想定)

メリット

  • 初期費用が一切かからない(0円ソーラー)
  • 施工業者を選べば、基本全てお任せで設置することができる
  • 自家消費しきれなかった電力は売電できるので、結果的にリース料金が安くなる
  • 蓄電池に電気をためておけば夜間使用や災害対策になる
  • メンテナンス費用は、基本リース会社負担(契約時に確認しよう!)
  • 契約期間終了後は設備をタダでもらえる

デメリット

  • 契約期間が10年や15年と長い
  • 途中解約が難しい
  • 契約前に前提条件がある(契約者年齢、自宅個人所有、築年数等)
  • 天候状況にかかわらず、定額のリース料金を払い続ける必要がある

 ②で紹介したように、蓄電池もセットで導入となると、最大のデメリットは初期費用が高いという点になるだろう。このデメリットを解消する方法が③リース契約である。いわゆる「0円ソーラー」として、環境省も推進している方法だ。文字通り、初期費用はゼロ円である。契約条件や途中解約が難しいなどの制約はあるものの、契約終了後は丸ごと設備がタダでもらえるのも魅力的である。

 顧客重視の優良リース契約会社を選択すると、お得にエコ生活が楽しめるだろう。

「0円ソーラー」を選択するならば、全国展開の優良会社「ハチドリソーラー」が有力候補になるだろう。「ハチドリソーラー」について、もっと知りたい方は下記記事にメリット・デメリットなどを紹介しているので、是非訪問していただければ!

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④DIYでソーラーパネルを設置し、大容量ポータブル蓄電池を別購入

ソーラーパネル

メリット

  • 施行業者に依頼するよりも圧倒的に安く設置することができる
  • 好きなところ(ベランダや庭等)に設置することができる
  • パネルを容易にメンテナンスすることができる
  • 発電した電気は自家消費に使えるので電気代が安くなる
  • 蓄電池に電気をためておけば夜間使用や災害対策になる
  • 蓄電池を設置するスペースや手間は不要
  • 電気を自力で供給することの楽しさを思う存分に味わうことができる

デメリット

  • 全負荷(家庭内のどのコンセントでも使える)ではなく、スポット的な使い方になる
  • 設置にそれなりの知識と労力が必要
  • 発電規模・発電量が小さくなりがち(屋根上の方がスペース&発電効率が良いケースが多い)
  • メンテナンスを全て自力で行う必要がある

 このケースは少々特殊なケースだ。使用用途も限られる(必然的にスポット的な使い方になるだろう)が、やる気さえあれば拡張することもできなくはない。もちろん、少しばかりの電気の知識も必要になるが、電気を自給する楽しさを存分に味わうには一番の方法だ!

 注意点として、太陽光パネルを設置するスペースがないからと言って、一般の方が屋根上に太陽光パネルを設置するのは難易度が高いうえに、危険なのでやめておこう。庭やバルコニーなどに半固定で設置するのが良いだろう。この方が太陽光パネルのメンテナンスがしやすいというメリットもある。

初級者向けに、太陽光パネルとポータブル電源を接続するだけのシステム構築のやり方を詳細に紹介しているので、興味がある方は是非訪問を!

本格的な半オフグリッド生活を検討するならば、200V対応の大容量ポータブル電源が必要になる。下記で、おすすめの200V対応蓄電池を比較紹介しているので、興味がある方はこちらも是非訪問を!

最後に

 今後、日本では慢性的に電力が不足すると言われている。

 ということは、将来にわたって電気代が安くなるなんてことはあり得ないだろう。

 また、近い将来必ず来るであろう大規模災害も心配だ!

 本記事で紹介した「太陽光発電の導入方法」を参考にして、早めに対策をしておこう!

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