車中泊を兼ねて、日本百名山でもある巻機山(1967m)をソロで登山してきた。
まだ7月だし、2025年は残雪が特に多いということもあり、ヌクビ沢コースではなく井戸尾根コースを選択した。

移動手段:🚙(ハイエース)
山名 | 巻機山 |
標高 | 1967m |
山と高原地図エリア | No15(越後三山) |
備考 | 日本百名山 |
登山計画
今回の登山計画は、日本百名山の巻機山がメインではあるが、せっかく新潟県・群馬県県境まで足をのばすので、近くの日本二百名山「守門岳」と抱き合わせる計画とした。
初日に巻機山、翌日に守門岳に登ると言うわけだ。

実はこの後さらにもう一泊して周辺のマイナー低山登山をめぐりめぐってきた。だが、本ブログの趣旨は日本三百名山クラスの有名な山に限定しているので、これらは記事にはしていない。あしからず・・・。
とりあえず、巻機山へは当日入りするとして、下山後はそのまま近くの道の駅「いりひろせ」で車中泊、翌日守門岳に向かうことにした。
日付 | コース |
---|---|
2025年7月9日(水) | 桜坂登山口 ‐ 井戸尾根 ‐ ニセ巻機山 – 巻機山頂上 ‐ 牛ヶ岳 – 井戸尾根 ‐下山 |
2025年7月10日(木) | (ココからは別記事)道の駅「いりひろせ」にて車中泊 → 守門岳へ |
ナイトドライブ – 登山口(桜坂駐車場)- ニセ巻機山
7月9日(水) 天気:☁|☀
筆者の自宅から巻機山までかなり距離があるのだが、前泊するほどでもないので、深夜発のナイトドライブで登山口(桜坂駐車場)へと車を走らせた。
桜坂第一駐車場に6時30過ぎに到着。
平日なのでガラガラだったが、それでも第3駐車場も含めると20台くらいは先客があったと思う。
他の方はすでに出発しているようで、人の気配なし。
猛暑日連発なので、朝一〜午後早めに下山を目指すのが正解なのだろう。
そういう意味ではチョット乗り遅れた感がある。


さっさと身支度を終えて、筆者も7時前に出発!
登山口につくまではずっと雨だったが、奇跡的に雨が上がった。








ヌクビ沢の絶景を期待していたが、ガスで全くみえず。
だが、下山中に迫力の全貌を見せてくれた(後述)!
天気予報では☁だったので、稜線の景色も期待はしていなかったが、途中から天気が一時的に回復!
時間は短かったが、絶景を楽しむことができた!
ニセ巻機山 – 巻機山頂上 ‐(最高点)- 牛ヶ岳




巻機山御機屋には頂上標識があるが、最高地点ではないのは有名な話。
知ってか知らずかココで引き返す人も多いようなので、もったいない。
あきらかにもっと高い地点が向こうに見えたのでそっちに向かった。


だが、そのピーク付近には特に目印らしきものは何もなく・・・ガスもかかっていたので気づかずに素通りしたところ、少し下がったところに朽ちた標識とベンチがあった。
ココが最高地点???
とりあえず、更に遠くに牛ヶ岳(1961m)がガスに隠れながら見えたので、そっちにも足を延ばしてみた。




巻機山から牛ヶ岳への稜線は高山植物が咲き乱れる草付きのとても気持ちのいい稜線だった。
もっと天気が良ければ最高の稜線漫歩だったであろう。
皆さん疲れているのか牛ヶ岳まで足を延ばす方は少ないようで、ランチを食べながら30分くらい滞在したが、独占状態だった。。。
牛ヶ岳 – 井戸尾根 – 桜坂駐車場(下山)
帰りにガスが晴れてきたので、もう一度最高地点とやらを確かめてみることにした。


結局最高地点付近は、少しだけトラロープがしっかり張り巡らされているだけの登山道であった。
ロープの向こう側のが更に少し高くなっていたので、植生保護のため立ち入ることができない地点が最高地点なのであろう。
このまま下山路を進む。




下山時はガスが晴れ、待望のヌクビ沢が姿を現した。
迫力の谷にまだたっぷりと不安定な雪渓が残っていた。
今回このルートを選択しなくて正解だった。


この日はとても暑かったので、下山後はいつものキンキンに冷えた炭酸飲料をがぶ飲み!

登山や車中泊旅をする方は、シマノのクーラーボックスに冷たい飲み物や食材を持っていくといい。真夏の炎天下3泊程度でも余裕で氷が残っている優れものだ!下山直後の炭酸飲料ガブ飲みは最高だ!
帰路に温泉 → 道の駅(いりひろせ)へ
汗だくになっていたので、近くの温泉を探していたところ、道なりに神湯温泉を見つけた。

入浴料は900円だったが、露天ぶろやジャグジーも複数あり、なかなかいい温泉だった。
車中泊地(道の駅いりひろせ)に行くには少し早い(太陽が沈まないと暑すぎる)ので、1時間程度ココでのんびり。
道の駅「いりひろせ」での車中泊や守門岳登山記事は工事中:近日公開
まとめ
稜線上で景色が悪くなったのは残念であったが、涼しい風が吹きわたり、とても気持ちの良い稜線歩きを満喫できた。
次に来るときは、秋口を狙ってヌクビ沢コースを攻めてみたい!

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