日本百名山日帰り最難関の【平ヶ岳(2141m)】に登ってきた!鷹ノ巣コースは確かに長かった!

山行記録
この日、平ヶ岳の湿原にいたのは私だけだった!
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 日本百名山日帰り最難関とも言われる平ヶ岳(2141m)をソロで登山してきた。

 7月下旬の平日、天気予報は☁|☔ということもあり、登山口駐車場の車は3台、うち1名は天気が悪いためか早々に下山してきたので、おそらくこの日は私含めて2名だけしか登頂していない。

 もう一名の方は脚が速く、先に下山してきたので、池ノ岳以降、頂上付近の高層湿原は私だけ独占状態という、日本百名山とは思えない登山であった!

引用:山と渓谷オンライン

 移動手段:🚙(ハイエース)

山名平ヶ岳
標高2141m
山と高原地図エリアNo15(越後三山 平ヶ岳・巻機山)
備考日本百名山

日本三百名山の最新改版が2023年10月に上巻、2024年6月に下巻に行われた。前回は2017年だったので、私は購入を控えてずっと待っていた。おそらく次回は2030年以降に改版かと思われるので、購入するなら今だろう。

登山計画

 コースタイムが11時間を超えるので、夏至に近い7月下旬とは言え、5時頃には登山を開始したい。

 ということで、いつものように前日移動、現地周辺の道の駅で車中泊とした。

日付コース
2024年7月23日(火)福島県桧枝岐村まで車で移動。道の駅「アルザ尾瀬の郷」にて車中泊
2024年7月24日(水)鷹ノ巣‐下台倉山‐台倉山‐池ノ岳‐平ヶ岳‐池ノ岳‐台倉山‐鷹ノ巣
アルザ尾瀬の郷。ここは以前素通りしたときに、車中泊にちょうどよさそうと目を付けていたところ。
愛車ハイエースで車中泊。平日なので、広い駐車場にわずか10台程度が同じく車中泊していた。皆さんとてもマナーが良く静かな夜であった。

登山口(鷹ノ巣)-下台倉山 – 台倉山

 7月24日(水) 天気:☁|☔

 朝4時過ぎに起きて、支度も早々に、登山口のある鷹ノ巣駐車場に向けて、車を走らせる。

 アルザ尾瀬の郷から15分くらいで着くかと思ったら、くねくね道で、30分以上もかかった。

 すでに2台車が止まっており、一人の方はちょうど出発するところであった。

鷹ノ巣登山口駐車場。15台くらいは止めることができるだろう。さすがに平日で天気も怪しいので、日本百名山とは思えないほどガラガラ。
きれいなバイオトイレが設置されている。きちんと管理費100円入れよう!

 私も5時30分頃、出発!長い一日になりそうだ。

筋肉おやじ
筋肉おやじ

この時、まだ雨は降っていなかったが、この日の気象状況から、夕立のようなゲリラ系ではなく、シトシトだろうと予想していたので、雨が降り出しても構わず登ると決めていた!

いざ出発!
出発してすぐに沢の水場がある。行きは既に3.5ℓ確保していたのでスルー。帰りに汲んで、翌日の帝釈山登山に向けて使った(別途記事で紹介)
前坂手前で本降りの雨。一時登山道が川のようになってきたが、そのまま登る!
痩せ尾根。天気がいいと夏場は暑いだろう。
燧ケ岳を見ながら登る!
下台倉山着。傾いているぞ。
下台倉山を過ぎると、ようやくはるか彼方に目指す平ヶ岳(左側の山)が見えてきた。がぜんやる気が湧いてくる!
台倉山に向けて、展望の良い尾根を行く。
台倉山(1695m)。奇跡的に雲が切れてきた

 ココまではなかなかの急登だが、尾根なので楽しい。

 ただし、雨のため途中で上下レインウエアを着たので、蒸し暑かった。

台倉山 – 池ノ岳 – 平ヶ岳

 台倉山で一休みしたら、一瞬晴れ間がでてきた。気分よく池ノ岳に向かう。

台倉清水の水場。天気悪いのに、どこにも水はない。まあ、最初からあてにしていないが。
池ノ岳にむけて笹原を進む。ここはとても気持ちのいい尾根だ
左手には目指す平ヶ岳!
池ノ岳への急登を登り切ったら木道がでてきた
急に視界が開けたところが池ノ岳。同時に突然高層湿原が現れ、なかなかドラマチックな山だ。ここは緊急時以外テント泊禁止だ!日帰りできない方は、銀山平温泉に一泊して楽なプリンスコースを使うか、この山をあきらめるべきだろう。
見渡す限り湿原。しかも誰もいない!プリンスコースからも、本日は開店休業だったようだ!これはラッキー!
平ヶ岳に向けてのんびり進んでいく。再び雲行きが怪しくなってきた
平ヶ岳頂上脇の広場
広場のすぐ奥に頂上標識があった!
ようやく登頂!

 長いとは聞いていたが、、、、確かに長かった。私は体重が80㎏以上の筋肉おやじなので、必然的にペースはゆっくりになるのだが、はやり6時間くらいかかった。

平ヶ岳 – 台倉山 – 鷹ノ巣(下山)

 頂上でゆっくりしようと思っていたから、再び雨が降ってきたので、下山に取り掛かった。

 天気が良ければ有名な玉子石に立ち寄ろうと思っていたが、あきらめた。

雨の中を下山開始
湿原は雨の方がよく似合うと思い込みながら歩く。ココで湿原ともお別れだ
平ヶ岳をかえり見る。
7月下旬でも沢筋には雪渓が残っていた。さすが豪雪地帯!
最後の痩せ尾根。登山開始直後からこのような展望の良い痩せ尾根は、個人的にはうれしい
下山完了!私の車だけになっていた。

 ざっくり、登り6時間、下り5時間の計11時間かかった。

 この山のしんどいところはやはり、下りの長さだろう。

 登りでそれなりに脚を使っているので、下りが思ったよりも脚にきた。

最後に

 日本百名山日帰り最難関と言われる平ヶ岳に登頂したが、確かに長かった。。。

 だが、逆の意味で天気にも恵まれ、、、まさかの頂上湿原を独占というラッキーな?山行であった。

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